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「後方見聞録」  
 

Graziaはファッションだけでなく、独自の視点でとらえたインタビューも、人気のページとなっています。記事となって読者のみなさまに読んでいただくまでに、担当編集者は多くの時間を、対象となる人物とともに過ごすことになります。ここでは、池ちゃんこと原田編集次長が、そうした取材の中で知り得た素敵な方々の、本誌では書けなかった素顔をお伝えしていきます。
幸せって何だっけ?
Grazia

大変だったけど楽しかったなあ、この企画。もっと時間があって、もっとページがあったら、さらに沢山の方に会いたかったです。お聞きしながらハッとさせられたり、感動したり、良いお話、一杯伺っています。あなたはどなたの考え方に近いですか。あなたの話も、聴きたかったなあ。

 あなたは今、幸せですか? ――そう聞かれて「はい!」と自信を持って笑顔で言える人って、どれくらいいるんだろう。あなたは? そして隣のあの人は、幸せなのかなあ……?
 いつ頃から気になってたのか、自分でもよく分かりませんが、私がGraziaで読み物ページを作りながら、ずっと問いかけていたことが“幸せってなんだろう”だったんです。毎日毎日、辛いことやイヤなことがあったり、人から傷つけられたり、クタクタに頑張っても思い通りに行かなかったり……生きていくって、結構大変ですよね。
 それでも頑張るのは、今日よりも明日が、少しでも幸せになれますように、ってことなんじゃないでしょうかね?(違う??) でも考えてみて下さい。その「幸せのゴール」って何処にあるんでしょうね? お金持ちになること? 有名になること? 綺麗だね、って一目置かれること? 出世すること? 子供を産むこと?  ああ、わからない! どれも正解だろうし、人によって目指す場所はきっと違いますしね。
しかも、“ここで良し!”と思えるゴール地点が違えば、同じ境遇でも、「私って幸せ…」と思う人と、「なんて自分は可哀想なの?」と思う人、絶対居るはずです。まか不思議。
 そんな正体不明なモノ。形の見えないモノ。「幸せって何だろう?」をテーマに、沢山の人たちの声を聴いて集めたのが、今回、私が担当した「35歳からの幸福論」だったんです。
いったい、世の30代はどんなことに「幸せ」を感じてるのか? 何を大切にしてるんでしょうか。
――行ってきました、あっちこっち。探してみました30代。できる限り色んな人に会いたいと頑張りました(自分なりに)。普段、あまり細かい取材はやらず、件数多い取材が苦手な私にとっては、毎日がアポイント取りの世界で、昼は4件取材をハシゴし、夜はお声掛けのための企画書作りと、なんかも〜〜〜一体これは、いつ終わるの〜〜〜!!!と悲鳴を上げながら、何度か徹夜もしてしまいました。とっぷりと明けた眩しい朝。太陽の日差しをサンサンと浴びる護国寺の屋根を会社のトイレから観がら、「他人に幸せ聴いて廻ってる、私の方が不幸じゃん…」などと泣きそうになったこともしばしば(あ、普段は私、とびきり幸せなんですけどね。徹夜は辛い。。。)。
 そんなこんなの苦労を越えて、ようやく創り上げたこの企画。自分で言うのも何ですが、かなり面白いと思いますよ。
 今回、お会いした皆さんが言って下さったことを思い出します。
「普段、幸せって、そういえば全然考えてなかったです。でも、今回このインタビューを受けるにあたり、改めて考えてみたら、色んなことに気づきました。そういう機会を作って下さって、有難うございます」。
 そう言ってくださるのは全く光栄です。私がこの記事を通してやりたかったことは、まさにそこなんですよ。読んで下さった方が、「あれ? じゃあ私にとっての幸せって何だろう?」と考えるきっかけになれば――。←これがこの特集のGOALです。
きっとそれだけで、今持っている自分の大切なモノに気づくことができるはず。そして気づいたら、あなたの大切な誰かと、その話を語り合って下さい。その時あなたは、絶対幸せなはずですから!(と、予想します。って、また偉そうかな、私。。。)
 あともう一つ。今月のニッポンビューティ、保育実践家の「斎藤公子さん」のページも、オススメします! 60年以上に渡り、保母さん、保育園園長として乳幼児に向き合ってきた斎藤先生は、自らの体験談から、幼児教育における画期的な理論を発見したカリスマ保育家です。この方に自分の子供を預けようと、全国から訪ねてくる親御さんが後を絶たないのをご存じでしたか? そんな斎藤さんが生みだした驚くべき理論は、本誌に載っています。子育てに悩む方が、斎藤先生に会ったら、きっと人生変わるはず。どうぞご覧下さい。
池ちゃんの近況
そんなこんなで4月は、この特集の最後の猛チャージに走ったり、ジャワ島ロケに行ったり、月末にはGWがあったりして、その余波で、今かなり大変です。休みがあるから頑張れるけど。そうそう、幸せについて考え続けていたら、ジャワ島ロケでも、ものすごい強烈に「幸せ」を考えさせられる体験に出会っちゃったし(これ、来月号に載りますから、ちょっと待ってて下さいね)。さらには映画『歩いても 歩いても』(6/27公開)という、やはり「幸せ」について考える大変な名作に出会ったり。考え続けると、そういうものが“呼ばれて”近づいてくるんですね。すごいなぁ。考えるってこと、バカにしちゃいかんですね
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