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「裏方見聞録」  
 

Graziaはファッションだけでなく、独自の視点でとらえたインタビューも、人気のページとなっています。記事となって読者のみなさまに読んでいただくまでに、担当編集者は多くの時間を、対象となる人物とともに過ごすことになります。ここでは、池ちゃんこと原田編集次長が、そうした取材の中で知り得た素敵な方々の、本誌では書けなかった素顔をお伝えしていきます。
「お久しぶりです、京香さん!」
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3年前のA to Zで、Pを大好きなパールについて原稿を書いた京香さん。というわけで、そのときの原稿にちなみ、本日は私物のパールを持ってきてくれました。長さも色も、こだわってオーダーした一品だそうで、ホントにお似合いです。で、足下が裸足なのが、また可愛い!(撮影/藪田修身)

 2004年6月号。そうか 今からもう、3年も前になるんですね。
あなたはもしかして覚えてくれていますか。大特集「鈴木京香のA to Z」、なんと60ページ。京香さんのアイデアで作ったこの「A to Z」は、もうもう、本当にすごい出来でした。今読んでも、本当に面白いし、盛りだくさんだし、多種多彩なんですよ。京香さんといろんなところに行ったし、色んな人に会いにも行ったし。毎晩、原稿が来るのを待ってたものだったなあ。懐かしい。
 そしてあれから3年。
映画『血と骨』で各賞を総なめにし(あの映画、ものすごい心に残るんですよね……確かに京香さんの役どころ、すごかった)、『アルゼンチンババア』で白髪のババアを見事に演じ、ドラマ『華麗なる一族』では、憎々しくも貫禄一杯の愛人・相子役で抜群の存在感出していた京香さん。ますます円熟味を増すその演技力には、惚れ惚れするばかりです。私の大好きな女優・京香さんに、あぁ、またお会いしたいなぁ、この3年で、どんな風に変わったんだろう? という想いが高まって、今回、Graziaに3年ぶりにご登場頂くことになったのでした。
 ものすご――く風の強い日、湾岸のスタジオにて3年ぶりにお会いした京香さん。
“「高須相子」@華麗なる一族 とは思いきりかけ離れた女性像を演じて下さい”というオファーに答え、スタジオに降り注ぐ自然光を浴びながら、ピュアで無防備で、ときに髪の毛をぐしゃっとかき乱し、自由に動き、楽しそうに笑って――。そんな姿を見ていると、まるで上質なロードムービーを見てるような気さえしてしまいました。なんて贅沢! 何着も着替えるたびに、いろんな女性が現れてくるんですから。
 撮影が終わってからのインタビューも、実に豊饒なひとときでした。
風が強くて、何かがゴンゴン屋根を転がる音がしてうるさいのに、何だかもう、一言も聞き逃したくない! って勢いで、夢中で聴いてしまいました。その場を一瞬たりとも動けないような、ものすごく濃い話の数々。
 撮影スタッフがどんどん帰って行き、広いスタジオに、京香さんとマネージャーさんとライターさんと私、四人だけが残され、その空間に京香さんの、なんとも幸せで楽しげなオーラが充満して。スタジオの電気がなぜかつかなくて、夕闇がおちて、どんどん暗くなるのに、京香さんの目が、そんな暗闇の中で、ものすごく綺麗だなぁ、、、と見とれるくらい強かったのを、今でもよく、覚えています。
 さて、3年前と今と。そして女優に成り立ての頃の新人だった頃の京香さんと。
自身が語る、いや、本人しか語れない、その変遷史はいかなるものだったのでしょう?
たっぷりたっぷり、なんだか昔作ったA to Zの続きを聴くみたいな、3年間にわたる贅沢なインタビューのよう。たぶんGraziaでしか読めないはず。どうぞ楽しみに読んで下さいネ。
――そんなこと書いてたら、また新しいCMが流れてきました。ビールのCMの可愛いこと! 銀行のCMの知的なこと! 京香さん、あなたはやっぱり、千の仮面を持つ女優!?

池ちゃんの近況
連休前から実は、ついにランニングを始めた私。今は暇さえあれば、谷川真理さんのマラソン塾に通っているので、舞台や映画鑑賞は、少しお休みモードに。一杯汗かいて、キチンと走る達成感がたまらないですー! ちなみにそれでも見た舞台は『薮原検校』。大好きな古田新太さん主演なんですが、すごかった――! 面白かった―――!! 古田さんも段田さんも、田中裕子さんも最高!! しかも何でもこなせちゃう芝居上手な古田新太さんが、珍しく必死で、汗かきかき熱演してたのが新鮮でした。やっぱ古田さん、LOVE!
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