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以前から「やりたい!」と希望していた陶芸にはじめてトライした千絵さん。
「料理が好きなので、食器にはとても関心があります。料理って器によって印象がずいぶんと変わるでしょう? 食器を選ぶときも料理を考えながら選んでいます。好みは土の感じが残る素朴な和食器。どんなものができるか、とても楽しみです」 |
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真剣な眼差しで土に向かう千絵さん。「陶芸はハマります! 今度は娘と一緒にやりたいなぁ」今回お邪魔した南青山工房では体験レッスンもあり。http://www.tougeiclub.com/
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体験当日は、撮影現場から直接駆けつけた彼女。普段は撮影が終わるとすぐにメイクを落として素顔に戻るのだが、そのプロセスも忘れるほど楽しみにしていたらしく、「なんだかヘンだと思ったら、メイクを落とすの忘れてました」と笑いながら、髪をまとめ、エプロンをつけて準備完了。
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| でき上がった千絵さんの作品。重厚で落ち着いた仕上がりだ。 |
まずは、指導してくださる南青山工房の李宝那先生に陶芸の流れを説明していただいた。ときに質問を交えながら、真剣に聞き入る千絵さん、さっそく『荒練り』と『菊練り』に挑戦だ。ちなみにこの作業は粘土を混ぜ合わせるために、手のひらの付け根で土を前に押し出し、手前に戻す、を繰り返して(荒練り)粘土を均一化し、中の空気を抜くために土を手のひらの付け根で前に押し出し、手前に戻すときに少しずつ回転させて、ちょうど菊の花のようなひだを作っていく(菊練り)作業。
「土の感触がとても気持ちいい! でも、難しい。一見、ただ土を延ばしているだけのようですが、手のひらを上手に使うのは難しいですね。先生の手つきを見ていると、まさに名人芸。私もあんなふうにできるようになるのかなあ。荒練りと菊練りをていねいにしないと、粘土に空気が残って焼いたときに割れてしまうこともあるんですって。なにごともそうだけれど、最初が肝腎。何気ないプロセスにもきちんと根拠があると思うと、真剣になります」
と千絵さん。先生の手も借りてどうにかクリアした後は、いよいよ形作りに。千絵さんは高台のある小さめの器を作ることに決定。縁の部分はあえてきれいに整えることなく、ややゆがみを持たせて味わいを出したいとのこと。どうやら、その器は料理を盛る小鉢にするのではなく、焼酎を味わいたい?
「実はそう(笑)。でもイメージを持ちながら形を作るほうがいいですよね。う〜ん、こんな感じかな。指先で全体の土の厚みを感じながら、全体に均一にしていかないと焼くときに割れてしまう可能性があるんですって。難しいなぁ。土ってすごく繊細ですぐに形が崩れちゃう。イメージに近い形を作るのはやっぱり簡単ではないですね」
とは言いながらも、個性的な形にでき上がって、李先生も「はじめてなのに、とてもいい感じにでき上がりましたね」との感想。その後は、作品をドライヤーで乾かして、1週間程度かけて完全に自然乾燥させ、削って整えた後、焼きの工程へ。ページ中ほどの器が、焼き上がった千絵さんの作品だ。
「静かにじっくり土に取り組むことがこんなに楽しいとは思いませんでした。読者の皆さんにもおすすめ! 時間を見つけて続けたいなぁ。次は料理を盛る小鉢やお皿も作りたいです」 |