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「父は、私にそっくり。私のこの性格のほとんどが父親譲りです」
と笑う千絵さん。
この連載のインタビュー中、何度となく話題にのぼった千絵さんのお父さま。その性格は、誰から見ても千絵さんに似ているらしい。
「普段は三枚目。冗談ばかり言って周りを笑わせているんですけれど、筋が通らないことや曲がったことをする人を見ると、黙っていられない。たとえ、それが他人でも怒っちゃう。そういうとこ、私と同じなんですよね」
千絵さんがモデルを始めた頃も、
「お前が少しでも鼻高々になったり、生意気になったりしたら、すぐに(モデルを)辞めさせるからなっ!」
と口癖のように言っていたとか。 |
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千絵さんがイヤなことがあって、相談すると、慰めるより
「よかったなぁ、お前は本当にいい経験をしたなぁ」
と言うお父さまは、魚座のO型。
二人で出かけると、夫婦や恋人同士と間違われることも。 |
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「昔はもちろん、門限もあって、それが10時。当時、湘南に住んでいたから、門限を守るためには、都内を8時30分には出なきゃいけない。でも、若い頃って遊びたい! 仕事が夕方に終わったら、友達とご飯食べて、遊びに行きたいわけです。でも、門限を守るためには、みんなが、ちょうど盛り上がり始めた時間に、ひとりだけ帰らなきゃいけなくて……」
後ろ髪を引かれる思いで、その場を立ち去っても、たまに門限に間に合わないときがある。それも、ほんの2〜3分……。
「あぁ、門限に間に合わない! と電車の中で焦って、やっと自宅のある駅に着くと、陽に焼けた黒い人がホームに立ってるんです。真っ白な目だけがキョロキョロ、車内を探してる」
それがお父さま。今なら素直に『若くて、流されやすかった自分を正しい方向に導いてくれた』と思える千絵さんも、ティーンの頃は、反抗的な態度に出ることがしばしばだったとか。
「私も思ったことを溜めておけない性質。よく大喧嘩をしました。とにかく、父は心配性なんです。海外ロケや新しい仕事が決まると『そうか、それじゃあ、スタッフの皆さんに挨拶をしなきゃいけないなぁ』などと言う。最初にボーイフレンドができたときも、彼との電話の途中でわざと話し掛けたりする。若い頃、たまにオヘソを出すファッションをすると『お前、そんな格好で、危ないじゃないか!』って(笑)」
千絵さんとお父さまの間には、絵に描いたような“娘と父親のエピソード”が山ほどあるのだ。
「最近、やっと私を大人と認めてくれたのかもしれない。『お前は人のことをよ〜くわかる性格だから、大丈夫。どんなことがあっても、安心だよ』と言われたときは、すごく嬉しかったです」
と照れた。
「昔はうるさすぎると感じていた父ですが、実は私のことをいちばんわかってくれている人。父には隠しごともウソも通用しない。心配かけるから、と黙っていることがあっても、ちゃんと私を見ていて、全部わかっちゃってる。本当に頼りになります。私はいつも、何があっても大丈夫と思っているんです。父がいるから、大丈夫! って」 |