 |


「19歳の頃、最初にビデオで観て大好きになったのが『赤ちゃんはトップレディがお好き(原題:Baby
Boom)』。いままで観た映画の中で、いちばん気に入っているんです」
映画好きの千絵さんが『好きな映画』として真っ先にあげたこの作品は、’87年のアメリカ映画。
バリバリのキャリアウーマンが、赤ちゃんを育てることで、仕事、家庭、恋愛、そして真の人生の意味を確信していくコメディ仕立ての作品だ。
「主人公が育てるのは、亡くなった従姉妹の子供。血のつながりはあるけれど、本当の子供ではないんです。それまで仕事一筋でその他のことは何もいらなかった彼女が、初めての子育てに翻弄されて、キャリアまで失ってしまう。それでも、最後には仕事よりも、仕事で得るお金よりも、家族を選ぶ。あの決断が最高っ!
決断をするシーンが大好きなんです。 |
 |
 |
 |


「最近観た映画は、ポケモンに、ハム太郎に、ドラえもんに、シンデレラ。
娘中心のラインナップになるけれど、実は娘より愉しんでたりして」と笑う千絵さん。映画からファッションの影響を受けることもある。 |
 |
主人公の顔がどんどん変わる。キャリアウーマンとして生きていた頃の、カッコイイけれどちょっと固い表情から、のびやかでしなやかな、あたたかい表情へ変わるあの感じもいい」
千絵さんが10回以上は観たというこの映画の主人公は、育児のために仕事がそれまで通りに いかずに、子供とともに田舎へ引っ越す。
そこで、自分らしい生活に目覚めるのだが、その暮らしの中で偶然でき上がったジャムが、全米で大ヒット。大企業から、多額の契約金を提示され、一瞬大喜びするものの、次の瞬間に、子供とともに自然の中で生活する『いまの生き方』を選択するのだ。
「私でもきっとそうしていただろうなぁと思うんです。多額の契約金をもらって、仕事の最前線に戻ったら、もしかすると家族を犠牲にしなければならないかもしれない。そう考えたら、やっぱり……。お金は少なくなるかもしれないけれど、子供も生活も、大切にしているものを守りながら、肩肘張らずにする仕事もあるなぁって」
実際の千絵さんも、そのあたり、ちょっと似ている。仕事も大事。でも、家族も大事。『両方あるのが普通』という考え方だ。
「もちろん、ずっとおうちにいるママよりも娘との時間は少なくなってしまう。でも、その代わり、一緒にいる時間の100%が娘のもの。100%の愛情を注いでいます。彼女が間違ったことをしたら、そのつどよ〜く話してあげる。自分の機嫌で子供に接することはしない。それくらいしか(子育てで)考えていることはないけれど、無理せず、普通でいいと思うんです。私にとって、仕事をするのは当たり前のこと。家族との生活も普通のこと」
そんな千絵さんが最近観た映画は、話題の『ファインディング・ニモ』。
「娘と先行ロードショーを観に行きました。ニモがかわいい! 最後までのめり込んで観てしまいました。最近は、子供と一緒に楽しめるディズニーやアニメ映画を多く観るけれど、ビデオではさまざまなジャンルの映画を観ています。(映画に)影響もされるし、いい気分転換にもなるんですよね」 |