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「娘の話になると止まらなくなってしまって。 読者の皆さんも『また、その話〜?』と思っていらっしゃるかもしれないのですけれど(笑)」
今号で最終回となる『マイ・ストーリー』のテーマに千絵さんが選んだのは、愛娘・ルチアちゃんの話。いつもながら、ルチアちゃんを語る千絵さんの表情は、穏やかで優しい。
「お子さんを持っているすべての女性がそうだと思うのですが、赤ちゃんのときは、本当にタイヘン。夜泣きに授乳に、充分な睡眠時間は取れない状況でした。家族に見てもらって買い物に行く、ほんの僅かな時間がすごく貴重で……。1人になってホッとはしても、すぐに子供のことが気になって、結局急いで家に帰ったりしたことを思い出します」 |
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赤ちゃんの頃のルチアちゃん。「この写真の頃の私、疲れてボロボロ」と笑う千絵さんだが、慈愛に満ちた幸福な表情がとてもキレイ。「最後になりましたが、マイ・ストーリーを読んでくださって、本当にありがとうございました」と千絵さんからのメッセージも届いた。
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そんな新米ママ時代を懐かしそうに振り返る。「家に帰るとすぐに甘えてくる子供を抱き上げて、その小さな手があまりにも可愛くて、ガブッと口の中に入れちゃったりして」と幸福な風景を思い出し、微笑んだ。
腕の中に抱きしめるとスッポリ隠れてしまうほど小さかったルチアちゃんも今では9歳。 小学2年生に成長し、本誌にも時々ママと一緒に登場する。
「私が彼女に望んでいることはただひとつ。優しい人になってほしいということ。多少勉強ができなくても、お転婆でもいいんです。とにかく、優しい気持ちを忘れないでいてほしい」
何度も何度も繰り返した。大丈夫! 千絵さんのそんな気持ちはきちんとルチアちゃんに届いて、撮影現場でも、周りに目を配れる優しいお嬢さんに成長しているから。ある撮影現場での話。 ロケバスの中でスタッフが休憩していると、ルチアちゃん、ササッとドライバーの脇に近寄って、うちわで風を送りながら、彼に話し掛けていた。
「その姿を見たとき、とても嬉しかったんです。ドライバーさんにはかえってご迷惑だったかもしれないのですが(笑)、ひとりぼっちに見える人を見つけて、さりげなく話し掛けてあげることができるまでに成長したんだなぁって。そういうときは、後からうんと褒めてあげます。ママはきちんとルチアがしていたこと、見てたよ〜、偉かったね〜って」
千絵さんとルチアちゃんの間には、これからもさまざまなストーリーが待っていそうだ。
「彼女がやりたいと思うことに対して、事柄にもよるけれど基本的には『ダメ』とは言わないようにしたい。そうじゃないと、ウソをつくようになるから。なんでも話せる存在でいたいんです。悩みがあったら、なんでも言ってほしい。ルチアが、いつでも『ママがいるから大丈夫』と思える存在でいたいですね」
現在、熊沢家にはルチアちゃんのアルバムが9冊。その他にも、ギッシリ写真がつまった段ボールが1箱。大切な成長の記録は、日々増えていく。
「ルチアが生まれてきてくれたことに心から感謝しています。幸せな気持ちで毎日を過ごせるから。彼女の存在によって、私が成長しているんですよね」――
子育てはまだまだ進行中だ。 |