たとえばあなたは週に何回、スカートをはくのだろう。
不思議なもので、スカートとパンツをコンスタントに半分ずつはいているという人はむしろ希。ほとんどの人がスカートかパンツかに大きく偏っている。スカート派はおよそパンツをはかず、パンツ派も特別な日以外スカートをはかない。しかもそういう偏り方は、年齢とともに、尚さら頑ななものになってくる。
言うまでもなく、最大の要因は、プロポーション。“脚が短い”あるいは“ヒップが大きい”というコンプレックスをもっていると、だんだんパンツをはかなくなるし、脚が太いことを気にしていればスカートをはかなくなる。長いズロリとしたスカートしかはかなくなる。“女のボトム”は体のコンプレックスからくる“ネガティブな選択”であることが少なくないのだ。
そして、スカート派かパンツ派かを分けるもうひとつの要素は、“女のタイプ”。これはもう単純に、女っぽい人はスカート派で、男っぽい人はパンツ派という具合。もちろん“そういう女になりたい”という“演出”もあるにはあるが、結果として、自分でも気づいていない内面の女っぽさがいつの間にかスカートを選ばせていることもある。逆に男に媚びるようでイヤと、スカートを避けている女は、逆に粘っこい女っぽさをもっていたりもするから、
女とスカートの関係はけっこう複雑。でもだからこそ、女は日常的にコンスタントにスカートをはく必要があるのじゃないかと思う。女として偏らないために。
そもそもが、スカートをはかなければはかないほど、もっとはけなくなる。プロポーションも偏っていくが、それ以上にパンツ派はスカートをはくと自分が自分じゃなくなるような大きな違和感を覚えるようになる。パンツしかはかなくなると、ちょうど男性ホルモンと女性ホルモンのバランスが偏るように、見た目にもまた内面的にも、女としてもバランスが悪く見えるのだ。となると、どんなに美しいスカートをはいても、美しさにはつながらない。そうなってしまうと、女は本当にマズイのだ。
だから週に1回はスカートをはこう。それだけでひとりの女性としてイメージの均整がとれてくる。スカートは“女”を整える道具なのである。 |