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歴史上最も偉大な音楽家によって“第九交響曲”が生まれた瞬間
年末になると、あちこちで演奏される“第九”をモチーフに、孤高の音楽家ベートーヴェンの晩年に焦点を当てた音楽ドラマ。今なお謎とされるベートーヴェンの3人目のコピスト(写譜師)は、女性だったのではないか? という大胆な仮定をもとに、芸術家の純粋さと狂気、音楽に込められた崇高な想いに迫っていく。耳の聴こえないベートーヴェンと、陰から彼にテンポの合図を送るヒロインとの二人三脚の指揮により、オーケストラと合唱団が“第九”を初演する10分間以上ものクライマックスシーンは圧巻!
出演/エド・ハリス『めぐりあう時間たち』、ダイアン・クルーガー『トロイ』 ●12月9日より日比谷シャンテシネほかにて全国順次公開
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誰かが隣にいることの喜びとせつなさを描く美しい人間賛歌
結婚にも失敗し、今はただ父から継いだ仕事を黙々とこなすだけの毎日を送る中年男性。ある日、医師から運動を勧められた彼は、思いきって入ったタンゴ教室で古い知人の女性と再会する。愛すること、愛されることに不器用で、自分が本当に望んでいるものに気づかないままでいた男女が、予期せず訪れた恋をきっかけに見つめ直していく人生。台詞は最小限なのに、どのシーンからも登場人物たちの心の中の声が聞こえてくるような気がする。観終わった後もメインテーマのタンゴの官能的な旋律が耳から離れない。
出演/パトリック・シェネ『読書する女』、アンヌ・コンシニ『灯台守の恋』 ●12月16日よりユーロスペースほかにて全国順次公開 |
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英国初のヌードレビューを
登場させた富豪未亡人の素顔
1937年のロンドン。莫大な遺産を受け継ぎ、未亡人となったヘンダーソン夫人は、ふとしたひらめきからソーホーのウィンドミル劇場を購入。さらに女性の裸をステージで見せるという、当時のイギリスでは考えられない斬新な提案をする。ユーモアとドラマ性に満ちた娯楽作に見えて、小さなエピソードの数々まで実話に基づいた物語。とにかく役柄同様、70歳を超えたジュディ・デンチが演じるヒロインの魅力的なこと! 好奇心と夢と勇気を失わず、生涯現役で人生をとことん楽しむ夫人は、私たちの憧れの女性像だ。
出演/ジュディ・デンチ『アイリス』、ボブ・ホスキンス『ニクソン』
●12月中旬よりBunkamuraル・シネマほかにて全国順次公開 |
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