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「後方見聞録」  
 

Graziaはファッションだけでなく、独自の視点でとらえたインタビューも、人気のページとなっています。記事となって読者のみなさまに読んでいただくまでに、担当編集者は多くの時間を、対象となる人物とともに過ごすことになります。ここでは、池ちゃんこと原田副編集長が、そうした取材の中で知り得た素敵な方々の、本誌では書けなかった素顔をお伝えしていきます。
オーラって何だろう?
Grazia

毎年、田舎で紅白観て年越し蕎麦食べてる私が、生まれて初めてカウントダウンライブに行きました。いやいや〜〜お客さん、オシャレな方が一杯! マリさんのジビエ・ド・マリは、本当に格好いいです(マリさんのMCトークも、これまた面白くて、このメリハリもたまらんのです)。アンコール曲でマリさんの包み込むような温かい唄を聴いてたら、何かジワーーーっと涙が出てきちゃって。そのあと、会社に帰って元旦早朝(?)から仕事して、朝、マクドナルドで朝マック食べてから帰宅しました。新年最初のご飯がマックとは! そして朝6:30のマックが満席とは! 驚きに満ちた2008年、元旦の朝でした…

 まだ寒いですけれどお店には春物が並び、だんだん春の日差しになってきましたね。
これから楽しい季節です。そういえばGraziaも4月号だ。4月号―――私は夏木マリさんの特集に、全力をあげて取りかかっていました。今日はそのお話をさせてください。
 思えばあれは昨年10月。ちょうど私は1月号の「自分変身力の身につけ方」で、
夏木マリさんとフランソワ・オゾン監督の対談ページを作っておりました。そんなときに出張先の京都で「マリさん、フランス婚宣言」のニュースを見て、おおおお!っと驚き。やっぱりマリさん、すごいわー格好いいわ〜〜☆と感動しつつ、「どうでしょう? 大特集ご一緒しませんか?」とお声をかけたのです。すぐさまマリさんから電話が来て、「ぜひぜひ!」「じゃあ打ち合わせはいつにします??」と、トントン拍子に話がまとまり、11月に会うことを約束し、「何をやりましょうか?」「どんな構成にする?」「対談のお相手は?」
とアイデアを出し合って、12月からついに撮影が始まったのがこの企画だったんです。
 何度も何度も撮影させて頂きました。
 たくさんたくさん、原稿のやりとりもしました。
 カウントダウンライブも密着させて頂き、2008年最初にご挨拶したのは、そうです、マリさんです。
 新年明けたらすぐに、宮沢りえさんとの対談もさせて頂きました。楽しい対談だったなあ……。
 長かったのか。あっと言う間だったのか。
 とにかく、あまりにも濃い時間をご一緒させて頂いたものですから、私にはまだ「終わった」感がないんですよね。
 でも、本当に言えるのは、いつも、どんなときも、マリさんは最大限の誠意を持って、真摯に私たちと向き合って下さったということ。どれだけ感謝してもしきれないほどです。
 やる! と決めたら妥協はしない。本気で「いいモノ創ろう!」という気迫に、私はずっとずっとシビレっ放しでした。 他では観ないほど、いろんな顔と、いろんな「夏木マリ」を、贅沢に惜しみなく見せて下さったマリさんのエネルギーに、私はまだ感電してるのかな。ホントはもっと具体的なエピソードを書く方が、このコラムを読んで下さる方が喜ぶんだろうな、って思いながらも、どうしても細かいことを書けないでいます。きっとマリさんも、「ここで説明なんかしなくていいよ。“結果”(本誌)を観て貰おうよ!」と言うはずです。というわけなので、何をどう創ったのかは、本誌を観てのお楽しみ。あなたの感想、よかったら教えて下さい。……マリさんは、やっぱり凄かった!!
 あともう一つ!
今月のニッポンビューティ「渡辺和子さん」インタビュー。このお話が、ほんっとうに素晴らしくて……。お小さい頃に二・二六事件でお父上を目の前で射殺された渡辺和子先生。
ノートルダム清心学園理事長として、今も教壇に立たれる教育者であり、シスターなのです。渡辺先生のご本を読み、あまりにもハッとさせられる言葉が多すぎて、今回、何度もお願いして取材が叶ったんですよ。先生は「清貧であることを良しとする私たちが、このような華やかな場に出てしまうのは、おかしいと思うのです」とおっしゃっていましたが、これほどモノに囲まれ、不自由のない今の私たちこそが、先生のお話に耳を傾けるべきでは?!という私の正直な気持ちをお伝えしたら「わかりました。ではちゃんと書いてくれなくちゃ、いやですよ(笑)」とチャーミングにお答え下さって。。。。。 取材して、原稿を読みながら、私は何度もまた先生の言葉に救われました。鳥肌が立ちそうな思いでまとめました。どうか是非、このインタビューも読んでみて下さい。あなたの心に、きっと何か温かい波紋が広がるはずです。ちなみに渡辺先生の声は、TVなどで聴く美智子皇后陛下のようなお声、お話方をされます。記事を読みながらお声を想像すると、またさらに心に染みると思います!
池ちゃんの近況
個人的なお話で恐縮ですが、この4月号を作っている最中に、私の大事な家族との別れがありました。私は、自分がどんなに“ぬけの殻”になるかと恐れていましたが、マリさんと夢中でこの特集を作っていたおかげで、本当に救われました。マリさんに感謝。そして、仕事に感謝。しんみり話で御免なさい。来月の後方は、ミーハー気分たっぷりでお送りしますよ〜
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