Grazi@
定期購読のお申し込みはこちらから女性誌ネットはこちら
Home
Interior
Food
Travel
Culture
Beauty
Fashion
Grazia Models
Backstage
今月のGrazia
Present&Info
Backstage Topへ
「裏方見聞録」  
 

Graziaはファッションだけでなく、独自の視点でとらえたインタビューも、人気のページとなっています。記事となって読者のみなさまに読んでいただくまでに、担当編集者は多くの時間を、対象となる人物とともに過ごすことになります。ここでは、池ちゃんこと原田副編集長が、そうした取材の中で知り得た素敵な方々の、本誌では書けなかった素顔をお伝えしていきます。
5月号「江國香織ワールドへ、私がご案内します!
image
江國さん。声も可愛いんですよぉ〜〜〜。なんてなんて素敵な方なんでしょう! こんなに愛くるしいのに(と年上の方にすみませぬ)締め切りに間に合わなくて、原稿届けに出版社へ深夜かけつけ、扉のしまった表玄関でドンドン「開けて〜〜!」と騒いで警備員さんに拉致(?)されたそうな。警備員さんもこんな大作家さんを取り押さえてしまって、あとで、さぞ焦ったでしょうね… (写真・藤谷清美)

 こんにちは! ちょっと暑くなりましたね。今頃はGW真っ盛り、いかがお過ごしですか?
まとまったお休み時って「読書」に最適です。どぉ〜〜〜っぷり夢の世界に旅したいあなたに……私が江國ワールドへご案内しましょう!
あなたは江國さん、読んだことありますか? 好きですか? まだ未体験?
「江國香織」ブランドといえば、今や文学界の大ベストセラー。私は昔、『きらきらひかる』を読んだきりで、ちょっとブランクが空いてたのですが、これだけ女性読者を惹きつけてやまない彼女の作品には、一体どんな秘密があるのか。気になって気になって、ここ数年、ちょこちょこ読んでいました。個人的に思うのは、江國さん、どんどん作風が変わってきています。私なんか初期作品よりも、最近の方が断然好き! なかでも昨年読んで本当に驚いたのが『間宮兄弟』でした!!! あの、切なくも大人のオシャレな恋愛を書いたら天下一品の江國さんが、なぜオタク(で、絶対もてない)兄弟が主役の作品を書いたんだ!? しかもそれが面白いのなんの…! 本当にびっくり。しかもこの作品が映画化されるなんて! いてもたってもいられず、江國さんにインタビューに行って参りました。そして、あの甘美なる世界の創造の秘密、とーーーーくと聞いてきましたよ!
 江國さんご本人のイメージって、あの作風からすると、ちょっと神経質で細い感じ、しませんか? でもご本人に会うと、実に気さくで、ケラケラ笑い、一緒にいるとすごーーく楽しい方なんです。面白いエピソードも沢山出てくるし、いやそれ以上に、やはり「言葉の名手」だけあって、話の合間にぽんと、とびきり素敵な言葉が出てくるんです。これがもう、たまらない! 油断ならない! 明るく元気な話を伺いながら、いつのまにか江國さんオーラに酔ってくる私。――ああ、こういう風に作品作っていらっしゃるんだなあと、「江國工房」の秘密が解き明かされてゆくのを、ドキドキしながら伺っていました。

『間宮兄弟』で、稀代の人気作家は、確かに新境地を開拓したと思います。ある種、ターニングポイントとなったであろうこの作品。本で、映像で。ぜひあなたも体感してみて下さい。(ちなみに私は『赤い長靴』と『いくつもの週末』が大好き!『思いわずらうことなく愉しく生きよ』も『薔薇の木 枇杷の木 檸檬の木』いいなぁ……)

imageご覧下さい。これが実写版・「間宮兄弟」のお二人です!! いやいや、佐々木さんも素晴らしいですが、私この作品で塚地さんを初めて観たんです。すごいっ! もう私、塚地さんにメロメロ!! こんなにはまる人、他にいないんじゃないかなあ?? 『間宮兄弟』公開は5月13日(土)、恵比寿ガーデンシネマ、シネ・リーブル池袋、新宿武蔵野館ほか全国ロードショーです。ぜひこの世界、ご堪能下さい。 (配給・アスミック・エース コピーライト:(C)2006「間宮兄弟」制作委員会)

 この特集は、江國さん初心者にも大ファンにも、納得頂けるように心がけて頑張って作ってみました。最近、恋のときめきがないなぁ、とお嘆きのあなた。幸せってなんだろう?とお悩みのあなた。ぜひ、江國ワールドへ行ってみませんか? 
 と、終わらせたつもりだったけど、あと一言! 私、『間宮兄弟』の映画も好きでした!作品で読むとオタク兄弟を一体だれが演じるのだ??と不安になりましたが(それくらい、どっぷりオタクなのです!)、なんとかの佐々木蔵之介さんとドランクドラゴンの塚地さんが、メチャクチャ好演してて! 絶対、前半はひたすら笑っちゃうはずです。そして最後、心に何かが残ります。あの愛すべき兄弟を観に、ぜひ映画館にも行ってみてくださいね。今回大サービスで、映画写真たくさんお載せいたしましょう! 二人の好演ぶり、ちょっと滲んできませんか??

池ちゃんの近況
今月は『父帰る』観ました! これ、本当にすごい…約30分ずつの菊池寛作品を2本立てで上演したわずか1時間ちょっとの舞台。なのに、本当に濃くて素晴らしくて。なんて完成度の高い芝居なのだ!と舌を巻いた私。いい舞台って、時間じゃないのですね……。あと誕生日に『コクーン歌舞伎』観に行く予定。これも本当に楽しみなんです。来月はすごーーく舞台観劇予定がつまっていて、そんなに行けるのか、大丈夫か私?とちょっと心配。
追伸:江國さん特集のトビラページで撮影させていただいたお店Doogie Boogie(ドゥギーブギー)は、私の行きつけです。雰囲気があって料理もめちゃ旨! 東高円寺の駅のすぐそばにあります。よかったら皆さんも行ってみてー。
Backnumber