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「裏方見聞録」  
 

Graziaはファッションだけでなく、独自の視点でとらえたインタビューも、人気のページとなっています。記事となって読者のみなさまに読んでいただくまでに、担当編集者は多くの時間を、対象となる人物とともに過ごすことになります。ここでは、池ちゃんこと原田副編集長が、そうした取材の中で知り得た素敵な方々の、本誌では書けなかった素顔をお伝えしていきます。
夏木マリさん、山口智子さん、白洲正子さん…について考えたこと。
昼間は驚くほど暑いのに、ちょっと夕方になった途端、急に冷え込むのがロスの気候。
このシーンでは、まさに、あまりの寒さに私は困ってたんです。そしたら桃井さんがカーディガンを貸してくれて、しかもロスじゃ貴重な、貼るホカロンまで(『SAYURI』の現場でも、ハリウッドスターたちにホカロン、大人気だったんですって!)くれて。「このままじゃ風邪ひいちゃうでしょ。服買いに行こうか?」ってお店にまで案内してくださり…感謝しています。いい気になって桃井さんとお揃いのトレーナー買っちゃいました。てへ。(撮影・矢野信夫)
 あなたはロスに行ったことがありますか? 私、実は何だかアメリカが苦手で、ずっと避けていたんです。ハワイはもちろん、アメリカ本土には、絶対一生上陸しないんだろうな、って思いこんでいました。だからお恥ずかしいことに、どこにあるのかすら、よくわかっていなかったくらい。それが!! 9月上旬、ついに禁断のアメリカに、私は足を踏み入れたのです。それも、桃井かおりさんの家にお邪魔するという名目で……。
 9月のロスは、暑かった。タクシーの窓から町並みを眺めてると、やけに星条旗が目立ちますね、愛国精神満載だ! 一体ここで桃井さんは、どんな家に住んで、どんな暮らしをしてるんでしょう。。。? 期待に胸膨らませ、鯖寿司とタバコをお土産にお家へ向かうと、玄関を開けたとたん、とびきり元気な笑顔が!「待ってたわよ〜!」と桃井さんが飛び出してきたのです。
 「じゃあ、打ち合わせしようか」というかけ声と共に私たちは早速、桃井さんのお気に入りのオープンカフェに移動。ビールで乾杯しながらイカのフリッター“カラマリ”やその他揚げ物をもりもり食べたんです。私たちがLAに居られるのは、わずか3日。そこで12Pを作るというのは、全く持ってウカウカできません。しっかり段取り決めなくちゃ。あ、気がつけばカメラマン、もう横顔撮影してるぞ〜! いい調子! で、大まか決め込んだら、早速また移動。スーパーに行ってベリーを買って、ちょっと立ち食い。美味しい☆ 今度は、「私がこっそり行くお寿司やさんに行こう!」と桃井さんに誘われ、そこで何とも安くて絶妙なお寿司をほおばって。うん、旨い! と思いきや、「是非連れて行きたいステーキやさんがあるの!」ということで、ステーキ食べに行って、そのあとスタバのような店に行って。。。
 全くよく食べました(桃井さん推薦の店、推薦の一皿は、どれも驚くほど美味しかった!)。そして本当に本当にたくさん、「やっぱり桃井さんだなぁ〜〜」っていう素晴らしい話を聞き、観たことのないような飛び切りチャーミングな「顔」をいろいろ見せてもらって……いま思い出しても、あのとき桃井さんと一緒に過ごした3日間は、私にとって忘れられない宝物の日々です。どうしたらこんなにも、格好いい大人になれるんだろう、前向きに生きられるんだろう?っていう答えのヒントを、フラワーシャワーのように浴びた気がします。私が心で感じ取ったこの何とも言えない気持ちを、どうにか皆さんに伝えたくて、頑張って丁寧に誌面に作ってみたつもりです。
 帰りのLAの空港でうどんを食べながら(←これも桃井さんのお勧め♪ 昔の小学校の給食風で、なんかいいのです!)、気がつけば私、LAのこと、なんか素敵な町だったなぁ〜って思うようになっていました。あれ?私、アメリカ嫌いだったんだよね? でも、桃井さんが見せてくれたロスは、本当に楽しかった! 桃井さんのことも、ますます好きになってしまった!映画『SAYURI』も絶対観るぞ〜!! そうそう、今回の記事中のお洋服は、全部桃井さんの私服です。インテリアだけじゃなくファッションセンスの良さも、是非誌面で確認して下さいね!
池ちゃんの近況
11月はお陰様で夏休みを取り、南の島バカンス1週間したものだから、今、そのしわ寄せが大変です。いま公開中の映画『ALWAYS 3丁目の夕日』は、やっぱり素晴らしいと思う。今年の「原田美和子映画大賞2005」を、心の中で勝手に贈呈。また見に行くぞ〜! それから1月号は是非とも、ニッポンビューティ・相馬雪香さんを読んで下さい。本当に面白いし、たくさん考えさせられますよ〜。保証しますって!
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