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奥平亜美衣「引き寄せの法則」を使えばどんな願いも叶う」 [with]

2018年06月25日(月) 20時00分配信

「引き寄せの法則」とは?

奥平亜美衣

「引き寄せの法則」とは?


「引き寄せの法則」をうまく使いこなせば、どんな願いでも叶う!




皆さんは「引き寄せの法則」という言葉を聞いたことがありますか?
4年前に、『「引き寄せ」の教科書』(Clover出版)という本を私が出して以来、
第2次引き寄せブームと呼ばれる現象が起きたので、知っている方もいらっしゃることでしょう。

「引き寄せの法則」のことを、なんでも願いが叶う法則、だと思っている人も多いかもしれません。
その答えは、YESでもあり、NOでもあります。
なぜなら、すべては、あなた次第だからです。
あなたが、本当にこうしたいな、こうなったらいいな、これが欲しいな、と思っていて、その願いが叶う、と信じていれば、その願いは叶いますし、この願いを叶えたいけど、わたしには無理だろう、と本心で思っていれば、あなたの本心のとおり、願いは叶いません。

「引き寄せの法則」の本当のところは、あなたが本心から思っていることや感じていることを、そのまま現実に引き寄せるという法則なのです。

私自身、自分の本心のとおりに現実を引き寄せている、ということは小さい頃からなんとなく気づいていましたが、5年前に『サラとソロモン』(ナチュラルスピリット)という本に出会ったことをきっかけに、本格的に「引き寄せの法則」を意識して毎日の生活を過ごすようになりました。

「引き寄せの法則」で毎日が変わりはじめた!


当時、私は都内の電化製品の部品を扱う小さな貿易商社に勤める、なんの変哲もない会社員であり、主婦であり、母でした。会社での仕事は、経理を主にやっていまいたが、安定はしているものの面白みはなく、毎日満員電車で会社に行くのが苦痛で仕方なく、そして、会社や仕事や上司に不満だらけでした。週末やたまの休みのために、平日は自分を押し殺して、お金と生活のために割り切って仕事をしていましたが、もしかすると、これを読んでいるみなさんの中にも同じような状況の方は多いかもしれませんね。

そんな私が、「引き寄せの法則」と出会ってから、こんな望みを抱きました。

・本を出版したい、本を書くことを仕事にしたい
・海外に住みながら日本と海外を行ったり来たりする生活がしたい
・時間的、経済的に自由な暮らしがしたい

当時の私から見れば、「何、夢みたいなこと言っているの?」というような願いばかりです。本を出したいとは言っても、ブログ以外のものを書いたこともなく、出版関係にコネクションも一切なく、どうやったら出版できるのか全くわからない状況でしたし、若い時から海外(特に東南アジア)が大好きで、チャンスさえあれば旅行に行きたい!というタイプだったのですが、会社員生活をしていたころは1年に1回行ければいいほうでした。また、会社員として人並みのお給料はいただいていましたし、夫婦共働きで生活に困っていたわけではありませんでしたが、やりたいことをしたり、買いたいものを買うのに、いつもお金が足りないと感じていたのです。

そんな、夢と現実は程遠い、ふつうに考えたら叶うわけがないという状況でしたが、その願いは「引き寄せの法則」を活用することに本格的に取り組み始めてから2年半ですべて叶ったのです!


どんな人にも「引き寄せの法則」は働いています

バリ島最南端の夕日です

どんな人にも「引き寄せの法則」は働いています








私がどうしてその夢を叶えられたかというと、「引き寄せの法則」をちゃんと理解して、毎日の生活の中で自分の思考と感情を調整していくことを地道に続けて行ったからに他なりません。
「引き寄せの法則」は、どんな人にも平等に働いている法則です。
だから、私にはできてあなたにはできない、ということは決してないのです。
どんな人にも自分の中に自分の願いを叶える力を持っていますので、安心してください。

私の場合、最初から「すべての願いが叶う」と信じられたわけではありませんが、まず、「毎日の生活の中の幸せや喜びを増やす」ということはできそうだったので、そのことに取り組みました。
「引き寄せの法則」は、本心から思っていることや感じていることをそのまま引寄せる法則でしたよね。
つまり、毎日の生活の中で、幸せや喜びやありがたさを感じている時間を多くしていけば、幸せや喜びを感じる出来事が増えていくのです。
そこで、満員電車の中で「本が読めること」や「電車から美しい富士山が見えること」に注目したり、仕事に関しても、「海外と関われる仕事」であることや「育児と仕事を両立できていること」「お給料がもらえるから生活ができていること」など、素直に幸せだな、ありがたいな、と思えるポイントをノートに書きだして毎日見るようにしていました。
他には、できる範囲で美味しいものを食べに行ったり、空や街路樹を見上げて自然の心地よさを感じてみたり、会社での飲み物にお気に入りのコーヒーを持参したりという、本当に小さなことですが、幸せを感じることを増やしていったのです。
また、毎日、「今日あったよかったこと」を書きだしたしたり、友人と報告しあったりしていました。

そんなことを続けて約3週間後。なんと、次年度から会社の休日が増えるという発表があったのです。これまで8年間、その会社で働いていましたが、そんな風に会社の制度が変わるなんて一度もなかったのに!
そしてさらに数ヶ月経った頃、私に海外出張のチャンスがまわってきました。古い体質の会社でしたので、それまで、女性が海外出張へ行くことなんてなかったのに、そのころから毎月のように、タイ、マレーシア、香港、中国、インドネシアへと出張で行けるようになりました。
この時点では、自由に海外へ行けたわけではありませんでしたが、アジアの国々が大好きでしたし、海外を飛び回っているという感覚はあり、私の夢にとても近づいたような気がしていました。そして、以前は苦行のように感じていた毎日の仕事が、気づいたらやりがいがあって楽しいものへとだんだん変貌してきたのでした。


そして、夢が叶いました

同じ頃、書いていたブログの書籍化の話が動き出しました。とある出版エージェントに企画書を送っておいたのですが、その企画書を見た出版社から、出版のオファーがきたのです。
まったく出版社とかかわりのなかった私が、はじめて出版社とのつながりができた瞬間です。
出版社さんからは、私の書く本を「スピリチュアルの教科書シリーズ」の一角にしたい、というお話を頂きました。そのとき私は、「私の出したかった本はこれだ! 正統派のまさに教科書のような本は、私の表現したいことにぴったり」という、強い直感を感じました。
宇宙は、本当に自分の望みを叶えるためにぴったりのことを、人生に放り込んでくれるのです。そして狂いなく出会わせてくれるのです。
そして、私はブログを一冊の本へとまとめる作業に入り、数ヶ月後、無事に出版されることになりました。本当に、私の願いが現実化したのです。
こんな風に、「引き寄せの法則」を意識し始めてから、信じられないくらいとんとん拍子に、私の人生は好転し始めました。
そしてその変化は、1冊目の本が出版されてからさらに加速したのです。

初の著書『「引き寄せ」の教科書』は、無名の新人著者の本としては異例中の異例でしたが、発売後すぐに増刷、その後も増刷を重ね、のちに、「引き寄せブームはここからはじまった」と言われる本になりました。
そして『「引き寄せ」の教科書』が発売されて数日後には、二冊目の本の依頼がありました。二カ月たった頃には、さらに数冊のオファーがありました。
加えて是非イベントや講演会もやってほしいという依頼もたくさんいただきました。

自分が自分の現実を引き寄せている

そして、『「引き寄せ」の教科書』が出て半年後、私は勤めていた会社を退職しました。本当にやりたかった本の仕事に、今集中しなければ一生後悔すると思ったからです。
会社を辞める際にも面白いことが起こりました。
意を決して上司に退職の旨を伝えた翌日、なんと、「会社自体が大阪に移転します」という発表があったのです。寝耳に水とはこのことです。信じられませんが、自分が会社を辞めると決めたら、つまり、自分が会社から意識を外したら、会社自体がそこから消えることになったのです(もちろん水面下ではその話が以前から進んでいたようなのですが)。それまでは、私がしがみついてたから会社がそこにあったようなものです。
本当に、自分が自分の現実を引き寄せているのだ、ということに改めて深く納得した出来事でした。

会社を辞めると、「引き寄せ」はますます加速していきました。本当にやりたいことではないことに割いていた時間とエネルギーが、本来やるべきことに回ってきて、さらによい循環が生まれてきたのです。
二冊目の著書も順調に書きあがり、そしてまた、予想を超える売り上げを見せてくれました。そして二冊目が出ると、ますます出版の依頼は増えました。それは、現在でも続いています。
“引き寄せ体質”への変化

娘と妹とバリ島内小旅行のときの一枚。

“引き寄せ体質”への変化




このあたりで、私は完全に自分が「引き寄せ体質」になっていることに気づきました。
自分は何もしなくても、「こんな本が書きたいな」と思っていたらそれにぴったりの企画を持ってきてくれる編集の方がいたり、「雑誌にも連載したいな」と思っていたら、雑誌のお話も頂きました。
朝読みたいなと思っていた本を、午後会った人に頂いたり、行きたかったけど取れなかったコンサートのチケットが意外なところから舞い込んだり、苦労せずに探し物が目の前に現れたり、そのようなことがしょっちゅう起こりました。
そして会社を辞めて一年後、バリ島に引っ越すことも叶いました。若いころに住んでいたバリ島にいつかまた住みたいと思っていたものの、会社員時代は定年まで無理だろうと思っていたのですが、本を書くということを仕事にできたことによって、それはまったく不可能なことではなくなったのです。
その時点で、私が「引き寄せの法則」に出会った当初に抱いていた望みはすべて叶ったということになりました。

現在では、著書は30冊近くになりました。雑誌等の依頼も、途切れることなく続いています。バリ島に引っ越してからも、仕事が滞ることはなく、まるで、仕事が私を追いかけてきてくれるかのように引き寄せ続けています。

またその過程で、たくさんの素晴らしい人のご縁も引き寄せていくことになりました。会社員時代は人並みに人間関係での悩みがありましたが、今は、心地よい波動を共有できる人々に囲まれています。もちろん、今、まったく人間関係の悩みがないわけではありませんが、好きでもない人と毎日仕事でかかわらなければいけなかった毎日から、やりがいや喜びを分かち合える人々に囲まれた毎日に変貌したのです。そして最近では、憧れてやまない世界的大作家の吉本ばななさんとお仕事でご一緒させていただくことも引き寄せました。

プライベートの面でも、アメリカに行った時に訪れたロサンゼルスの郊外ような街並みの家に住みたい、と思ったら、バリ島で似たような住宅地に出会い、すぐに引っ越しました。バリ島にそのような場所があるなんて、まったく予想もしていなかったのに、それは現実に現れたのです。
また、スペインにある大好きなファッションブランドの本社を、特別に見学させてもらえることになったり、15年前から大ファンであるインドネシアの超有名アーティストと個人的にお話することができたりと、想像を超えたことが次々と起こり、引き寄せ力は留まるところを知りません。最近では痩せて美しくなりたい、という願いをもったところ、ダイエットにも成功して、7キロ痩せました。
本当に、すべての願いは叶うのです。

今の毎日に感謝して過ごしています


今現在の私の日常は、朝、子供を学校に送るために起き、午前中はホットヨガなどの運動で汗を流す時間。そのあと心地の良いカフェで健康的な食事を採り、午後は主に仕事の時間。仕事はパソコンさえあればどこでもできるので、自宅だけではなく、お気に入りのカフェを見つけてはそこへ行って仕事しています。16時になったら子供が学校から帰ってくるので、そこからは子供との時間です。子供は、娘ひとりですが、グリーンスクールという「サスティナブルな世界を創るための未来のリーダーを育てる学校」と言われるインターナショナルスクールに通っています。この学校のことは、設立当初から知っていて、こんな学校に娘を通わせることができたらどんなに素敵だろうと思っていたのですが、当時は経済的な面で無理だとハナから決めつけていたので、そのとおり、その願いは叶いませんでした。バリ島に引っ越すと決めた時に、娘をこの学校に連れていったところ娘もとても気に入ってくれて、その願いも叶うことになったのです。
海が見たいと思えば、30分も車を走らせれば美しい景色を堪能できますし、行きたい時に行きたいだけ旅行に行くことも出来ます。自分の時間が欲しいときは、ご近所さんの日本人の親同士のネットワークで、子供を預けあうこともできるので、とても自由な暮らしです。
会社員時代からは考えられないような理想の生活を送っています。ただレストランでランチをとっているような普通の時間であっても、道で車を走らせているだけの時間であっても、理想とは程遠かった以前の毎日を思い起こして、「引き寄せの法則」を知ることができて、今のような毎日を送ることができることを、本当にありがたいなあと感じています。

今では、「引き寄せの法則」がどのように働いているのか、どうしたら願いを叶えて豊かに幸せに暮らしていけるのか、すべてがわかるようになってきました。
もちろん、人生、100%いいことだけが起こるなんてことはありません。でも、どんなことが起こったとしても、自分の意識の持ち方によって、幸せと喜びに満ちた最高の人生を引き寄せて行くことはできるのです。
みなさんに引き寄せの法則を上手く使いこなして、どんどん願いを叶え、理想の人生をおくる方法を伝授して行きたいと思います。



奥平亜美衣

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