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漫画でわかるはじめての投資「投資信託はどう選ぶ?」 [with]
2018年06月16日(土) 11時00分配信
投資信託といっても、たくさんの種類が…選び方は?
手数料が安いものがおすすめ
投資信託といっても、その種類はたくさんあります。初心者には、バランス良くさまさまなものに投資できるグローバルバランス型がおすすめ。リスクを分散して、賢く投資しましょう!
「まず手数料の安いものがおすすめです。上がるか下がるかはわからないけれど、手数料は買う前にわかる確実なものですから。買うときにかかる購入時手数料は、高いものは購入金額の3%程度かかりますが、一方で手数料のかからないタイプもあります。3%だと1万円買えば300円ですから大きいですね。
また、持っているだけでかかる『運用管理費用』は年0.2%程度から1.5%を超えるものまでさまざまです。」
また、持っているだけでかかる『運用管理費用』は年0.2%程度から1.5%を超えるものまでさまざまです。」
選ぶのが難しかったらグローバルバランス型を
投資信託には、〝国内外の株式〟が中心のものや、〝国内外の国債〟など債券が中心のものなど、いろいろなタイプがある。
「国や地域、時期などによって、大きな上下やブレはありますが、長〜い目で見ると、世界経済は少しずつ成長していくもの。だから、世界中に幅広く分散して投資することが重要です。
〝グローバルバランス型〟の投資信託なら、これ1本でさまざまなものに投資可能。たとえば、国内外の債券や株式に投資する『世界経済インデックスファンド』(三井住友トラスト・アセットマネジメント)や、さらに世界の不動産にも投資する『iFree8資産バランス』(ヤマト投資信託)などは、バランス型の中でも手数料が安めです。
また、投資信託の仲間の『ETF(上場投資信託)』もおすすめ。日経平均株価に連動するものが代表的で、おもに国内外の株価指数などに連動する商品です。積み立てができないことも多いですが、手数料が安め。国内株のETFなら、10万円程度の資金から始められますよ」
大江 英樹
経済コラムニスト。オフィス・リベルタス代表取締役。野村証券に勤務し、個人の投資相談業務に長年携わる。退職後は資産運用についての研修・講演、書籍執筆など活動の幅を広げている。