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新作パウダーファンデの実力を【実験VOCE】で検証! [VOCE]

2018年06月12日(火) 21時00分配信

買おうと思っていた人は要チェック!

確認するのは、実際にモデルの肌にファンデを塗ったときの、見た目の印象。ツヤが出るのかマットになるのか。ムラづきしないか、肌色にはどうマッチするのかなど、使い心地などもあわせて細かく見ていこう。
【01】アルビオン スノー ホワイト シフォン

SPF25/PA++ 全6色 実験使用色:050

【01】アルビオン スノー ホワイト シフォン

少量でもフィットする粉雪みたいなパウダリー
ふんわりやわらかな感触のパウダーファンデ。ベタッとつかない薄づきタイプだけど、色ムラや小さな凹凸はカバーしてくれる。透明感があって、肌色にもしっくりなじむナチュラルな仕上がり。うるおいキープ力が高く、7品中2位の実力なので、乾燥が気になる人にもおすすめだ。ただ時間が経過するとテカりやくすみが気になるので、その点は注意。
【02】カネボウ ラスターパウダーファンデーション

SPF6/PA++ 全6色 実験使用色:オークルC

【02】カネボウ ラスターパウダーファンデーション

保湿力ナンバーワンで一日中うるおいキープ
7品の中ではもっとも量がつくタイプ。それでもベタッとのるのではなく、ふんわりしたつけ心地なので、厚塗り感はないはず。シミなどの色ムラも表面の凹凸も目立たなくしてくれて、つるっとした印象になる。水や汗には強いけれど、皮脂にはやや弱いよう。時間が経つとヨレも気になるから、完璧肌をキープしたいなら、お直ししたほうがいい。
【03】江原道 マイファンスィー グロス フィルム ファンデーション

SPF30/PA+++ 全6色 実験使用色:113

【03】江原道 マイファンスィー グロス フィルム ファンデーション

のばせばサッと密着してくすんだ肌をトーンアップ!
きめ細かなパウダーで、薄くフィットする感じ、均一感と透明感があるので、ファンデを塗りました!という厚塗りにはならない。毛穴などの凹凸は目立たなくするほう。塗った直後はシミなどの色トラブルも隠れるけれど、皮脂には弱いため、時間が経つと透けて見えてしまいそう。テカリやくすみも気になるので、皮脂が多い人はお直しなどの対処を。
【04】コフレドール ヌーディカバー ロングキープパクトUV

SPF20/PA++ 全7色 実験使用色:オークル-C

【04】コフレドール ヌーディカバー ロングキープパクトUV

透明感バッチリ!素肌感を出すならコレ
透明感のある仕上がりだけに、パウダーも薄づき。でもうるおいキープ力が3位というのは、特筆すべきこと。カサつきがちだけど厚塗りになるのは絶対に嫌というナチュラル肌好みにピッタリ。ファンデが肌に均一につき、小さな凹凸であれば目立たなくしてくれる。時間が経ってもあまり変化はないけれど、皮脂コントロールをしておけばさらに完璧。
【05】ポーラ ディエム クルール カラーブレンド ファンデーション

SPF23/PA+++ 全4色 実験使用色:N3

【05】ポーラ ディエム クルール カラーブレンド ファンデーション

4色ブレンドタイプで素肌感のある仕上がり
見た目にびっくりするけれど、れっきとしたファンデーション。薄づきで透明感ある仕上がりで、肌表面の小さな凹凸は目立たなくしてくれるはずだ。カバー力はそれほど高くないので、濃いシミがある場合はコンシーラーなどを投入したほうがベター。時間が経つと透けてきたり、くすみが気になったりするので、こまめにお直しをしよう。
【06】M・A・C ライトフル C+ SPF 30 ファンデーション

SPF30/PA+++ 全9色 実験使用色:NC30

【06】M・A・C ライトフル C+ SPF 30 ファンデーション

のばせば密着して明るく白い美肌に
さらっとしたパウダーで、肌にのせた瞬間は粉っぽい感じも。でものばせばちゃんとフィットして、素肌のようになじんでいく。カバー力はそれほど高くないので、濃いシミや目立つ毛穴がある場合は、下地やコンシーラーなどを併用するといいかも。ただ重ねても厚塗り感が出ないので、好みのカバー力になるまで調整して使おう。皮脂には注意して!
【07】リサージ ビューティアップヴェイル(エアリー)

SPF12・PA++ 全5色 実験使用色:オークル-C

【07】リサージ ビューティアップヴェイル(エアリー)

好みでツヤを足せるからなりたい肌も自由自在
パフを滑らせるとスルーッと軽くのびてふわっと仕上がるパウダーファンデ。薄づきで透明感もあり、凹凸も小さいものなら目立たなくなる。ナチュラルで素肌っぽい仕上がりなので、シミなどの色ムラをきちんと隠したいなら、コンシーラーなどを併用したほうがいいかも。時間が経つと透けたり、くすんできたりもするので、お化粧直しは必要だ。

サイエンスな結論

春夏だけに、全体的に軽やかで薄づきという傾向が見られるパウダーファンデ部門。服が薄くなる分、肌の透明感は重要課題だが、【03】江原道と【04】コフレドール、そして【01】アルビオンと【07】リサージ、【05】ポーラもクリアな仕上がりを約束してくれそうだ。高温多湿な日本の夏を過ごすにあたって、汗や皮脂に強いのはかなりの大事なポイント。パウダーだけに油には弱いファンデが多いけれど、その中でも【05】ポーラは汗にも皮脂にもあまり負けない優秀作品である。年中エアコンの効いた室内にいることもあり、乾燥はいまや季節を問わない悩み。【02】カネボウ、【01】アルビオン、【04】コフレドールという保湿力の高いものを選ぶと心強い。塗るからには肌色を明るくしてくれないと!というなら【03】江原道、【06】M・A・C、【05】ポーラを選択。白浮き感のない仕上がりなので、標準的な肌色であれば、自然なトーンアップが期待できるはずだ。

 
撮影/石田健一(実験)、木村元明(静物)

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