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デヴィ夫人の婚活論「婚活するなら年上を狙え!」 [with]

2018年05月26日(土) 20時00分配信

プリマドンナ リュドミラチェリーナと一緒に。1970年代フランスで。

最近は年の差婚なんていう言葉もよく聞きますが、女性は年上の男性をターゲットに婚活した方が成功率は高いのでしょうか? デヴィ夫人、詳しく教えてください!

男は年上女性から恋愛を学ぶ


みなさま、ごきげんよう。
デヴィ・スカルノでございます。

最近ではビックリするような年齢差の結婚も珍しくなくなりましたね。
相思相愛の関係でしたら、何の問題がございませんわ。

若い男性と年上女性の恋愛は、男性側は学ぶことが多くとても勉強になるんじゃないかしら。
だって、年上女性の方が長く生きている分、人生経験が豊富。
愛の技巧も上手でしょうね。
若い女性からは愛のテクニックは習えません。
男性は“男”として成長するためには年上女性と付き合うべきね。

でも、この場合の問題は、その年下男性が成長した時に、若い女性へ乗り換えてしまうこと。例えば、8歳差で結婚したら、男性が50歳になった時、奥様は58歳。
50歳の男性なんて男盛りじゃありませんか。
若い女性で苦労するリスクは避けられないわね。


年上男性との結婚はうまく行きやすい


わたくしの知り合いで結婚生活がうまく行っている人たちは、みんな年上男性と結婚なさった人。

“男性は若い女の人が好き”という意見も理由のひとつだと思いますが、
自分よりも年下の女性は人生経験も少なくて頼りなく感じて、
「この女性は俺がいないとダメだ」
「この女性は僕が面倒を見てあげないと」と感じる。
こういう男性の気持ちが、女性に対して“愛おしさ”を増す結果になるの。
だから、年上の男性と結婚した女性は愛されている傾向が高いわね。
年上の男性の方が年下の女性へ寛容さがあるの。
年が近い人同士の結婚は、その寛容さは少ないわね。

そう考えると、女性が年上の場合の交際は、やっぱりリスクが高いんじゃないかしら。
自分の好みの人に育てたのに、若い女性のところへ行ってしまったらショックで立ち直れないわね。

そう考えると、これから婚活をするみなさんは、年上の男性をターゲットに積極的に婚活された方が成功率は高いんじゃないかしら。

年上男性は経済力も経験値も高く、あなたを守ろうとしてくれるわね。
「え~、年上は無理~」
なんて言わないで、少し年齢を広げて婚活なさったら?

自分が好きでたまらない男性と、自分のことを大切にしてくれる男性。
結果的に幸せを手にするのは、自分のことを大切にしてくれる男性と結婚した場合が多いもの。



年上男性にも“ただ若いだけ”では愛されない


いくら年上男性の方が女性を大切にしてくれるからと言っても、若さだけでは男性の心は掴めませんわ。
やはり愛されるには、その人の魅力や人間味が大切よ。
その人と一緒にいると楽しいとか、趣味が合うとか、同じ志向を持っているとか。
長く一緒の時間を過ごすには、若いだけじゃ全然ダメ。女らしさが大切。

瑞々しく美しい若さだけをアピールすると、年齢を重ねたときにその魅力は衰える。
出会ったときはあなたの方が若くても、知識と教養を年齢と共に、人生の最良のパートナーと積み重ねていくことができる女性を年上男性は求めているはずだから。


22歳年下の男性がパートナーだった経験

今回はみなさんに「年上男性に婚活なさい」なんて言いましたが、
実はわたくし、22歳年下の彼氏と15年も一緒にいたのよ。
みなさんには婚活に力を注いでもらいたいけど、結婚相手としてではなく、人生のパートナーとしては年下男性との交際はとても楽しいものよ。
彼は今、LAに住んでいるけど、今も頻繁に連絡を取り合ったり、一緒に旅行に行ったりする関係よ。

それまでわたくしは、プライベート・ライフでの男性は大統領を筆頭に全員が年上。
年下男性なんて目もくれなかったわ。
はじめて年下の男性、それも22歳も年下の男性を好きになったときは、自分も年を取ったのかしら。なんて思ったわ。

やっぱり隣で寝ている人の肌がキレイな方が、気持ちがいいわね。
その彼を好きになった理由は、背が高く、眉目秀麗、スポーツ万能だった他に、わたくしのことを17、8歳の若い乙女の気分にさせてくれたからよ。
ヘルメットをかぶり、ハーレーダビッドソンに乗ってパリの街を走り回ったり、いろんな楽しいことをしたわ。
年上の男性からはそんな気持ち、絶対にもらえないもの。

彼とはパリで出会って数年後、ニューヨークで10年一緒に住んで、日本でも3,4年一緒に住んだかしら。

その彼とのことは、別の機会でお話しすることにいたしましょう。

みなさま、ごきげんよう。

デヴィ・スカルノ

デヴィ・スカルノ 

19歳でインドネシアに渡り、22歳でインドネシアの初代大統領スカルノ氏と結婚。日本人で海外の国家元首の妻になったたったひとりの女性。大統領が亡くなった後はパリへ拠点を移し、社交界では『東洋の真珠』とうたわれ、デヴィ婦人の愛称で親しまれる。華麗な経歴、そして浮世離れした存在感として講演、コメンテーター、バラエティー、他TV番組等多様に展開。また地球規模で慈善活動を行っている。

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