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料理家ケンタロウの“ひと味違う“我が家のカレーの作り方 [おとなスタイル]

2018年04月29日(日) 10時00分配信

シチュー、ハンバーグ、グラタン、コロッケ、オムレツ……。慣れ親しんでいる洋食メニュー。外国生まれの日本育ちの料理。名前は洋食だけど日本の洋食は日本だけのもの。なぜかワクワクするメニューだからこそ、おいしく作りたい!
「もともとはレストランの料理だから、敷居が高い部分もなくはない」とケンタロウさん。でも、家のやり方があって、家のおいしさがあるのも洋食。
家でもおいしく食べ食べたい! と家で作るためにまったく違うやり方で簡単にしたり、少しだけ考え方を変えて簡単なレシピを考案。人気のロングセラー『ケンタロウの洋食 ムズカシイことぬき!』には簡単なものと気合を入れて本格的に作るもの、両方を紹介しています。
ちょっと見ると大変そうだけど作ってみたら案外簡単だったり、やっかいそうな作業も実際にはムズカシイことはなくて、楽しいことも。肩ひじ張らずに作ってみましょう。
料理家ケンタロウの “カレーがぐっと美味しくなる” 簡単なひと手間

チキンカレー

料理家ケンタロウの “カレーがぐっと美味しくなる” 簡単なひと手間

作った翌日のカレーはおいしい! ってよく言いますね。一晩おくとおいしくなるけれど、一晩じゃなくても、作ってからいったん完全に冷ますだけでもおいしくなります。冬なら鍋ごと外に出す。夏はクーラーの前に。これ、おすすめ。

■材料(作りやすい分量)
鶏骨つきぶつ切り肉……600~700g
玉ねぎ……2個
にんにく、しょうが……各1かけ
サラダ油……大さじ1
水……1L
カレールウ……10皿分
温かいご飯……適量

〈つけ合わせ〉
粉ふきいも、ピクルス……各適量
■作り方

全体に焼き目がついたら鍋に移す。

■作り方

1. 玉ねぎは薄切りにする。にんにく、しょうがはみじん切りにする。

2. フライパンを熱してサラダ油をひき、鶏肉を入れて強火で焼く。

こんがり焼かれたお肉が美味しそう。

鍋に分量の水を加えて沸騰するまでは強火、沸騰したら弱火にしてあくを取りながら30分煮る。

あくが出たら取り除く。

3. 鶏肉を焼いたフライパンに玉ねぎ、にんにく、しょうがを入れて強火で炒める。全体が茶色くなったら鍋に加えて鶏肉と一緒に煮る。
4. 30分煮たら火を止めて、カレールウを加えて混ぜる。混ざったら再び火をつけ、弱めの中火でとろみがつくまで混ぜながら5分くらい煮る。とろみがついたら火を止めて、いったん完全に冷ます。
5. 食べるときにもう一度温める。器にご飯を盛ってルウをかける。つけ合わせの粉ふきいも、ピクルスを添える。

〈つけ合わせ〉
じゃがいもは皮をむいて3~4cm角に切る。鍋に入れてかぶるくらいの水を加え、ふたをして中火でやわらかくなるまでゆでる。やわらかくなったらゆで汁を捨てて塩を加える。再び火にかけ、強火で鍋をゆすりながら水分をとばして粉ふきいもにする。

ケンタロウのおいしいポイント
●カレールウは何種類か混ぜてもいい。

ケンタロウ


1972年東京都生まれ。料理家。武蔵野美術大学中退。テレビ、ラジオ、雑誌、商品企画など多方面にわたって活躍。料理のモットーは「簡単でおいしく、かつ洒落っ気があって現実的なもの」。見た目も実際作っても、簡単でおいしい! と世代、性別問わず幅広く信頼を得ている。著書には『ケンタロウの和食 ムズカシイことぬき!』、『ケンタロウのいえ中華 ムズカシイことぬき!』、『ケンタロウの「魚」 ムズカシイことぬき!』、『ケンタロウ1003レシピ』(いずれも講談社)など多数。

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