• > 【仕事服】コーディネートは3色でつくるとうまくいく! [mi-mollet]

【仕事服】コーディネートは3色でつくるとうまくいく! [mi-mollet]

2018年04月15日(日) 13時00分配信

髙橋みどりさん流のセオリーで、コーディネートを考えるとき、迷わずスムーズに決められる配色テクニックを紹介します。

コーディネートは3色でつくるとうまくいく!

仕事服が果たす大きな役割や、どんな価格帯のものを選べばいいかはわかっても、いざコーディネートしようと思ったら、やっぱり朝、悩んでしまう……。そんなときは、まず配色から考えてみてください。
たとえば、白のシャツを着たい日。靴やバッグはベーシックな黒にしたら、ボトムは何色を選びますか? その答えは、絵の具に置き換えて考えてみると簡単に見出せます。
白と黒の絵の具をまぜると…グレーになりますよね。つまり、ボトムの色はグレーに決定。このように色と色を溶いて配色を考えると、まとまりのある3色コーディネートが完成します。色が整理された着こなしは、まわりに仕事ができそうな印象を与えてくれますよ。なんの関係もない3色ではなく、あくまで、色を溶いてできる、関連性のある3色使いというのがポイントです。ちなみに、全身を2色でまとめたコーディネートもすっきり見えそうですが、こちらは3色に比べるときつい印象に見えることもあるので注意が必要です。たとえば、白×黒だけでまとめると、色のコントラストがつきすぎてしまいますよね。グレーを入れて3色にすることで、このメリハリのある2色を中和してくれて、やさしげな雰囲気に仕上げてくれるんですよ。
では、仕事の場におすすめの3パターンの配色を紹介します。
1. 白 × 黒 × グレー

撮影/坂根綾子 

1. 白 × 黒 × グレー

先ほども紹介しましたが、仕事服としていちばんベーシックな3色コーディネートです。この場合は、洋服が白とグレーでまろやかな色味で、小物が黒。黒小物が淡い色の洋服を引き締める役割を果たしてくれています。このように、まずは3つの色の1色を、小物にするところから始めるのがおすすめです。慣れてきたら、たとえば白シャツ×黒ジャケット×グレーパンツなど、どのアイテムを何色にするかを楽しみながら決めてみて下さい。
2. ネイビー × 白 × サックスブルー

撮影/坂根綾子 

2. ネイビー × 白 × サックスブルー

清潔感と爽やかさをアピールするのに最適な3色コーディネートです。バッグ、靴、パールネックレスはブルーの仲間のグレイッシュブルー。同じ色の中で少し幅を出したり、濃淡をつけたりすると、奥行きのあるスタイルが完成します。
3. ブラウン × 白 × ベージュ

撮影/坂根綾子 

3. ブラウン × 白 × ベージュ

オフィスで女性らしく上品な印象を演出できる3色コーディネート。ゴールドのネックレスやパイソン柄の靴は、スカートと同じブラウンの仲間として考えます。バッグはジャケットと同じベージュです。

このように考えることで、迷いが減れば、きっと朝起きて、なにを着ようかなと悩んでしまうこともなくなるはずです。
働くシーンでは、難しい配色テクニックは不要。色をばらつかせず、見た目にすっきりしていて、爽やかに見えることが最優先です。

PROFILE 髙橋みどりさん

株式会社Oens(オーエンス)代表、兼イメージングディレクター。テレビ朝日のファッションレポーターを経験後、ジュンアシダ、メルローズを経て、1980年のバーニーズニューヨーク日本進出に伴い、バーニーズジャパン宣伝部ジェネラルマネージャーに就任。その後、ジョルジオ アルマーニ ジャパン広報室長を経て、2000年にスペシャリティストア、エストネーションを立ち上げる
2005年6月にOensを設立。人、企業、ブランドを応援したいとい思いから、ブランドのPR、マーケティング、商品・店舗活用プロデュースだけでなく、原稿執筆、セミナー講師
女性誌や情報誌などさまざまな媒体にも登場するなど、活躍の場を広げている。
また、百貨店・専門店等のMD戦略アドバイザーとして「楽しい売り場づくり」を応援している。

【関連記事】

NEWS&TOPICS一覧に戻る

ミモレ
FRaU DWbDG
  • FRaU DWbDG
  • 成熟に向かう大人の女性へ
  • ワーママ
  • Aiプレミアムクラブ会員募集中!

このページのTOPへ戻る