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【台南最新事情】アートスポットをのんびり散策 [FRaU]
2018年04月04日(水) 11時00分配信
よく『台湾の京都』、なんて言われている。台北から新幹線で約2時間。“台南” という名のとおり南部に位置するこの地は、かつて初の首府が置かれ、貿易盛んな港町として栄えてきた。今では歴史的建造物とモダンで洒落たものが混ざり合い、どこかノスタルジックなムードも魅力の一つだ。さらに数多くのローカルフード発祥の地でもあり、ここでしか食べられないものも目白押し! 旅ということを忘れてしまいそうなほど緩やかな時間の中で、のんびりと全てを味わい尽くそう。
台南の美味しいものやキレイになれるものを満喫したら、アーティな部分に触れることのできるエリアにも足を延ばしてみたい。おしゃれなカフェや突如路地に現れる壁画、ちょっと不思議なSNS映えスポットなどここでしか味わえない体験がきっと出来るはずだ。カメラや携帯を片手に、のんびりお散歩しながら楽しもう。
台南の美味しいものやキレイになれるものを満喫したら、アーティな部分に触れることのできるエリアにも足を延ばしてみたい。おしゃれなカフェや突如路地に現れる壁画、ちょっと不思議なSNS映えスポットなどここでしか味わえない体験がきっと出来るはずだ。カメラや携帯を片手に、のんびりお散歩しながら楽しもう。
歴史的な古い路地が新観光名所に
台南駅から約1.4㎞。その昔お米を売るお店が多かったことから、別名 “米街” とよばれていた路地が新美街だ。台南の中でも特に古く、台湾の行政の中心だった『赤崁楼』をはじめ、歴史的建造物の数も多い。そこに『老房子』と呼ばれる古民家が多く軒を連ねていたこともあり、レトロな外観や趣を活かしつつ、積極的にリノベーションが行われている。
現在はカフェやギャラリー、民宿や雑貨屋等へモダンに生まれ変わり、アートな壁画も加わって独自の空間に。ノープランで迷い込んだ路地裏にも、きっと素敵な出会いがあるはずだ。
新美街(シンメイジエ)
台南市中西區新美街
現在はカフェやギャラリー、民宿や雑貨屋等へモダンに生まれ変わり、アートな壁画も加わって独自の空間に。ノープランで迷い込んだ路地裏にも、きっと素敵な出会いがあるはずだ。
新美街(シンメイジエ)
台南市中西區新美街
街中に突如あらわる話題の場所
新光三越台南新天地店の目の前にあるアートスポットは、日が暮れてから写真を撮るたくさんの人々で賑わう。ライトアップされた青い家は、日本統治時代に建てられた和風建築。外観だけでなく、家の中まですべてがアートだ。
その建築に絡むように大きなガジュマルの樹が生えていて、このスペースの象徴的な存在になっている。広場ではアーティストが夜な夜なアートを披露し、立ち並ぶ小さな店舗の壁は若手アーティストのグラフィックが彩る。台南のストリートカルチャーの熱気を感じながら、夜散歩をしてみよう。
青い家 藍晒圖文創園區(ランシャイトゥウェンチュアンユエンチュー)
台湾臺南市南區西門路一段689巷
TEL:06-222-7195
営業時間:日暮れ~21:30(ライトアップ)※周辺店舗の営業時間はそれぞれ異なる。
入場無料
青い家 藍晒圖文創園區(ランシャイトゥウェンチュアンユエンチュー)
台湾臺南市南區西門路一段689巷
TEL:06-222-7195
営業時間:日暮れ~21:30(ライトアップ)※周辺店舗の営業時間はそれぞれ異なる。
入場無料
インスタSPOTと化した現代アートの庭
國立臺灣歴史博物館を有する台湾歴史公園。総面積20ヘクタールの広大な芝生の庭には、樹や枝のような有機的なものをモチーフにしたメタリックなパブリックアートが点在する。背景のように鎮座する博物館の建築は、「航海」や「大魚の姿」がモチーフ。
犬を散歩させる近所の人や、デートを楽しむ若い台湾人カップルなどがそんな風景に溶け込んで、気分は近未来にテレポート!? 印象的な写真を撮るのにもチャレンジしがいがあるし、作品の解説(英語と中国語)を読みながら、あれこれ議論するのも楽しい。
國立臺灣歴史博物館(グオリータイワンリーツーボーウーグァン)
台南市安南區長和路一段250號
TEL:06-356-8889
営業時間:9:00~17:00(最終入場は16:30)
定休日:月(国定休日の場合は翌日)
入館料:100元(大人)※庭は入場無料
國立臺灣歴史博物館(グオリータイワンリーツーボーウーグァン)
台南市安南區長和路一段250號
TEL:06-356-8889
営業時間:9:00~17:00(最終入場は16:30)
定休日:月(国定休日の場合は翌日)
入館料:100元(大人)※庭は入場無料
ノスタルジックなアート村
はじめて訪れるはずなのに、なんだか懐かしい気持ちになる。アーティストたちの手によって芸術村として生まれ変わった、台南公園西側にある古民家の集落。日本統治時代に建てられたという昔ながらの平屋作りの日本家屋が並んでいる。
そのうちのひとつ「萬屋砌室」は、台湾で絶大な知名度を誇る写真家・李翔さんが携わるスペース。公開している室内には日本や台湾のアンティークが置かれ、作品展示やイベントなどを不定期開催している。
萬屋砌室(ワンウーチエシー)
台南市北區公園路321番35號
営業時間:10:00~18:00(金・土・日)
定休日:不定
入場無料
●情報は、FRaU2018年3月号発売時点のものです。
萬屋砌室(ワンウーチエシー)
台南市北區公園路321番35號
営業時間:10:00~18:00(金・土・日)
定休日:不定
入場無料
●情報は、FRaU2018年3月号発売時点のものです。