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パーソナルスペースを意識して恋愛を成就させる10の方法 [with]

2018年03月27日(火) 12時00分配信

パーソナルスペースとは? 快適な距離から恋愛や男女関係に活用できるテクを解説

物理的な距離は心理的な距離感に影響する

パーソナルスペースとは? 快適な距離から恋愛や男女関係に活用できるテクを解説

「パーソナルスペース」とは周囲の人に近づかれると「不快だ」と感じる空間、エリアのことで、対人距離とも呼ばれます。パースナルスペースは生まれ育った環境や性格、性別や国籍によっても異なります。適切な距離感を保てば快適に人と接することができますが、不適切な距離感だと不愉快に感じます。一般に親密な人ほどパーソナルスペースが狭く、初対面や敵視している人に対しては広いとされます。

みなさんは満員電車の中で知らないと人と密着して「不快だな」と感じたことはありませんか?それは人と人が近づきすぎて「パーソナルスペース」に踏み込んでしまっているからです。逆に空いている電車では、なるべく端っこの席に座りたいと思いませんか?それは真ん中に座ると両隣に人にパーソナルスペースに踏み込まれてしまうと考えるからです。

満員電車の不快さは、パーソナルスペースが侵害されることも一因

パーソナルスペースは接する人との関係性や男女によって差があるため、恋愛や仕事においても重要な役割を担います。そこで今回は接する人との関係性における快適な適正距離から、パーソナルスペースが広い人、狭い人の心理や特徴、男女間や仕事におけるパーソナルスペースについて解説します。
相手との関係性におけるパーソナルスペースの快適距離

親しければ親しいほど距離は縮まる

相手との関係性におけるパーソナルスペースの快適距離

接する人によって心地よく感じる距離感は違う!
恋人や家族のような親しい人との距離は近くなり、初対面の人や仕事で知り合った人との距離は遠くなるのは誰しも同じです。そこで相手との関係性における適切な距離を見ていきましょう。

親しい人に許される親密距離(近くて0〜15cm、遠くて15〜45cm)
触れられても不快ではなく、抱きしめられたり、頭や脚をふれられたりする極めて近い距離を言います。家族や恋人など、親しい人にのみ許される距離のことです。満員電車で不快に感じるのは、見知らぬ人が親密距離に踏み込まれているからです。

ある程度の近さになると仲間意識が生まれる

相手の顔がはっきりと見える個体距離(近くて45〜75cm、遠くて75cm~120cm)
相手を捕まえられる距離、両手を伸ばせば手が触れるくらいの距離を言います。

仕事関係では手が届かない程度の社会距離

手は届かないが、十分に会話ができる社会距離(近くて1.2m〜2m、遠くて2〜3.5m)
初対面の人との会話など、手を伸ばしても触れない距離を言います。仕事における商談をする際に用いられる距離のことです。

講演会など、1対複数になるものは公共距離

複数の人が一度に視野に入る公共距離(近くて3.5m〜7m、遠くて7m以上)
1対1の個人的な会話ではなく、1対複数の距離を言います。例えば講演者とその聴衆などの関係性における距離のことです。

パーソナルスペースが広い人・狭い人の心理や特徴

広い人ほど性格は内向的、狭い人ほど外交的
一般に男性の方が女性よりパーソナルスペースが広いとされています。パーソナルスペースが広い人ほど性格が内向的で、狭い人ほど外交的と言われています。例えばフレンドリーな人、つまりパーソナルスペースが狭い人ほどボディタッチが多かったり、会話するときに顔がより近かったりします。
パーソナルスペースが広い人の特徴は……
「自分のペースをキープしたい」「集団行動よりも一人行動が好き」「意識的に相手との距離感を取る」
上記のような特徴があげられます。広ければ広いほど「自分は自分」という考えを持つ傾向にあり、プライバシーを覗かれたくない、逆に相手の縄張りには入らないようにしようという意識が働いています。あまりに広すぎると相手から「嫌われているのかな」「避けられているのかな」と思われる可能性があります。
パーソナルスペースが狭い人の特徴は……
「人と接するのが好きでフレンドリーな性格」「周囲の人と一緒に何かをするのが好き」「会話するときに顔が近い」

上記のような特徴が挙げられます。狭ければ狭いほど会話する際の顔が近かったり、ボディタッチが多かったりする傾向にあります。あまりに狭すぎると相手から「馴れ馴れしい」「礼儀がない」などと思われる可能性があります。
パーソナルスペースを恋愛に活用する10 のテクニック

パーソナルスペースの形は男女で違う

パーソナルスペースを恋愛に活用する10 のテクニック

男女の違いを理解し、好きな男性に効果的にアプローチしよう
パーソナルスペースは物理的な距離感のことを指しますが、それは同時に心理的な距離感と強く結びついています。親密な関係になりつつある男女だったら、肩が触れるような近い距離で食事をすると関係性がぐっと縮まるかもしれません。

【恋愛テク(1)】男性に対しては「前後から」アプローチする!
実は男性のパーソナルスペースは前後に長い楕円形で、女性のパーソナルスペースは正円に近い形と言われています。そのため、関係性を深めるべくパーソナルスペースに入るためには真正面に立って資料を渡したり、真後ろからポンと肩をタッチしたりすると良いでしょう。

パーティの場は、相手のパーソナルスペースに入るチャンス

【恋愛テク(2)】複数人でいる時こそ男性のパーソナルスペースへ!
立食パーティーや複数人で出かける時こそ、相手のパーソナルスペースに入ったり出たりすることは有効です。なぜなら人は複数人でいる時こそパーソナルスペースを強く意識し、「相手の空間に入らないように気をつけよう」と考えたり、「自分のパーソナルスペースを広げておこう」という意識が働いたりするからです。そういう時こそ相手のパーソナルスペースに意識的に入ることは有効です。
【恋愛テク(3)】相手の反応を見てあなたへの好意を確かめる
もし男性があなたに好意があるとしたら、パーソナルスペースへ入ってこられることを拒んだりしないでしょう。しかし男性が「背中を後ろに反らす」「腕を組んで話す」「一歩後ずさりする」などした場合は、まだ「あなたをパーソナルスペースには入れられない」という意識の表れです。そういう場合は少しずつ、確かめるように相手への距離を縮めてきましょう。
【恋愛テク(4)】相手の行動や意見に自分を合わせようとしない
パーソナルスペースを意識しすぎてしまうと、ついつい相手の行動や意見に寄り添いがちになります。しかし相手側に寄り添うのではなく、自分の意見や考えをしっかり伝えましょう。たとえば男性から「お寿司を食べに行こう」と誘われたとします。けれど海鮮が食べられないのに無理して食べても、男性側はわずかな異変に気がつきます。

たとえば男性と映画を観に行き、肩が触れるようなカウンターのバーで一緒にお酒が飲めたから「パーソナルスペースに入れてもらえた」と安心しきってはいけません。男性にとって「LIKE」以上の人であればパーソナルスペースに入れるという人も少なくありません。男性の本音はパーソナルスペースだけでは判断できないので注意が必要です。

この小さな異変が大きなロスとなる可能性があります。男性側からしたらお寿司でも中華でも焼肉でもなんでもよく、ただあなたと一緒に食事がしたいだけのです。だからこそ無理して相手に合わせることなく、自分の考え、意見を相手に伝えましょう。
【恋愛テク(5)】相手のパーソナルスペースに入れたからといって「LIKE」と「LOVE」を履き違えない
【恋愛テク(6)】自分を意識してほしいからといって気負いすぎない
パーソナルスペースを意識して恋愛をしていると、ついつい相手に近づきすぎてアピールをしたり、時に不自然な行動を起こしてしまう危険性があります。たとえば社内で気になる男性がいる場合、頻繁に資料を渡しに行ったり、やたらと声をかけたりしていると、男性はついつい周りの目を気にしてしまいます。それは男性にとってもあなたにとってもデメリットしかありません。
パーソナルスペースを上手に使う人は「男性の個人空間への出入り」が得意な人で、重要なのはそのバランスです。むやみやたらと相手の空間に入りすぎないようバランスをとりましょう。
【恋愛テク(7)】相手のパーソナルスペースから離れている時に微笑んだり、相づちを打ってみる
たとえば気になる男性が違う人と話している時こそ、パーソナルスペースの外側から男性に対して微笑んだり、相づちを打ってみましょう。一般的に男性は自分のパーソナルエリアに近い人に意識が向いています。だからこそ外側から何らかのアクションがあると、男性は無意識にあなたを気にかけるでしょう。物理的に離れていても、心理的に近づくことは十分可能なのです。
【恋愛テク(8)】香りで相手のパーソナルスペースに踏み込んでみる
職場やお酒の席では、いつもきになる男性のパーソナルスペースに入れるとは限りません。そういう時、香りで男性の空間へ踏み込むのも効果的です。たとえば居酒屋で彼が席を外してリラックスしている瞬間にあなたの香りがしたら、否が応でも男性はあなたに脳内であなたを意識します。パーソナルスペースだからと言って物理的な距離だけではなく、目線や表情、香りでも男性に近づくことはできるのです。
【恋愛テク(9)】「関係年齢」を常に意識しなくてはならない
「関係年齢」とは知り合ってから今までの年数のことで、常にそれを意識することが大切です。たとえば好きな男性が半年前に知り合った同い年の男性だとします。そういう時は往々にして同い年であるがゆえに話が弾み、ついつい距離が近づきがちです。しかし「関係年齢」はまだ半年なのです。「同い年だから多少馴れ馴れしくしても問題ないだろう」「職場の人だけどプライベート感覚で話してもいいだろう」という考えは危険です。常に「関係年齢」を忘れないようにしましょう。
【恋愛テク(10)】気にある男性が参加する宴会の幹事をやってみる
宴会の幹事は複数人の前で話すため、距離感でいうと複数の人が一度に視野に入る「公共距離」にあたります。この公共距離は男性にとって緊張しすぎず、とはいえ視界に入るため、恋愛の初期段階としては効果的な距離感です。恋愛の段階によってパーソナルスペースを見極め、適切に距離を縮めていきましょう。
パーソナルスペースを仕事に活用する5つのテクニック

職場で接近しすぎの上司には要注意

パーソナルスペースを仕事に活用する5つのテクニック

【仕事テク(1)】あなたの半径1m内に侵入してくる上司に注意!
仕事をする上で、上司と良好な関係性を維持することは時に難しいものです。というのも部下である私たちは関係性をコントロールしづらく、相手に委ねるしかないケースが多いからです。
そういときこそ「半径1mのベストポジションを維持すること」が大切です。つまり上司だからといってよそよそしくしない、敬いすぎて奉ったりしない。例えば電車に乗るときもあえて席を1つ空けたり、エスカレーターで極端に離れたりしないことです。逆に馴れ馴れしく肩をポンポンとされたり、腰に手を回されたりされないよう、相手の手が届かない一定の距離を保つことが大切です。
【仕事テク(2)】会食の時こそ関係性を深めたい相手のパーソナルスペースを理解する!
クライアントとの会食の席や社内の飲み会でもパーソナルスペースを活用できます。例えば親交を深めたい相手のパーソナルスペースが広い場合、隣の席や向かいの席よりも斜め前など少し離れた席がいいでしょう。逆に狭い人であれば隣の席や真向かいの席に座った方が距離を縮められる可能性が上がるでしょう。
【仕事テク(3)】半径1mのベストポジションを確保したら、そこに居座り続ける「雑談力」を身につけよ
せっかく半径1mのベストポジションを確保したからといって、常にそこに居座り続けることはできない。なるべく長く居るために必要なのは「雑談力」です。相手の話をただただ聞き続けるのではなく、会話の中から共通の話題や次に展開できるワードに敏感になりましょう。雑談力がある人=パーソナルスペースに近づいてきてもいい人、と認識されやすいものです。
【仕事テク(4)】仕事の愚痴や他人の悪口は「上手く」聞き流す術を身につける
仕事の休憩中やお酒の席ではついつい仕事の愚痴や他人の悪口になりがちです。特に居酒屋は隣の人と距離が近づきやすく、その上お酒の勢いで悪口を言いがちです。でもそこはぐっと堪えましょう。悪口や愚痴は自分の優位性を誇示し、自己顕示欲を満たしているだけなのです。あなたの評価が上がることは決してありません。
【仕事テク(5)】立食パーティーは盛り上がりすぎない、近づきすぎない
会社のイベントやクライアントへのおもてなしとして、華やかなパーティーに参加することあります。そういう時は雰囲気に飲まれてついつい声のトーンが上がり、接近しすぎてしまいがちです。そういう雰囲気だからこそ落ち着いて近況報告をしたり、相手への気遣いを見せることが重要です。また接近しすぎることなく、数分〜数十分話したらまた違う人と話しましょう。

人それぞれパーソナルスペースが違うことを理解し、恋愛や仕事に活かそう!

人間関係の極意は「距離感」に尽きます!
近年、相手との距離感を「掴めない人」が増えています。TPOを理解できず、目上の人や初対面の人と距離を縮めすぎたり、逆に相手を敬いすぎて関係性を深められなかったりする人が増えています。1対1の関係で「うまくやること」が求められる時代だからこそ「距離感」は一層重視されます。
今回はパーソナルスペースについて、パーソナルスペースが広い人、狭い人の特徴や心理から、どう仕事や恋愛に活用するかを解説しました。生まれや育ち、性格や国籍によって人のパーソナルスペースは異なります。だからこそ相手の空間を意識し、無理に踏み込んだり、逆に距離をとりすぎたりしないよう注意しましょう。
一方で仕事や恋愛においてもパーソナルスペースは有効に活用できます。相手のことを理解し、適切な距離を保つことで心地よく生活できるはずです。皆さんも少しだけパーソナルスペースを意識し、それを有効に活用してみてください。

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