• > ミシュランシェフ松嶋啓介が語る「キャバクラで怒る女の末路」 [with]

ミシュランシェフ松嶋啓介が語る「キャバクラで怒る女の末路」 [with]

2018年03月17日(土) 20時00分配信

ミシュランシェフ松嶋啓介

今回のテーマはどうしても避けられない“ケンカ”の話。大好きな人なのについ感情で怒ってしまったり、想像もしなかったことで彼氏に怒られたり・・・。お互いを分かりたいからこそおこる“ケンカ”。できれば避けて通りたいですよね。いったい男性は女性のどんなことに怒っているのでしょうか?さっそくシェフの松嶋さんに聞いてみましょう。

男が女に怒るとき

みなさま、こんにちは。
シェフの松嶋啓介です。
今回は男女間の“ケンカ”のお話です。

僕はプライベートで恋愛の相談を受けることが多いのですが、“ケンカ”は多い相談のひとつですね。

では、ここで質問です。
みなさんは彼氏や旦那さんがキャバクラに行ったとします。
怒りますか?

「怒る!」と答えた方、ハッキリ言いますよ。
キャバクラで怒っていたら、“いい男”の奥さんにはなれません!

女の人がたくさんいるところへ自分の彼氏や旦那さんが行くことへ嫌悪感を覚える気持ちはわかります。
でも、キャバクラに行くことにやましいことなんてないですよ。(※一部の男子を除く笑)
社会に出るといろいろな付き合いがあります。
いろんな人との関係の中で、人と人を繋げたり、紹介してもらったり。
場所はキャバクラでも、ただ飲んでいるだけですよ。
上司や取引先との付き合いでキャバクラに行くなんて日常茶飯事。

だから男も「今日は上司とキャバクラに行くから遅くなるよ」って堂々と奥さんに言えばいいんですよ。
でも男って後でバレるのに、なんでコソコソとキャバクラに行くようになると思います?
それは、奥さんや彼女に言うと“これは面倒くさいことになるぞ”という防御反応から。
裏を返せば、彼女や奥さんとの間に”ケンカ“の原因を作りたくないから言いたくないんですよ。

やましいことはなく、揉めたくないからあえて言わない。
その“言わなかったこと”に対して責められるからケンカになるのです。



男が女に怒る原因は『束縛』

男が女性に対して怒る最大の原因は『束縛』です。
がんじがらめだと、居心地が悪くて男って耐えられなくなってしまうんですよ。

“自分が認めてもらえていない”という気持ちや“自由”でない環境が男はとにかく苦手なんです。
束縛してコントロールしようとしていたら、どんどん男の気持ちは離れていくもの。

あえて男を『信頼』して自由にしていた方が、恋愛や結婚生活はうまく行くと僕は断言できます。

社会経験が薄ければきっといい上司になることは難しいでしょう。
様々なコネクションが多い方が出世にも有利です。

キャバクラ=女遊びではありません。

「キャバクラに行くのは仕事だから仕方ないわ」
と理解して男を信用するのではなく、
「仕事の付き合いだからキャバクラに行ったときは帰りが遅いのね」
と男を信用して理解する。

“いい男”の奥さんって、旦那の扱いがうまい人がとても多いんですよ。
一言で言うと『許容範囲』が広い女性なんだと思う。

“伸縮自在の犬の首輪”のような感覚に似ているのかもしれません。
普段はリードを長くして“犬”を自由に歩かせて、いざというときはキュルキュルと近くに呼び寄せる。
リードで“犬”をうまく扱って散歩をさせるように、男もある程度自由にさせておく。
男って単純だから、本当は奥さんに首輪をつけられているのに、
それにも気がつかず自由にさせてもらっている居心地の良さから本来のパワーを発揮できる。

信頼し、あえて男を自由にするといい仕事に恵まれ出世して収入も多くなる。
あなたの元へいろんなものを持って帰ってきてくれる。
結果として、あなたは旦那さんからたくさんのものを受け取ることができるのです。

ケンカのときのルールを作ろう


僕は結婚して15年になりますが、妻とケンカはほぼしないんですよ。
普段からよく話し合っているので、お互いの考えが理解できるのでケンカになることはないですね。だからコミュニケーションはいい関係を維持するためにとても大切。

あとはすぐに謝って解決!
だって、謝罪はゼロ円(笑)
「ごめんね」「わかった」
険悪なムードになっても、たったこれだけでいい関係が続けられるなら、揉め事にならないうちに謝るのが一番簡単。

あとは二人のルールを作っておくこともオススメです。
「門限は12時」というルールがあったら、それまでは旦那さんは自由。
でも、門限を破ったら怒る。
これなら明確でケンカにならないですよね。

あっ、昔、僕が奥さんと付き合っていたころ門限を破って帰ったことがあるんです。
玄関にはドアチェーンがかかっていて、仕方ないのでチャイムをならしたら出てきてくれてチェーンを外してくれたんですが・・・
その瞬間にビンタ!
僕が「ごめんなさい」といって終了。
今も我が家はこんな感じなのでケンカになりません(笑)。



男は褒めて伸ばすが勝ち

“いい男”をコントロールする際に有効なテクニックがもうひとつ。
それは『褒めること!』
男っていくつになっても男の子みたいな生き物なんですよ。
だから褒められると嬉しいし、また褒めてもらいたいから頑張ってしまうんです。

仕事仲間とのキャバクラから帰ってきた旦那さんに
「遅くまで上司の付き合い大変だったわね、お疲れ様」と優しく言ってみてください。
“遅くまでの仕事の付き合いを労い認めてくれている”
褒められているような気分になり、男は嬉しいものです。

こうやって旦那さんを上手にコントロールできるようになるとムダな“ケンカ”をせずにすみますね。


松嶋啓介

【関連記事】

NEWS&TOPICS一覧に戻る

ミモレ
FRaU DWbDG
  • FRaU DWbDG
  • 成熟に向かう大人の女性へ
  • ワーママ
  • Aiプレミアムクラブ会員募集中!

このページのTOPへ戻る