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たったこれだけ! たるまないメイク、10の簡単テクニック [おとなスタイル]

2018年03月07日(水) 10時00分配信

ちょっとした知恵と工夫で、たるみはカモフラージュできる。すると、不思議とたるみケアもやる気になれる。今回は、メイクアップアーティスト、佐々木貞江さんに学ぶ簡単かつ効果的なメイクテクニックをご紹介します。
血色チーク×瞳強調で、「上げる」!

撮影/目黒智子

血色チーク×瞳強調で、「上げる」!

側から湧き出るような血色チークで、リフト印象

メイク前のシートマスクで、頬と額の頂点を引き上げ

マスクは、メイクのファーストステップ。「モデルや女優の方たちにメイクをするとき、その前に必ず化粧水マスクを行います。たっぷり保湿すると、みずみずしさやハリ、透明感が生まれ、頬の頂点に内側から光を放つような艶が生まれるから。するとファンデも最小限にすませることができ、たるみをカモフラージュできます」。前日の美容液マスクも有効。

美影グラデーションアイシャドウで、奥行き作り

瞳を強調するのは、「色」じゃなくて「陰影」。「ブラウン系やグレー系などいわゆる『影色』で丁寧にグラデーションを作ることで、瞳にニュアンスや奥行きが生まれます。アイメイクをきちんとしただけで目線が上に行き、自ずとリフトアップした印象に」
艶黒アイライナーで、瞳を縦長にして目線を上に

イラスト/坪山 新

艶黒アイライナーで、瞳を縦長にして目線を上に

上まぶたがたるむと目力が弱まる? 「黒や黒に近い色のペンシルアイライナーで、まつ毛の間を埋めるようにインサイドラインを。上手く描けないという人は、瞳の上に太めに入れるだけでも瞳を縦長に見せる効果あり。強さが出て、ぐっと上がった印象になります」

瞳の幅分のアイラインを足すだけでも、瞳の縦長効果up。
目が離れているなら目頭から入れる、垂れ目なら目尻をあえて避けるなど調整を。
眉は「短め×太め」の新バランスで、小顔印象に

イラスト/坪山 新

眉は「短め×太め」の新バランスで、小顔印象に

「目線を上に集めるには、眉をしっかりめに描くのも有効。重要なのは眉尻のフィニッシュを下げないこと。また、眉頭を中心に寄せすぎず、少し短め、少し太めを心がけると、きゅっと小顔に見えます」。今までのルールに囚われすぎることなく、新しい眉に挑戦!

小鼻脇から目尻を結ぶ延長線上が眉尻の目安という「黄金ルール」に囚われすぎると、眉尻が下がり、たるんで見えることにも。眉頭と眉尻の高さを同じにするとバランスがいい。
メリハリチーク×艶唇で、「立体感」!

撮影/目黒智子

メリハリチーク×艶唇で、「立体感」!

下がらない頬骨に沿ってチークを入れて、リフトアップ!
もたつきをオフするメリハリチークで、立体印象

イラスト/坪山 新

もたつきをオフするメリハリチークで、立体印象

頬を中心に丸く広げるチークももちろん正解。ただ、「たるむのは肉。じつは頬の位置も下がっています。だから、おとなは下がらない頬骨に沿って入れるほうがリフトアップして見える。リップを強調するときには、なじみやすい色で陰影を添えるとバランスよし」

メリハリチークも、血色チーク同様、頬骨に沿って顔の側面、つまりこめかみ部分まで広げて塗るのが、自然にリフトアップして見せるコツ。
メイク前のリンパマッサージで、骨格を際立たせる

イラスト/坪山 新

メイク前のリンパマッサージで、骨格を際立たせる

「マスク同様、メイク前にはリンパマッサージ。年齢を重ねるほどに、滞りがちになり、むくみやすく、たるみやすくなるんです。美容ローラーなども活用して、リンパの流れをスムーズにしてすっきりとさせると、見た目がまったく変わります」。マッサージもメイクの一部!

耳の後ろのくぼみから、リンパの流れに沿って鎖骨あたりまでマッサージ。気持ちいいと感じる程度の力加減で。

リキッドファンデーションの薄塗りで、艶立体感

「ファンデを塗りすぎたり、マットにしすぎたりすると、厚塗りに見えて老けた印象=たるみ印象につながると思うんです。薄づきのリキッドで肌表面を光が流れる艶肌にすると、立体感が生まれ、リフトアップして見えます。コンシーラーも最小限に」。パウダーは小鼻脇など崩れやすい部分のみに使用。

唇の輪郭に「段差」を演出して、リフト印象

「おとなになると、唇が痩せたり萎んだりして、輪郭がぼやけるのも、たるみ感を強調する原因。唇に近い色のリップペンシルで、輪郭をくっきりさせて肌と唇の境目に段差を作ると、引き締まった印象になります」。上唇の「山」をきちんと描き、上下の口角を結ぶのも重要。
唇の「真ん中だけグロス」で、顔中央を高く高く

イラスト/坪山 新

唇の「真ん中だけグロス」で、顔中央を高く高く

唇をぷくっと立体的に見せるだけで、顔全体の中央部分が高く見え、立体的な顔立ちに。「唇が立体的に見えると、ほうれい線も気にならなくなるはず。ただ、唇全体をグロッシーに仕上げるのは、おとなにはトゥーマッチ。お気に入りの口紅を塗ったあと、中央部分にのみ透明グロスを重ねれば、そのコントラストでより立体的に見え、効果が増します」

リップペンシルで輪郭を取り、口紅を全体に塗ったら、中央部分に光を足すようにグロスを。指でぽんぽんとのせるとなじみもよく簡単。

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