• > 【オイル・クリーム・美白】正しく使えてる? 効果のある使い方はコレ [おとなスタイル]

【オイル・クリーム・美白】正しく使えてる? 効果のある使い方はコレ [おとなスタイル]

2018年03月05日(月) 10時00分配信

撮影/武藤 誠

今、化粧品は驚くほど進化しています。みなさんは、美容や化粧品の知識は更新していますか? 昔の知識や勘違いしたやり方では、今の自分に合わないことも……! そこで、おとなスタイル読者に「美容のわからない」を募集。今回は、今、人気のオイル製品の使い方、クリームを塗るベストタイミング、美白化粧品の効果をきちんと出すためのつけ方の3つの質問に美容・医療ジャーナリストの海野由利子さんに回答していただきました。

美容・医療ジャーナリストの海野さんが、本音でお答えします!

海野由利子さん
美容・医療ジャーナリスト
最先端の化粧品を使い続けて30年。美容医療を体験取材し続けて19年。医師や研究者、専門家に取材した情報と自らの体験に基づいて、同世代の読者にお伝えします。

オイルの使い方がイマイチわかりません。どんな美容効果があるの?

A.中東やアフリカ、地中海沿岸のヨーロッパなど、乾燥した地域で大昔から肌を守るために用いられてきたのが、植物の実や種から採られたオイルです。肌のうるおいを守り、抗酸化作用で紫外線ダメージも予防。ここ数年日本でも人気で、多くの製品が販売されています。見た目は同じ透明でも、オイル100%のものから、他の美容成分が配合されたものまであり、感触もサラサラからこってりまで様々。「保湿効果が高い」のは共通ですが、特徴や使い方は製品によって異なります。店頭で、使い方を尋ねながら、使用感のよいお気に入りを探す“利きオイル”をおすすめします。

クリームは、化粧水が乾かないうち?浸透するのを待ってから?

A.化粧水は肌をうるおし、次につけるアイテムを引き込み、馴染みやすくする働きもあります。でも、化粧水をつけてすぐ、肌が濡れたような状態ではクリームが上滑りしがちに。逆に、化粧水が肌に浸透しきって表面が乾いた状態では、クリームの馴染みが悪くなります。ベストタイミングは、肌表面の濡れ感がなくなり、しっとりうるおっている状態のとき。このとき化粧水と馴染みながら浸透し、表面にクリームの薄い“膜”を作ります。この状態なら、うるおい効果が持続し、乾燥を防ぎ、美容成分が内部にじっくり働きかけます。

美白化粧品をより浸透させたいとき、注意すべきつけ方はありますか?

A.シミのもとにまでシミケア化粧品を浸透させたい、より効果を引き出したい、という人に多い質問です。回答は、「それぞれの製品の説明書に記されている使い方に従ってください」です。シミ用の美白化粧品はほとんどが医薬部外品で、使い方を含むデータを提出して、国から認可を受けています。かつて起きた白斑被害では、アレンジ使いや塗りすぎも原因のひとつと聞いています。現在は問題を起こした成分は使われていませんが、シミ用美白化粧品はシミの部分に適量を、使う順番通りに、が基本です。効果が期待できるものほど、使い方を守ってください。

【関連記事】

NEWS&TOPICS一覧に戻る

ミモレ
FRaU DWbDG
  • FRaU DWbDG
  • 成熟に向かう大人の女性へ
  • ワーママ
  • Aiプレミアムクラブ会員募集中!

このページのTOPへ戻る