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【シワ、毛穴、美白……】美肌を保つためのアンチエイジングケアテクまとめ [VOCE]

2018年02月22日(木) 17時30分配信

美の専門家がアンチエイジングの?に答えます。

美容にまつわる気になるネタを徹底的に紐解く“美ヲタ”企画、再び。アラサー女子なら決して無視できないアンチエイジングをテーマに、読者のリアルな質問に専門家がズバリ答えます!

【Q1】紫外線とエイジングの関係は?

【A】老化の80%が紫外線!加速させて深刻化
「紫外線が活性酸素を発生させて細胞を酸化=サビつかせて機能を低下させるほか、直接DNAにダメージを与えてメラニン生成を促し、コラーゲンなども破壊します」(高瀬聡子先生)
「水分不足の状態で紫外線を浴びると肌の酵素の働きが弱って代謝が狂い、バリア機能が低下して老化が進行。UVケアは必須です」(岡部美代治さん)

【Q2】エイジングケアをする時は、美白や保湿は?

【A】コスメを厳選すれば、すべてが狙える!
「基本的には、老化を進行させるダメージを未然に防ぐ抗酸化&抗炎症成分を含む予防的エイジングケアをベースにするのが正解。なぜなら、酸化や炎症を食い止めることは、メラニン生成を抑え、バリア機能を高めて保水力を高めるなど美白&保湿面でも効果があるからです。もっと美白ケアを頑張りたいと思うなら美白成分が加わったアンチエイジングコスメを選んだり、乾燥が深刻なら保湿力の高い濃密なエイジングケアものを使うのもオススメです」(岡部美代治さん)
【Q3】コスパのいいエイジングケアコスメではダメ?

イラスト/河野悦子

【Q3】コスパのいいエイジングケアコスメではダメ?

【A】継続使用したくなる品質かがポイント
「もちろん成分的に同じであれば、基本的な効果に大きな差はないはず。ただし、化粧品が薬ともっとも違う点は感性にうったえかけるところであり、実はダイレクトに美肌づくりへと繋がります。そのため、理論や効果への期待感、安心感、お手入れの高揚感、継続使用への高い意欲を与えるかもセレクト基準に含めて」(岡部美代治さん)

【Q4】ハリツヤを保つためのエイジングケアコスメは?

【A】内側から溢れんばかりのハリづくりが決め手に
「キメの乱れや細かいシワがなく表面がピンと張った肌は光をキレイに跳ね返すことができ、オイルを塗ったことで生まれる一時的なツヤとは異なる内側からの真のツヤとハリがみなぎります。そう考えるとコラーゲンが必要以上に分解されるのを防いで生成を促すシワ特化タイプや、幹細胞にアプローチしてハリを根本から生み出すタイプが◎」(岡部美代治さん)
【Q5】ターンオーバーが年々遅くなるのはどうすればいい?

徐々にターンオーバーが長くなっていく事実にドキドキ。

【Q5】ターンオーバーが年々遅くなるのはどうすればいい?

【A】タイミングを見極めてマイルドな角質ケアを
「代謝の低下により肌の生まれ変わり=ターンオーバーのリズムが乱れ、28日だった周期が30歳頃には40日になるとも。マッサージなどで代謝を上げるほか、角質ケアも有効です。ただし、やりすぎると未熟な細胞が肌表面に並んで逆効果のため、使うモノやタイミングが大切。アラサーならザラつくときだけでもOK」(高瀬聡子先生)

【Q6】敏感肌でもエイジングケアコスメは使える?

【A】敏感状態を鎮めたうえで老化悩みのケアを
「敏感に揺らいだ肌は老化を進める炎症が発生しているので、敏感状態を放置せずに鎮めるケアを優先することがアンチエイジングに繋がります。常に荒れぎみの人は敏感肌向けのエイジングケア、ストレスなどで一時的に揺らぐ人は低刺激のものでもOK」(高瀬聡子先生)
【Q7】シワの防止には何をすべき?

イラスト/河野悦子

【Q7】シワの防止には何をすべき?

【A】UVケアとともにシワ改善コスメを投入!
「UVケアに加えて肌の柔軟さを保つ必要があり、ターンオーバーを整える効果があるレチノールも有効。また表情グセでもシワはできるけど、動かさないとたるみやすくなるという傾向も。自然な表情ジワはよしとして、お手入れで予防を」(高瀬聡子先生)
「医薬部外品の“シワ改善コスメ”の登場は今年を代表するニュースであり、しばらくこの流れは続きそう。効果を信じて、きちんと継続して使うことが効かせるコツ」(岡部美代治さん)

【Q8】年々目立つ毛穴を小さくする方法は?

【A】スキンケアでは保水、引き締め、引き上げに注力
「まずは化粧水をたっぷり与えて、毛穴まわりをふっくらさせて目立ちにくく。さらにリフト系やトーニング系による引き締め効果を狙うのも手。すでに目立っている場合は導入、レーザーなどの美容医療メニューが効果的。中でもマッサージピールは特殊なピーリング液をマッサージしながらなじませるユニークな施術。肌表面にダメージを与えることなく真皮に働きかけてコラーゲン生成をパワフルに促進。速効性が期待できます」(高瀬聡子先生)

教えてくれたのは

ウォブクリニック中目黒総院長
高瀬聡子先生
皮膚科医・美容皮膚科医。本誌スキンケア企画のご意見番。肌構造やエイジングのメカニズムなどに精通し、わかりやすい解説で大人気。

ビューティサイエンティスト
岡部美代治さん
大手化粧品メーカーでの研究、開発を経て現職に。最新コスメや美容トレンドを市場やメーカー目線を鑑みた独自の視点で分析し、発信。

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