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【冬の唐津】地のものを使った絶品寿司をいただく [FRaU]

2018年02月19日(月) 12時00分配信

佐賀県の唐津は、歴史ある海沿いの街。伝統ある建築物や唐津焼の窯元めぐりに呼子港のとれたて鮮魚。古きをたずねて、新しきを知る。そんな大人の旅が始まる。

唐津に来たからには、唐津だからこそ食べられるものを求めてしまうものだ。そんな旅人の期待に応えてくれるのが、ここ唐津であがった鮮魚を中心に近所の鮮魚店からネタを仕入れて提供する「鮨処 つく田」である。東京で食べられるものを出す必要はない。ここで振る舞われる、「つく田」らしい寿司こそ、粋な唐津の夜を締めくくるのにふさわしい。
土地の声を聞く。それが唐津流の寿司。

Photo:Manami Takahashi 

土地の声を聞く。それが唐津流の寿司。

【鮨処 つく田】
寿司屋の息子として生まれたものの、寿司の道を志したのは、24歳の頃だったという店主の松尾雄二さん。陶芸家・中里隆さんとの出会いをきっかけに、その後の修行先となる銀座の江戸前寿司店「きよ田」とめぐり会う。自身の店を持ったのは25年前というが、店内は全くその年月を感じさせない。

Photo:Manami Takahashi 

現在は修行中の息子さんと奥様と営む「つく田」で扱うのは、唐津で手に入るものを中心に、長年の付き合いで信頼関係を築いた近所の鮮魚店から仕入れる旬の魚たちだ。

Photo:Manami Takahashi 

「ここには、マグロもコハダもないですよ。江戸前寿司の “魚に的確な手当てをする” という考え方は受け継いでいますが、表面だけを真似をするのは意味がないから」と松尾さん。

Photo:Manami Takahashi 

使用する器もほとんどが唐津焼の作家さんが生み出したもの。そこにアテが盛られることで、空間として器も美しく完成する。

Photo:Manami Takahashi 

鮨処 つく田
佐賀県唐津中町1879-1
●情報は、FRaU2018年2月号発売時点のものです。

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