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【大草直子の改善レッスン】ファッション小物の収納法 [mi-mollet]

2018年02月04日(日) 11時00分配信

コーディネートの仕上げとなるアクセサリーやストール、ベルトなどの小物類の大草式の収納法をレクチャーします!
定番アクセサリーは、仕舞い込まない

見えるところに置いて、さっと着けはずしを。気分によって布を変えてみて。撮影/最上裕美子

定番アクセサリーは、仕舞い込まない

ジュエリーは、服ほど数が多いわけではありませんし、ずいぶんとそのときの気分を映すアイテムでもあるので、日替わりですべてをとっかえひっかえするようなことはありません。

「定番セット」を決めてしまい、毎朝悩まずにすむようにしてしまいましょう。服が決まったら、数秒でアクセサリーをつけて終了です。

私の定番は、左手の薬指につける結婚指輪をベースにした、リング3本のセット。
時計と、そこに重ねる、ここ数年毎日のようにつけている「ハム(hum)」のヴィンテージライクなブレスレット。
さらに、服によっては幅広の「メゾンボワネ」のレザーのブレスレット。
この違いは、至極簡単。春夏はレザー、秋冬は地金のブレスレットと、季節によって使い分けています。

そしてピアスも、そんなに多くありません。だいたい3択ほどに絞っています。
フォーマルな場に寄り添い、さらにカジュアルな着こなしのときも顔色を明るく見せてくれる白のパール、夜ドレスアップするときのシャンデリアタイプ、そして、表情を今っぽくしたいときに役立つゴールドのフープ。この3つです。

「しばらくはこのセットで事足りる」ジュエリーたちを、まとめて1つの場所に収納しています。ジュエリーセットの場所も、固定してしまうのです。

私は旅先で買ったシルバーのトレイに、100円ショップで買ったフェルトの端切れを敷いて、その上に保管しています。帰宅すると、必ずそのクローゼット近くの所定の位置でアクセサリーをはずし、朝は同じ場所で、そのままつけて出かければ良いだけです。

基本的に、私はネックレスはつけないので、トレイの中でアイテム同士が絡み合うことも、「あれ、どこにあったっけ?」と行方不明になることもなく、さっとジュエリーコーディネートが完成します。その安心感たるや!

そして、季節が変わったり、心変わりがあったりしたときに、ジュエリーボックスの中にある他の手持ちのものと入れ替えれば良いだけ。

40歳を超えれば、普段のカジュアルにこそ本物のジュエリーが必要です。さらに言えば、「はずし」や「迫力」もジュエリーで──と実感しているので、毎日変わる服に合わせる、というよりはそのときの自分に合わせるイメージです。

おそらく、ファッションアイテムの中で最も「所有数」が少ないジュエリーだからこそ、定番セットを決めておけば良いのです。
ストールは畳まずにハンガーに

長いものはハンガーに巻きつけ、厚手のものはたたんでパンツ用のハンガーに。撮影/最上裕美子

ストールは畳まずにハンガーに

ストールがうまく巻けない、どうしてもおしゃれにアレンジできない──というとき。もしかしたらその理由は、ストールのシワにあるのかもしれません。

チェックの大判ストールに深く、大きく刻まれたシワを、そのまま背負ってしまっている人や、シルクカシミヤにランダムについたシワを、首元に小さく巻きこんでいる人をよく見かけます。

たとえば、「ジョンストンズ」のカシミヤの大判のストールや、「ファリエロ サルティ」のシルクカシミヤのストール。きれいに畳んで、ピリング(生地のヒキツレ)を避けるため、布の袋に入れてしまっているとしたら……? それはもう逆効果。

私も以前は、そんなふうに収納していました。けれど、毎回スチーマーを当てるのは面倒くさいし、シワをとる時間がなくてストールを巻くことをあきらめることがよくあり、ストレスに。そこで、すべてハンガーに掛けることにしました。

カシミヤの大判ストールやシルクツイルのスカーフは、端同士を合わせ、クリップタイプのハンガーで留めるだけ。そして薄手のストールは、通常のハンガーに、まるで首に巻くようにくるくるっと巻きつける。
こうしておくと、クローゼットの奥にしまいこむことなく、ストールやスカーフをきれいにしまうことができます。首まわりがさびしいときにぱっと目につくので登場回数が増え、スタイリングに活用するまでの時間の短縮、さらにストレスのリリースになるのでおすすめです。
 

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