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くすみや乾き……小さい不安を抱える姫たちへ、植松室長の美の提言をお届け！

藤平：　室長、ちょっと相談に乗ってください！ 最近、肌の調子がどうもよくなくて。乾くしくすむし、ニキビもできるし。何から手をつけていいのやら……。

植松：　はは〜ん、それで今月の１０００人アンケートが“エイジングケア”なのね。つまりは、自分でもエイジングケアの必要性を感じたんでしょ？

藤平：　鋭い……。実は肌の不調は以前からあったんですが、原因はエンドレスな仕事のストレスだとばかり思っていて。ふと目尻の小ジワを発見して、もしや？ と気づいたんです。アンケートでも50％以上がケアをしているという結果が出て、いまモウレツな出遅れ感に焦ってます！

植松：　まぁ、深いほうれい線とかたるみが出る前に気づいたことは褒めてあげる。じゃあ質問。エイジングは何が原因で起こる？

藤平：　抗えない年月の経過！

植松：　そう（笑）。加齢などによるターンオーバーのリズムの乱れ、ね。これを正常に戻すための第一歩は、肌のバリア機能でもあるラメラ構造を整え直すことよ。

藤平：　ラメラ構造……肌表面の角層を強くしなやかに守る、セラミドなどの脂質と水分でできた層ですね？（ビシッ）

植松：　Ｏｕｉ！ 乾くならとりあえずいつもより保湿を盛ってみて。そこから自分にちょうどいい加減を探っていくの。この初動こそが後々の肌に響くから！

藤平：　ちなみに室長、目元の老け感が気になった私の場合、アイケアをランクアップすればいいですか？

植松：　ノンノン！　目が大きい人って、最初は目元のゆるみが出るのも早いからそこだけに気を取られがちなんだけど、エイジングケアでは“顔全体の印象を整える”っていう意気込みが肝心よ。

藤平：　顔全体ですか？

植松：　そう。ケアも単品よりフルラインがベター。例えば、食事だってパスタとかどんぶり飯ひとつみたいな単品飯って、やっぱり味気ないものでしょ？ 取り調べ中の容疑者じゃないんだからさ。

藤平：　容疑者！（笑） でも、最近は栄養バランスのいいプレート飯もありますよ？

植松：　あるにはあるよね〜。ただスキンケアってやっぱりフルコースでキレイな肌へ導くようにできてるのよね。前菜が出てスープが出て……味覚やマナーが育つみたいに、化粧水があって美容液があって……潤いの層ができて透明感のある美しいキメが育っていくわけ。肌の変化に気づいたこのタイミングで、いっそエイジングケアをフルラインで試してみたら？

藤平：　いいタイミングですね！

植松：　普段からライン使いしていない人はとくに変わる！ 早いうちから始めれば、頼みの綱は超高級クリームだけ！ なんて悲観的にもなりにくいし。何より、スキンケアはオタク的に試せば試すほど目利きになるから、みんなどんどんキレイになるものよ。

藤平：　あれ、今月はいい話オチ？

植松：　たまにはね。さ、お励みなさい！