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顔・肌・髪、おとなの“ツヤ感”を出す5つのポイント [おとなスタイル]

2018年01月16日(火) 10時00分配信

撮影/目黒智子

「同窓会にどんなメイクで行ったらいいの?」。
老けて見られたくない、でも、若作りと思われるのは、もっと嫌。
その「さじ加減」の正解は――?

そこで、メイクアップ アーティストの佐々木貞江さんとともに考える、同窓会顔の正解。ポイントは「肌を白くしすぎない」「眉尻、目尻、口角を下げない」「血色が透けるような、ほのピンクを仕込む」「3/5程度に抑えた艶印象にする」の4つ。
今回は「3/5程度に抑えた艶印象にする」ためのポイントを佐々木さんに教えていただきました。

脱カジュアル、脱パーティの「3/5艶」

「マットな肌は厚ぼったく見え、老けた印象になることがあります。かといって、艶を強調しすぎると、てかりに見えることも」(佐々木さん)
だから、同窓会顔の理想は、例えるなら3/5くらいの絶妙な艶感。
肌の一層奥に、潤いが透けて見えるような印象を目指して。
潤いは見える、でも行きすぎない、「薔薇の花びら」の艶!

撮影/高橋一輝[近藤スタジオ]

潤いは見える、でも行きすぎない、「薔薇の花びら」の艶!

触れると、しっとりと吸い付くように、潤いで溢れている。でも、その表面は、直接光を反射するのでなく、ふわっとソフトフォーカス……。例えるなら薔薇の花びらのような艶が、「3/5艶」の目安。うまく作る自信がないなら、理想の艶を追求した新感覚のスキンケアを利用して肌に艶を仕込んでから、セミマットタイプのパウダリィファンデをささっと薄くのばす。それだけで、潤い×ソフトフォーカスの、絶妙な艶感が完成するはず。

1液のオイルと2液のエッセンスを手のひらで混ぜて使う新感覚ケア。潤いに加え、オイルが作る擬似皮脂膜がピンとしたハリをもたらす。
キッカ ビューティグロウ オイル&エッセンス

同窓会顔の正解は、「全体のギラギラ」より「ポイントのツヤッ」

ハイライトを活用すると、絶妙な艶印象に。
「『Cゾーン』にツヤッと光を足すのが、おとなの正解。顔が引き締まるし、透明感もアップするんです。Tゾーンの艶はてかりに見える可能性があるので、おとなには必要ないと思います。ラメは反射する力が強すぎて、かえって悪目立ちするので、避けるべき」(佐々木さん)。
表情が動くたびに光が肌上を滑る、それもまたおとなを美しく見せる。


ハイライトを入れるコツ
目の下からこめかみにかけてのCゾーンに入れるとチークとのバランスでメリハリが生まれる。目元も明るくなり、生き生きとした印象に。

根元から毛先まで、髪全体を「艶コーティング」しておく

撮影/高橋一輝[近藤スタジオ]

根元から毛先まで、髪全体を「艶コーティング」しておく

日々、丁寧なケアを積み重ねているとイメージできる上質な艶が、おとなをもっとも綺麗に見せる…… 。それは肌のみならず、髪にも言えること。
「髪に艶があるだけで、肌まで綺麗に見える。髪の印象はとても重要だと思います」(佐々木さん)。
スタイリング剤で艶を足すのも効果的だけれど、トリートメントで艶コーティングしておくほうがより自然。手ぐしでさっと整えただけで、脱カジュアル、脱パーティに最適な、力の入りすぎないスタイルが完成。

週2回のケアで髪本来の艶を最大限に引き出す集中ケアリンス。しなやかで輝きのある髪は自信をくれるはず。
ルネ フルトレール リュミシア シャインリンス
顔以外の肌も生活の「余裕」が見えるクオリティへ

撮影/高橋一輝[近藤スタジオ]

顔以外の肌も生活の「余裕」が見えるクオリティへ

同窓会でみんなの目に触れているのは、じつは顔だけじゃない。首、デコルテ、肩、腕、そして、手の甲に足首……。ふとした瞬間に「あれっ?」。それなりに手をかけてきた顔との差に、年齢や生活が見えがちだ。だからこそ今すぐ、ボディの保湿&美白を始めよう。お風呂上がりにも、出かける前にも、せっせとケア。首の後ろや二の腕の内側など、見えないところほど丁寧に。普段ケアしていない分、顔よりずっと効果が目に見えてくるはず。

スーッと浸透してたっぷりの潤いで肌を満たす体用美白美容液。デコルテと二の腕は、お手入れ次第で見違える。
クレ・ド・ポー ボーテ セラムエクレルシサンコール[医薬部外品]
最高の褒め言葉、「なんだかいい匂い」を仕込む

撮影/高橋一輝[近藤スタジオ]

最高の褒め言葉、「なんだかいい匂い」を仕込む

「なんだかいい匂い」はおとなの女性にとって、最高の褒め言葉。なぜなら、まわりまで心地よくさせる香りは、幸せの証だから。ここぞとばかりに香水をふんだんに、ではなく、あえてボディフレグランスやヘアフレグランスなど軽やかなものを利用して、半径1メートルにふわりと香らせる。そのほうが、その人自身の存在感の艶やかさにつながるはず。香水を纏うなら、つけ慣れたものを選ぶ、数時間前につけて適度に飛ばしておくなどの配慮を。

〈右〉澄んだ空気のような清涼感に癒やされ、振り向かれる香りだから同窓会にはぴったり。ボディにも髪にも纏わせて出かけて。
メゾン フランシス クルジャン アクア ユニヴェルサリス センティッド ボディオイル、〈左〉同ヘアミスト

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