• > 長澤まさみ×高橋一生「ため息モノの”オトナの色気”」 [with]

長澤まさみ×高橋一生「ため息モノの”オトナの色気”」 [with]

2018年01月16日(火) 20時00分配信

ため息モノの"オトナの色気"を醸し出す二人の表現者 長澤まさみ×高橋一生

何かを探すかのように、体を寄せあう。相手への情熱と憂いの混じった視線。少し乱れたシャツから覗く、肌感。いくつもの要素が複雑に絡みあってため息モノの〝オトナの色気〟を醸し出す。体現する、二人の表現者が語ってくれました。

撮影/笠井爾示

不確かでも信じることが愛なのかなと思いました(長澤まさみ) 好きな人の過去を探っても"真実"は見つからない(高橋一生)
表現者としての信頼関係がうかがえる掛け合いだが、劇中での恋愛模様は穏やかではない。5年間も同棲する恋人が病気で倒れたことをきっかけに、名前や経歴がすべて嘘だったことが発覚。真実を探して四苦八苦する主人公を演じた長澤さんは、〝愛〞に対する価値観を揺さぶられたという。

「どんなに愛している人だったとしても、『知らないまま』でいることも大切なのかなと思いました。重要なのは目の前で向き合ってくれている人との〝今〞であって、過去はただの過去でしかないというか。確実な真実を知ることが愛なのではなくて、不確かでも信じることが愛なのかなと」
「うんうん」と頷きながら、恋人役を務めた高橋さんが補足する。
「結局、本当に知りたいのは『愛が真実だったかどうか』だと思いますが、それは好きな人の過去を探っても見つからないと思うんです。たとえ経歴を偽っていたとしても、『よく分からないけれど一緒にいたい』と感じるなら、その気持ちを重視することが大事なんじゃないか。そういうことを考えさせられる映画です」

撮影/笠井爾示

健康と色気ってつながっているモノ(長澤まさみ) 欲情を抑え込むことが色気につながると思います(高橋一生)

あえて嘘をつく。あえて探らない。感情を抑制することで深まる愛もあり、その感覚を知るオトナはセクシーだ。とはいえ、些細なことで揺るがないメンタルを鍛えるためには、やっぱり日頃の鍛錬が大事だったりするようだ。

「健康と色気って、つながっていると思うんですよね。運動すると前向きになれるホルモンが出るって聞いたことがあるので、私もなるべく日頃から体を動かすようにしています」(長澤さん)
「それは分かる。学生時代、体育の先生が『悩んでいるなら走ってこい』と言っていたけれど、理にかなっていると思います。体を動かすと精神的に健全になれるし、その裏打ちがあると強気になれますし。僕も日常的に運動しているんですが、この10年くらい風邪をひいていません。まあ、単純にバカなだけかもしれませんが(笑)」(高橋さん)

PROFILE

高橋一生
1980年12月9日生まれ。東京都出身。映画やドラマ、舞台で活躍中。2018年は映画「blank13」(2月3日公開)、「空海-KU-KAI-」 (2月24日公開/日本語吹替版)などに出演。

長澤まさみ
1987年6月3日生まれ。静岡県出身。2000年に第5回「東宝シンデレラ」オーディションでグランプリを受賞して女優デビュー。プライベートともにあらゆる世代から支持を獲得。

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