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【同窓会メイク】決め手は健やかな印象をつくる「ほのピンク」 [おとなスタイル]

2018年01月14日(日) 14時00分配信

撮影/目黒智子

「同窓会にどんなメイクで行ったらいいの?」。
老けて見られたくない、でも、若作りと思われるのは、もっと嫌。
その「さじ加減」の正解は――?
そこで、メイクアップ アーティストの佐々木貞江さんとともに考える、同窓会顔の正解。ポイントは「肌を白くしすぎない」「眉尻、目尻、口角を下げない」「血色が透けるような、ほのピンクを仕込む」「3/5程度に抑えた艶印象にする」の4つ。
今回は「血色が透けるような、ほのピンクを仕込む」ためのポイントを佐々木さんに教えていただきました。

健やかさを語る「ほのピンク」のオーラ

充実してるんだろうな、なんだか愛されていそう……。
同窓会で輝くのは、生命感と幸福感のある人。
「その正体は、血色が透けて見えるような『ほのピンク』。ピンクだけが浮かない自然さがポイント」(佐々木さん)
演出しすぎると若作りに、足りないと不健康にも。ピンクのさじ加減が重要。
おとなのチークは、ファンデーションの一部と考える

撮影/高橋一輝[近藤スタジオ]

おとなのチークは、ファンデーションの一部と考える

顔色やメリハリをファンデだけで作ろうとするから、厚塗りになったり、白く浮いたり。チークもファンデのうちと考えて肌作りをすると、同窓会顔はうまくいく。
「パウダータイプでもクリームタイプでも好みのもので可。チーク入れてる? 入れてない? と思わせるくらい、自分の肌色になじむ色を探して」(佐々木さん)

〈左〉血色カラーとライトカラーの2色が効果的に顔の印象をアップ。エスプリーク グロウチーク PK-6

〈中〉2色のシェードがふんわり肌に溶け込み、明るさをプラス。ジャルダン ドゥ シャネル ブラッシュカメリア ペッシュ

〈右〉薄膜の仕上がりで生命感のある輝きをプラス。キッカ フローレスグロウ フラッシュブラッシュ 04
ほのピンクを「若作り」にしない、骨格チーク&輪郭シェイディング

撮影/高橋一輝[近藤スタジオ]

ほのピンクを「若作り」にしない、骨格チーク&輪郭シェイディング

「丸くふわっと入れるチークは若作りに見えることも。しかも、たるみが強調されて顔が膨張して見える場合もあるんです。おとなにお勧めなのは、チークの2色使い。まず、肌なじみのいいシェイディングカラーで輪郭のたるみをすっきりと整える。そして、チークカラーを頬骨に沿って入れ、血色を感じさせる。すると端正な印象になります。頬骨の位置がよくわからないという人は、口をすぼめてみると、わかりやすいと思います」(佐々木さん)

チーク&シェイディングのコツ
シェイディング、チークともに、強調しすぎないのがポイント。メリハリが生まれてより自然に見えるうえ、小顔&リフトアップ効果も。

シェイディングとハイライトの絶妙な組み合わせが骨格を際立たせメリハリのある印象美へ。KANEBO ヴァリアンブラッセ(コントゥア)
化粧直し要らずの清潔感色、「同窓会リップ」を手に入れる

撮影/高橋一輝[近藤スタジオ]

化粧直し要らずの清潔感色、「同窓会リップ」を手に入れる

リップメイクは特に、清潔感が決め手。
「同窓会はしゃべったり笑ったり、食べたり飲んだりと動きがありながら、何度も化粧直しに行けない場ですよね。色の綺麗さに加えて、持ちのよさも必要条件。だから、ピンクベージュのハーフマット、それが理想の『同窓会リップ』だと思います」(佐々木さん)。
室内の柔らかい光の下では、潤いを感じさせながらもてかてかしていない、ハーフマットが映えるはず。

〈左〉少しオレンジ寄りのコーラルは唇に薄くのばすとしっくりくるハーフマットに。ルージュ アリュール インク #158

〈中〉清潔感を生み出すピンクベージュで同窓会仕様の立体唇を。クレ・ド・ポー ボーテ ルージュアレーブルn 1

〈右〉唇にふわっとしたやわらかさと潤いをもたらすベルベットマットな仕上がり。インテンス リクィッド マット M65
リップを塗る前のひと手間で「同窓会リップ」が映える唇へ

撮影/高橋一輝[近藤スタジオ]

リップを塗る前のひと手間で「同窓会リップ」が映える唇へ

唇の色がくすんでいるからと同窓会リップに躊躇する人もいるのでは?
「口紅を塗る直前に、再度ファンデで唇の外側を縁取るように整えると、ピンクベージュがぐっと映えます。それでも気になるなら、口紅を塗ったあとに同系色のリップライナーで唇の輪郭をなぞると、格段と美しく。その際、口角部分をより丁寧に仕上げると、凛とした表情に」(佐々木さん)。
このひと手間が、清潔感のある印象を創り出す!

リップライナーの描き方のコツ
唇を「あ」の形にして、上下唇の口角部分に自然なラインを。リップライナーを内から外に向かって動かして描くと、はみだしを防げる。

初めての人にも描きやすいペンシルは、絶妙な太さで自然にぼかせるのも嬉しい。ライナーをプラスするだけで唇の印象が断然変わる。リップ ディファイニング ペンシル 02
ピンクベージュネイルで生活感が見えない手の肌を演出する

撮影/高橋一輝[近藤スタジオ]

ピンクベージュネイルで生活感が見えない手の肌を演出する

あっ、シミ。あっ、シワ。そういえば、キメの粗さも気になる……。年齢や生活を語り出す手元は、顔同様に気を使いたいもの。
「綺麗な肌色の延長線上にある、ほんのりピンクがかったベージュのネイルカラーは、爪に視線を集めて、手の肌をより美しく見せる『錯覚効果』があると思います」(佐々木さん)。
淡いネイルカラーが映えるのは、ピンクが透けて見える健康的な爪。普段から、専用の美容液で丁寧にケアしておくことも大切。

〈左〉爪周りにたっぷり塗布して素の爪も指先も美しく。ベターネイルセラム

〈右〉肌なじみのいい繊細なパールが上品な印象へ。カラーベースコート ゼロ ゼロブンノイチ

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