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みなさん、こんにちは。美容ライターの中川知春です。早いもので、今年最後の記事となってしまいました。2017年のラストを飾るのは、マツエク＆カラコンについて。「素材で勝負。フェイクなんて興味ないわ」という方もいらっしゃるのは重々承知なのですが、私の周りの妙齢女子たちの間では今「イタくならないマツエク＆カラコンはどう選べばいいのか？」がかなりホットなトピックスでして……。きっと知りたい方が多いのでは？ と思い、今回はアラフォーでもトライしやすい、マツエクとカラコンをプロのアドバイスと共に紹介したいと思います。

アイリスト　新間茉生さん

日本まつげエクステンションンコンテストで優勝後、国内外で様々な技術のセミナーを開催。グローバル アイラッシュエクステンションでは日本代表として出演。現在、サロンにて施術も担当。ミモレ世代の顧客も多数。

まずは大人におすすめなマツエクについて。新間さんによると、気をつけるべきは、毛の太さとカール。この２つの主張が強いとどうしても人工感が出てしまい、“頑張ってる感”が出てしまうのだそう。
「自まつ毛かな？　マツエクかな？　と分からないくらいの自然さが必要。マツエクで使用する人工毛の太さやカールは多彩な種類があるのですが、細く(0.1㎜位)、8〜10mm程度の短めの長さで、緩やかなカールのものがベター。うつむいた時に違和感が出ないように、目頭は短めの8mmからスタートし、中央を少し長めの10mmに。特に黒目の外側は同じ10mmでもカールの緩やかなものを選ぶと自然ですし、アイラインを引いたときのような目ヂカラも手に入ります。また、黒一色でなくカラーエクステをミックスしてつけるのもひとつの手。大人の女性にダントツ人気なのが、ボルドーのカラーエクステ。ベースはダークブラウンを使い、ポイントで目尻に少しだけボルドーを混ぜます。赤みを目元に入れてあげると、くすみを飛ばして肌色を明るく見せてくれる効果が。雰囲気もぐっと柔らかくなりますよ」
（新間さん）

ちなみに今回、中川は新間さんのサロンでカラーエクステ初体験！　おすすめのダークブラウンとボルドーの毛をミックスしてつけていただいたのですが、まるでニュアンスカラーのアイシャドウやアイラインを引いたときのような柔らかさが出せてかなりいい感じ。毛も繊細なので、“エクステ感”が出過ぎず、こっそり目力アップが叶いました！　また、ピンクやブルーなどの鮮やかカラーのカラーエクステもあるそう。つけると透け感のあるアイシャドウを塗ったときのような効果が得られるので、リゾートへ行く時などはチャレンジするのもおすすめです。

お次は、マツエクよりもさらにハードルの高いカラコンについて。
「着色直径（レンズの中で色が付いている部分）が13mm前後の小さなものを選びましょう。また縁がにじんだデザインだと瞳に馴染んでバレにくいですよ。色は、ダークブラウンや濃すぎないブラックだと自然に見えます。ヘーゼルやアッシュ系は瞳の印象が若くなりすぎて浮くので避けたほうが無難。最近は、ミモレ世代の女優さんやモデルさんがたくさんカラコンをプロデュースしているので、そういったものを選ぶのもおすすめ」（新間さん）

私事で恐縮なのですが、実は中川もカラコン愛用者。休日や仕事で撮影があるときに使用していますが、あんまりバレません。「大人も使えるカラコンを知りたい！」とコンタクトショップで試着しまくった結果、40代にオススメだったのがこの２品でした。

縁にのみ着色がされているシンプルデザイン。実は私、けっこうな三白眼なのですが、これをつけると違和感を与えることなく黒目を少しだけ大きく見せられるところがお気に入り。またレンズ内の保湿成分が水分をキープ。乾かないので着用感も抜群によく、バレにくいため仕事のシーンでも重宝しています。

渋谷西武など、デパートで購入できるのも嬉しいワンデーカラコン。ブレンデッド 02は瞳になじむダークグリーンに明るめのオリーブグリーンを重ねたデザイン。瞳がツヤっと見える実感があり、透け感があるので悪目立ちしません。ただ瞳全体が明るくなるので、こちらは休日のお出かけ用に。さすがに「つけてない」とは思われませんが、口の悪い女友達にも好評です。

いかがでしょうか？　お出かけなど、「ちょっとだけキレイに見せたい」ときに重宝するマツエク＆カラコン。温泉旅行など、すっぴんになるときでも顔がぼやけず、おすすめですよ〜！