• > 元OLスタイリストが仕事服の疑問を解決!【足元編】 [mi-mollet]

元OLスタイリストが仕事服の疑問を解決!【足元編】 [mi-mollet]

2017年12月12日(火) 19時00分配信

今回解決する疑問は、お仕事服のときの足元問題。いつも悩みますよね、ストッキングやタイツ。パンツのときにタイツだともたつくけど、オフィスでソックスはカジュアルすぎ? という疑問も…。元会社員スタイリストの川上さやかさんにズバッとお答えいただきます!

PROFILE 川上 さやかさん

大手金融会社のOLからスタイリストに転身した異色の経歴の持ち主。シンプル&ベーシックをただの地味に終わらせず、上品な女らしさと洗練感をもたらすテクニックをトッピングする、リアルな通勤コーディネートに定評がある。

撮影/目黒智子

Q1.スーツの日の足元、冬は何をはけばいいか、難しくないですか?

A.「パンツスーツのときはマイクロネットソックス、スカートスーツのときは30デニールのストッキングと、それぞれで選び方を決め込んでしまうとラクですよ」
パンツスーツのときは…“ピエールマントゥー”のマイクロネットソックス。

「パンツスーツのときは、肌が見える部分は足の甲だけになりますよね。そこをマットなタイツで覆ってしまうと、女らしさや抜け感がまったくなくなってしまいます。この限られた面積を有効活用しながら、パンツと靴をうまくつないでくれるのが、マイクロネットソックスです。いわゆる、網タイツ素材ですが、“ピエールマントゥー”のこれは、ネットが非常に細かいので、上品な印象ではけるのが魅力。さすがにスカートと合わせてしまうと、女っぷりが主張しすぎてしまいますが、マニッシュなパンツスーツのときこそ、この女らしさを味方につけるとちょうどいいバランスになりますよ」(川上さん)

撮影/目黒智子

スカートスーツのときは…“アスティーグ”の30デニールストッキング

「一般的に25デニールまでがストッキング、40デニール以上がタイツと呼び分けられていますが、最近国内外のブランドで、30デニールの厚手ストッキングが登場していることにぜひ注目していただきたいです。ストッキングやタイツは、脚の透け感がないほどカジュアルに見えます。なので、スーツに合わせるときは、適度な透け感があることがマストです。そんなとき、この30デニールなら、ストッキングをはくより寒々しくなく、タイツよりはきちんと見えるという、ちょうどよさがあります。それに、肌が透けることで、スカートから出たひざ下に陰影がついて、脚をほっそりと見せる効果もありますよ。今回は、ライトグレーのスーツに、チャコールカラーのストッキングを合わせました。30デニール、ぜひ意識してチェックしてみてください」(川上さん)

撮影/目黒智子

Q2.ではスーツを着ていない日の場合、どんな仕事服にでも合うタイツってありますか?

A.「とにかく万能なタイツが欲しい、という方は、話題の色“ブラキッシュグレー”をチェック!」
“17℃”のブラキッシュグレータイツ

「セットアップスーツを着ない日の場合、洋服の色が濃かったり、淡かったりと、日々変わるので、その度に何色のタイツを合わせるかは悩まれるポイントになると思います。そこで、どんな色の仕事服でも一発でうまくいく絶品カラーを紹介したいと思います。それは、黒味がかったグレー、という意味の“ブラキッシュグレー”です。チャコールグレーよりももっと赤みのない黒に近いグレーで、黒タイツをはくよりやさしい印象に見えます。服の色がダークなときは、服の印象を和らげる役目を、服の色が明るいときは、黒ほどコントラストがつけすぎずに引き締めてくれる役目を果たしてくれる優れ色です。スーツではないときは、マットすぎない40~60デニールがちょうどいいと思います。上の写真ではいているのは55デニールです」(川上さん)

【関連記事】

NEWS&TOPICS一覧に戻る

ミモレ
FRaU DWbDG
  • FRaU DWbDG
  • 成熟に向かう大人の女性へ
  • ワーママ
  • Aiプレミアムクラブ会員募集中!

このページのTOPへ戻る