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【首コリ・頭痛解消法】マッサージやストレッチよりも時短で効果的な○○テクニック [VOCE]

2017年09月23日(土) 11時00分配信

日々の姿勢の悪さからくる不調の原因を解消!

O脚、ダイエット、骨盤の歪みや緩みなど、年間2000人もの悩める女性を救う、骨盤矯正パーソナルトレーナー・中村奈緒子さんが提唱する、中村式メソッド。今回は、首コリや頭痛解消に効くメソッドをお伝えします。
天気が悪い時に頭痛がしたり、スマホやパソコン操作の後、首が疲れていることってありませんか?仕事でパソコンを見て、オフの時にもスマホでついついSNSやメールに夢中になっていると1日のうち、スマホやパソコンを見ているトータル時間って、長時間になると思います。

その時の首の角度が15度下がるだけで、首にかかる負荷が約6キロ前後も増えるってご存知でしたか?そんな負荷がかかった状態で、スマホやパソコン操作を続けると、首コリや頭痛の原因、また首の歪みを引き起こしやすくなる……というのが、お分かりいただけると思います。

ビフォー&アフター

左のクライアントさんのbefore画像の首、斜めに歪んでいるのが分かりますよね。このように、首コリもひどくそのままにしていると、首を支える力がないため歪み、頭痛などもひどくなるケースがよくあります。bofore画像は、1回目、after画像は、2回目の背骨矯正パーソナルトレーニングのものです。歪みが良くなりましたね。悩みだった頭痛も解消されました。
そこで今回は、アラサー世代に多い、お悩み第4位の「頭痛、首コリ」について、お伝えしたいと思います。

私のメンテナンスルームにお越しになられるクライアントさんのお悩みランキングは、こちら

1位 腰痛
2位 肩こり
3位 お腹のたるみ、ダイエット
4位 頭痛、首コリ
5位 О脚
(2016年11月~2017年2月 クライアント70名分のアンケート結果)

首コリと、頭痛を同じ悩みに入れたのは、アラサー世代の女子の頭痛は、首コリからきているものが多いからです。今回は、首コリとそこから影響される頭痛の両方に効く攻略メソッドをお伝えしたいと思います。
<アラサー世代の頭痛、首コリで悩む女子の特徴>

こんな姿勢しているときよくありますよね。

<アラサー世代の頭痛、首コリで悩む女子の特徴>

・スマホや、パソコンを1日中見ている。その時の姿勢も、顎が前に突き出ている。
・上を向いていることが、あまりない。歩いている時も下を見がち。
・運動不足である。冷えやすい。
<原因>

(頸椎専門クリニック Mr,kenHansraj 研究記事参照)

<原因>

1:筋肉のコリと、筋肉を覆っている筋膜の緊張。
VOCE世代の女子は、長時間のスマホ操作やパソコン作業の動作時間って、1日のうちかなり多い比率を締めていると思います。それが、エアコンの効いた環境でじっとして行っているならば、冷えを招くのでなおさらです。

特徴的なのが、パソコン操作時の顎を突き出した姿勢と、スマホ時のうつむき姿勢。どちらも、首を支えるべき、首後ろにある脊柱起立筋の本来の働きがなされていないことが、共通点です。前方の画面に夢中になっていると、背中が丸まり、頭が前に出て、肩よりも耳が前に突き出した姿勢になります。

首の角度は、15度角度が付くと、首にかかる負担が、約6キロ前後ずつ増えていきます。0度で約5キロ、15度で約12キロ!30度で約18キロ!!45度で、約22キロ!!!

そう思うと、首が凝るもの納得ですね。また、首や肩にコリを感じる時、筋肉を覆っている筋膜のある部分が縮み、しわのように周りが引っ張られ、緊張が生じているのです。マッサージ屋さんに行き、その時は良くなっても、また凝ってしまうことってよくあると思います。これは、表面の筋肉はほぐれても、筋膜の緊張がとれていないのと、慢性的な姿勢が改善されていないためなんですね。
2:運動不足

運動不足の方も、凝った筋肉を解消できていないため、より冷えを招き、コリを加速させます。

かつ、1の原因でお伝えした、体全体の支柱となる、脊柱起立筋も弱体化してしまうため、何とか自分で首コリをなおそうと思ってマッサージをしても、すぐに元のコリに戻ってしまうのは、このためです。

マッサージは良いものですが、支える筋力が付くわけではないですからね。首コリ、またその首コリからくる頭痛を解消されたい方は、根本的に、体の支え柱となる脊柱起立筋を鍛え、強めることの方が大切です。
3:自律神経の乱れ
首は、自立神経の働きとも密接な関係です。特に、交感神経が優位になった過剰な緊張によって、より硬くコリが増してきます。副交感神経を優位にする解消法も取り入れましょうね。

<解消法>

・時短テクニック!筋膜の癒着を解消する他方面ベクトルで、脊柱起立筋肉をつけちゃおう!
・自律神経の働きを良くする。特に、副交感神経への切り替えをよくする。

慢性的なコリを根本的に直そうと思うと、マッサージや何となくしているストレッチだけでは、実はかなりの時間がかかってしまいます。そこで!!マッサージや、ストレッチに、「筋膜の癒着を解消する他方面ベクトル」のテクニックを加えることで、時短で効果的なケア法をご紹介します。

他方面ベクトルで、脊柱起立筋をつけちゃおう!

目安:深呼吸で3呼吸を、左右で1セット。これを2、3セット(約8分)おこなってください。

他方面ベクトルで、脊柱起立筋をつけちゃおう!

なんとなくねじりストレッチしているだけでは、首のコリをとり、背骨の筋肉をつけるまでに時間がかかります。そこで!!前後、上下、横、の3パターン、6方向を意識しながら、ねじりの動作に入りましょう。


丁寧に、多方面ベクトルを感じてくださいね。このように、反対方向のベクトルを感じるようにストレッチも行うと、効果がずば抜けて、早くなります。

効果がずば抜けて早くなる理由とは?

例え:1

効果がずば抜けて早くなる理由とは?

効果がずば抜けて早くなる理由を、わかりやすくタオルのしわを使ってご説明します。このタオルのしわのように、一箇所が引きつれをおこしていると、全部に影響します。

例え:2

縦に伸ばしてみましょう。縦の上下相互方向に進展させ、かつ、方向の厚み幅もつける(この絵図の場合、矢印1個だけでなく、この場合4個。)ことで、縦のしわのみが残りました。でも、一本の相互方向のみ伸ばしても、しわ自体は、解消しません。

例え:3

横の方向もしかり。横のしわのみが残り、あとのしわ(歪み)は解消しました。横の相互方向のみ伸ばしても、しわは、解消しません。
この縦と横の相互方向を同時に行うと……

タオルのシワ=ゆがみ。これが一気に解消!

この縦と横の相互方向を同時に行うと……

ほぼ一瞬で綺麗にしわが伸びました!一目瞭然ですね!このタオルの例は、肩、首をおおう筋膜も同様なのです。タオルのしわは、体でいうと、歪みにあたります。首や肩にコリを感じる時、筋肉を覆っている筋膜のある部分が縮み、しわのように周りが引っ張られ、緊張が生じているのです。

なので、首コリやそこからくる頭痛が解消される、最短の解消方法は……
・同時に多方向ベクトルで伸展させるテクニックを入れて、
・脊柱起立筋を中心としたエクササイズを!


ということが、分かってもらえると思います。

一回でも体軸のゆがみが解消されています。

こちらの画像は、このテクニックを取り入れたパーソナルトレーニングを体験されたクライアントさん、1回でのボディ変化です。1回だけでも、これだけ体軸の歪みが解消されました。効果が抜群なのが、お分かりいただけると思います。

また、筋膜って、ゆったりした動きに反応するため、ゆったりと、穏やかな圧によって、徐々にゆるむことができます。ゆったりとすることで、プリプリッとした弾力が生まれ、ゆがみが整ってきますよ。自立神経を整え、特に副交感神経を働かせるためにも、ゆっくりした呼吸法が一番効果的です。

ここで、今日お伝えした、首コリ時短解消法のポイントを、まとめますね。

1.一方方向ではなく、相互方向に。
2.同時に、多方面に。
3.とってもゆったりと、呼吸を止めずに。

教えてくれたのは

中村 奈緒子
ナオコボディワークス主宰。骨盤矯正パーソナルトレーナーとして延べ8000人以上もの女性の悩みを解決。現在は4か月先まで予約待ち。妊娠前よりも「美尻もくびれも手に入れられるメソッド」が好評を博している。

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