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女子はみんな姫であれ！ そんな想いを込め“アントワネット美容”を貫く知恵を植松晃士が授ます！

藤平：室長、いよいよ始まりましたよ、世直し企画「アントワネット美容のススメ」。初回は、世の女性たちのハイヒール事情について、1000人アンケートを実施しました。

植松：高さの好みはともかく……ヒールをほぼ履かないって人が約3分の1もいるってこと!? 美意識、低すぎ！

藤平：室長、まだ世はスニーカーブームですから。通勤スニーカー派やぺたんこ靴のママたちも結構見かけます。かくいう私も靴は機動力重視ですね。これって、何か問題ですか？

植松：サヴァパ（ダメ）！ ヒールはね、女性の美意識の象徴よ。メイクで例えるなら、仕上げのキラキラ質感と同じよ。毎日メイクするよね？ 目元や唇にパールやグロスも塗るよね？ だったらファッションの仕上げには、ヒール靴を履かなくちゃ、アンバランス！

藤平：でも……こういってはなんですが、疲れるんですよね、ヒールって。折れたりコケたり……という失敗談も多く届いてますし、長時間歩くと疲れて、一歩の気力さえ失います。

植松：まあね、履き慣れないとそういうこともあるけど、慣れよ、慣れ。何も毎日ハイヒールを履けって言ってるんじゃないの。子育て中だって、ローヒールなら問題ない日だってあるし、たまにお洒落して出掛けるときならハイヒールだって履く機会はあるはず。女を怠けちゃダメってこと！

藤平：ときどきでもいいんですね？

植松：Oui！ その通り。意識が大事なの。ヒールを履くことで足長に見えるから、全身バランスもよくなるし、立ち姿もキレイに見えるしね。実はすっごく自然なビューティアイコンでもあるわけ。

植松：それにね、これから素敵な人を見つけて結婚した～い！ っていうアントワネット予備軍ちゃんたちにも、ヒール習慣をぜひすすめたいよね。ヒールの高さって、女の気高さの象徴でもあるわけ。だから近づいてくる男も自動的にふるいにかけられて、変な男にひっかかりにくくなるから。

藤平：え？ ヒールだけで、ですか？

植松：だって10cmを超えるような高いヒールなんて、歩けないし、疲れるし、そもそも実用的じゃないんだもん！ だから並の男じゃ面倒くさがるの。女性を“姫”として認めてくれるような、貴族的な気質の男しか寄ってこないってわけ。

藤平：勉強になります。だけど日本にいますかね？ そんな男性。

植松：いるにはいるけど何で日本限定？ 世界に男は何人いると思ってるの！

藤平：あ、35億！ あと5000万！

植松：ブルゾンとーへー、よくできました。そのステージを最初から諦めてる人には、そんな男は寄ってこないってこと。

藤平：そういうことなら、私も日々ヒールを履きます！

植松：トレジョリー（美しい）！ アントワネット予備軍たち、お励みなさい！

「ヒールを履く」という美意識は末端の美にも通じるもの。メイクで飾るだけでなく、ケアにも手抜きは禁物です！

「触れたくなるゆるふわヘアも、おモテの近道」。週1回の柔軟ジュレトリートメント。

「唇の荒れは末端おブスの最高峰。即シュガーベーススクラブで退治して」。

「手入れしてない素爪は、悲壮感すら漂うもの。これから配膳のバイト？ と聞かれる前にケアを」乾燥、縦ジワ、二枚爪……ダメージ部分に塗るだけ。