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登山疲れを癒やしてくれる!とっておきの山小屋4選 [FRaU]
2017年08月23日(水) 20時00分配信
一度は訪れたい、憧れの山小屋 「氷壁の宿 徳澤園」
上高地。ここはクライマーにとっては北アルプス登山の入り口であり、観光客にとってはハイキングを気軽に楽しめるエリア。ここから梓川の清流を眺めつつ、森林ハイクすること約2時間。瀟洒な山小屋「徳澤園」が見えてくる。
ヨーロッパのホテルを思わせる内装の食堂には、趣のある重厚なストーブも鎮座。今年はまた8月中旬から点火予定。
ヨーロッパのホテルを思わせる内装の食堂には、趣のある重厚なストーブも鎮座。今年はまた8月中旬から点火予定。
ダークブラウンを基調とした館内は一流ホテルさながら。宿泊スペースは、落ち着いた和室や贅沢な洋室からヨーロッパの寝台列車を思わせる相部屋まで。今年から相部屋は、蜂の巣のようなカプセル型に生まれ変わった。中はひとりで寝るには十分なスペースあり。
夕食には、前菜から肉と魚のメインまで地元の食材をふんだんに使った絶品料理が並ぶ。
夕食には、前菜から肉と魚のメインまで地元の食材をふんだんに使った絶品料理が並ぶ。
ここを拠点に登山をスタートしても、ライトハイクへ出かけても、テラスでのんびりしても、楽しみ方は自分次第。山の頂だけでなく山小屋泊が目的になる、とっておきの一軒だ。
宿泊者も宿泊以外のゲストにも人気の「みちくさ食堂」。名物ソフトクリームは400円。生ビールやワインなどお酒も充実。
氷壁の宿 徳澤園
長野県松本市上高地4468
ACCESS
JR新宿駅からJR松本駅まで特急スーパーあずさで2時間30分。松本駅から松本電鉄上高地線で新島々駅まで30分。新島々からバスで上高地BTまで1時間10分。そこから徒歩2時間15分。
宿泊者も宿泊以外のゲストにも人気の「みちくさ食堂」。名物ソフトクリームは400円。生ビールやワインなどお酒も充実。
氷壁の宿 徳澤園
長野県松本市上高地4468
ACCESS
JR新宿駅からJR松本駅まで特急スーパーあずさで2時間30分。松本駅から松本電鉄上高地線で新島々駅まで30分。新島々からバスで上高地BTまで1時間10分。そこから徒歩2時間15分。
東京から気軽に行ける 丹沢の山小屋へ
新宿から丹沢の登山口まで約1時間30分。列車予約なしで気軽に行ける丹沢へ、週末向かってみませんか?
HOW TO GO TANZAWA?
新宿駅から渋沢駅まで小田急線急行で約1時間15分。渋沢駅北口より大倉まで神奈川中央交通バスで約15分。そこから徒歩で、塔ノ岳まで約4時間、丹沢山まで約6時間、鍋割山まで約4時間。
ビギナーから常連まで思い思いに 過ごせる憩いの山小屋「尊仏山荘」
標高1491mの塔ノ岳。広々とした山頂はほぼ全方位にひらけ、天気が良ければ富士山や南アルプスの山嶺から相模湾と湘南方面まで、丹沢でも随一の眺望が広がる。ここにあるのが尊仏山荘だ。
撮影時はあいにくの曇り空のため、雲の上からちらっと姿を見せる富士山。コンディションが良ければ、富士山の右側に南アルプスの姿を眺めることができる。
撮影時はあいにくの曇り空のため、雲の上からちらっと姿を見せる富士山。コンディションが良ければ、富士山の右側に南アルプスの姿を眺めることができる。
扉を開けてすぐの喫茶スペースで、淹れたてのコーヒーを飲んでほっと一息いれたり、ビールを飲みつつ景色をのんびり眺めたり、ご主人との会話を楽しみに常連登山客が顔をのぞかせたり。みな思い思いに山を楽しんでいる姿が印象的。
食堂では、夕食はカレーライス、朝食にはおでん定食がいただける。
食堂では、夕食はカレーライス、朝食にはおでん定食がいただける。
快適小屋「みやま山荘」で一泊して楽しむ丹沢の山歩き
日本百名山のひとつ丹沢山の山頂にある山小屋は、2004年にリニューアル。清潔感ある館内は木のぬくもりたっぷりで、心地よく一晩をすごせる快適空間。
消灯後はアルコールランプに火がともる。
消灯後はアルコールランプに火がともる。
1階の休憩室には大きな本棚があり、ここにある山の写真集やガイドブックを眺めながら過ごす時間も心安らぐひとときだ。このスペースでコーヒーや缶ビールなども飲むことができる。
ここで登山後の疲れた身体を癒やしてくれるのが、おいしいご飯。夕食は季節ごとに、春は鴨のロース、夏はしゃぶしゃぶ、冬は焼肉とメインの肉料理から、ご飯と味噌汁、おひたしやデザートまで。朝食は、絶品の炊き込みご飯(夏はわかめご飯)ほか、わさび菜のマヨネーズ和え、味噌汁など。
丹沢山まで訪れるならここで一泊して、丹沢の山歩きを存分に楽しみたい。
丹沢山まで訪れるならここで一泊して、丹沢の山歩きを存分に楽しみたい。
鍋割山の頂「鍋割山荘」で鍋焼きうどん食べてパワーチャージ
鍋割山のてっぺんを目指す登山客の半数、いや、それ以上が同時に目指していると思われるのが、鍋割山荘の名物「鍋焼きうどん」。
40年前から提供しているというこのメニューは「一日の最高が600食。夏でも150食出るときもある」とご主人の草野さん。忙しい時は何も食べずに、ただひたすら黙々とうどんを作り続けるプロフェッショナルだ。具材は、かぼちゃの天ぷらや半熟気味の卵に、厚揚げ、きのこなど。濃いめの出汁が山登りで疲れた身体にじんわりと染みる。
天気が良ければ、外のベンチで景色を眺めながら食べるのがオススメだ。標高1273mの山頂からは、市街地ものぞむことができ、天気がよければ相模湾まで展望できる。