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冷たい麺はお気に入りの中鉢皿で“着回しアレンジ” [mi-mollet]

2017年08月22日(火) 11時00分配信

食欲がなくなりがちな夏は、つるつるっと食がすすむ麺類の出番が増えます。そこで川上さんが、マンネリしない麺の“着回しアレンジ”を教えてくれました。そんなとき盛りつけに大活躍するのが、中鉢皿でした。
少しの手間でエスニック、和風、洋風のテイストに早変わり!

テイストに合わせて、器もチェンジすると毎日新鮮な食卓に。 撮影/川上輝明

少しの手間でエスニック、和風、洋風のテイストに早変わり!

「手軽に作れてさっと食べやすい冷やし麺は、我が家の夏の定番です」と川上さん。けれども毎回同じ味だと、どうしても飽きがくるといいます。「シンプルな白Tシャツに合わせるネックレスを大ぶりなウッドビーズにしたり華奢なゴールドのチェーンにしたり、変化をつけると全く違う印象になります。それと同じで、トッピングと器を変えると、同じ冷やし麺でも違う料理のよう。この夏は和、洋、エスニック、3つのパターンを気分に合わせて楽しんでみませんか?」
1.ニュアンスのある“ブルー”でエスニック麺に

シックなブルーの器は、アジア料理を盛るのにおすすめ。 撮影/川上輝明

1.ニュアンスのある“ブルー”でエスニック麺に

釉薬の濃さで奥深さが増す焼き物の器は、エスニックとよく合います。「くすんだブルーやグレー系の奥深い色合いが1つあると、盛りつけた料理が一気にセンスアップします」。冷やし麺のうえに、基本の肉味噌(レシピあり)とスイートチリソースを和えて盛り、刻んだシソとパクチーを好みで散らしてライムを添えると、おしゃれなエスニック麺のできあがり。
2.和風の麺はざらっとした質感のある器に盛って

質感のある白い中鉢は、いつもの料理が洗練された印象に。 撮影/川上輝明

2.和風の麺はざらっとした質感のある器に盛って

白い器はどんな料理とも合いますが、だからこそ質感で印象が大きく変わります。「大人のスタイリングには、ツルンとした陶器より、ざらっとした質感の焼き物やしのぎ(筋)の入ったデザイン、奥行きのある色合いなど、ちょっとだけ個性の効いたものを選んで」。冷やし麺のうえに基本の肉味噌(レシピあり)をのせ、好みの量のオクラ、ミョウガ、長ネギを盛り、一味唐辛子をパラパラっとかけて。
3.さらりとした質感の中鉢は、イタリアンで華やかに

鮮やかな食材を引き立てるシンプルな中鉢も素敵 撮影/川上輝明

3.さらりとした質感の中鉢は、イタリアンで華やかに

食材の色が鮮やかなときは、シンプルな中鉢との相性がいいそう。「レストランとは違って、家庭でツヤのある白い器を使うと少し味気ないように感じます。そこでマットな質感や淡い色合いの器があると、しっくりとハマりますよ。冷やし麺のうえに、基本の肉味噌(レシピあり)とバルサミコ酢を和えて盛り、好みの量のスライスしたプチトマトとバジルを盛りつけ、オリーブオイルをたらして!」

<recipe>

・肉味噌

●材料(作りやすい分量)
・合挽き肉 500g
・玉ねぎのみじん切り 1/4個分
・塩 小さじ1
・味噌 小さじ1

●作り方
サラダ油(分量外)をひいたフライパンを中火で熱し、合挽き肉を炒める。火が通ったらみじん切りした玉ねぎを加えてしっかりと炒める。最後に塩と味噌を加え、しっかりと和える。冷ましてから小分け(約100g)にラップなどで包んで冷凍保存をする。食べるときは解凍し、好みの量のめんつゆを入れ、味を調える。

器とトッピングで、麺の多彩なコーディネートを楽しむ

1人のランチも、家族と味わう夜ごはんも、気軽に作れる麺類は忙しい川上さんにとって、定番のメニューだと言います。「Gパンにコットンワンピを合わせたり、タンクトップを着たり、シャツを羽織ったり……。カジュアルな服を楽しむ感覚と同じように、デイリーに味わう麺類はアレンジを加えることで、毎日がもっと楽しくなる気がします。中鉢は2〜3個あるとスタイリングの幅がぐんと広がりますよ!」

フードディレクター 、川上ミホさん

国内外のレストランでの経験を経て独立。イタリアンと和食をベースにしたシンプルでストーリーのあるレシピとスタイリングに定評あり。書籍や雑誌、TVなどを中心に活動するほか、近年はレストランプロデュースや商品開発アドバイサーとしても活躍。東京・目黒区東山でプライベート・レストラン「5quinto」を主宰。

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