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第一印象に雲泥の差!なりたい自分は眼鏡で叶える! [おとなスタイル]

2017年08月16日(水) 10時00分配信

眼鏡美人チェックでセンスを磨く

「初対面で相手のどこを見るか? 顔ですよね。眼鏡は顔のど真ん中。自分の雰囲気を生かした選び方、印象をよくするかけ方を知っている人とそうでない人では、第一印象に雲泥の差が。
似合う眼鏡は、顔のコンプレックスをチャームに変える力を秘めています」
そう語るのは、眼鏡スタイリストの藤裕美さん。今回、自分の印象を変える眼鏡選びのコツを教えていただきました。
メイクや髪型を変えるより、ずっと簡単

上・REIZ GERMANY(ライツ ジャーマニー) OVEL Col.196 下・VOLTE FACE(ボルトファース) HALOW

メイクや髪型を変えるより、ずっと簡単

“家にいるときしかかけない”など、外出時の眼鏡を敬遠しがちな女性は、意外と多いけれど。
「でも本当は、年齢を重ねた女性にこそ、眼鏡は強い味方となるんです。化粧のりが悪くなるおとなの肌は、無理してメイクを重ねるよりも、外出前にメイクやヘアに時間眼鏡でイメチェンした方が手軽で効果的ですよ。外出前にメイクやヘアに時間をかけなくても、眼鏡をさっと1本かけるだけで印象的になります」

鮮やかな色使いの眼鏡は、一瞬で顔の艶感がアップ。また、丸形なら優しい雰囲気、フォックス形ならいい女風と、イメージ操作も!
「魔法のように印象や雰囲気を作る眼鏡は、50代に必須の“顔アクセサリー”ですね」

似合う眼鏡がわからないときの自主トレに!

「自分に似合う眼鏡がわからないときは、“眼鏡アンテナ”を立てるのが一番。街中を歩きながら眼鏡観察をして、素敵だなあと思った眼鏡美人をチェックするんです」
見ているうちに、どこに惹かれたのか、自分の好みが整理され、服や髪型との合わせ方など、自然に知識もたまっていく。
「私もよく街頭ウォッチしていますが、経験上、表参道や青山は眼鏡美人が多いですし、美術館やファッションイベントもその方らしい眼鏡選びの人と出会えるチャンス。
いいなあと思ったら『素敵ですね』と、声をかけてみるのもいい。眼鏡好きは案外、親切にいろいろ教えてくれますよ。海外の映画や雑誌、映画祭などをチェックするのも手です。
私が眼鏡使いが上手だと思う女性は、メリル・ストリープやジュリア・ロバーツ。様々なシーンに応じて使い分ける、眼鏡バリエーションが絶妙で、内面の知性が漂う選び方も見事。二人を見ていると、眼鏡はその人の個性を引き出すものだと実感します」

(C)アフロ

公私ともに眼鏡を愛用しているメリル・ストリープ。
「映画祭のドレスにも眼鏡を合わせるところがさすが。知性とエレガンスが融合しています」

(C)アフロ

今年50代を迎えるジュリア・ロバーツ。「自分に似合うバランスを知っている人。シャープだけど、同時に女らしさも、眼鏡で演出しています」

(C)森本洋輔

ミナ ペルホネンのプレス・森祐子さん。ベルリンのヴィンテージフレームショップ「Lunettes selection」で一目ぼれした眼鏡は、独特のニュアンスカラーが魅力。

(C)目黒智子

美容エディターの松本千登世さんは、20年以上にわたる眼鏡マニア。最近のお気に入りはボビイ ブラウンのアイウェア。カジュアルスタイルに知性が漂う雰囲気。

失った自信に「技あり」眼鏡が効く!

「“第一印象が薄くて人に覚えてもらえない”“加齢で見た目が変化して、自信がなくなった”……そんな悩みを持つ方にも、眼鏡は大いに役立ちます」
おすすめは、さりげなく脱・定番の「技あり」眼鏡だ。
「人と顔を合わせたとき目につく眼鏡は、会話の糸口になりやすい。効果的なのは、正面はシンプルでベーシックだけれど、テンプルの色使いがユニークだったりツートーンだったりするタイプ。ふと目に留まって、“その眼鏡素敵ですね”と褒められたり、会話の中心になったり」
コンプレックスが自信を持てるチャームポイントに。プラス、人間関係をスムーズにしてくれるツールでもあるのだ。

THEO(テオ) MILLE+21Col.394

表はシンプルな濃い茶のメタル。裏の上部にイエローのアクセント。さりげなく存在感の光るデザイン。

HENAU(エノウ)YOOH Col.H79

一見、定番のべっ甲風のラウンド形。でも、光が当たるときれいに色めくパープルの色合いで、洗練された表情に。

frost(フロスト) DORNROSCHEN Col.09

シックなベージュと、フェミニンなサーモンピンク。技ありのツートーンは、成熟したおとなにこそ似合う。
■Profile

眼鏡スタイリスト 藤裕美(とうひろみ)さん
10年間眼鏡店で働きながら彫金技術を学び、眼鏡を製作、個展も開く。2007年ドイツに渡り、眼鏡ブランド「frost」に勤務。帰国後は眼鏡スタイリストとして、世界中を飛び回りながら、著名人のスタイリングやデザイン、アドバイス、コンサルタントなど幅広く活躍中。
著書『めがねを買いに』(WAVE出版)、『あなたの眼鏡はここが間違っている人生にもビジネスにも効く眼鏡の見つけ方教えます』(講談社)も好評。

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