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日本人女性に絶対似合う浴衣は……◯◯だった!【河村公美が教える、大人の浴衣の着こなし】 [VOCE]

2017年08月14日(月) 11時40分配信

浴衣で出かける機会が多い季節だからこそ知っておきたい!

夏祭りやちょっとした夏のイベントなど、これから出番が増えてくる浴衣。そんな浴衣の選び方や着こなし方を『毎日、きもの』の著者である河村公美さんに教えていただきました。

浴衣にどんなイメージがありますか?

浴衣は涼しげ、という嘘


夏になれば誰もが着るようになった浴衣。ご存知の通り、浴衣姿って涼やかに見えても思うほど涼しくはないものです。ナチュラルメイクが実は“ナチュラルじゃない”ように、涼しげに見える浴衣姿は、「どう涼やかに見せるか」がキモ。

浴衣って「全部隠して全部出てる」


首筋、手首、足首・・・・・・出ているところはそれだけ。でも、一枚の布に包まれて、カラダの柔らかな曲線は伝わりやすい。肉づきのいい、ふっくらとしたカラダこそ似合う!のは浴衣ならでは。

浴衣は「汗」が飛び道具


洋服は汗をかいたら暑苦しいだけ。でも洗い清めたカラダに1枚サラッと羽織る浴衣は、むしろ汗のしっとりした湿気がセクシーの源―――洋服だったら「汗をかいてるから」とおいてしまう距離が、浴衣なら「汗はメイクの仕上げになる。それが、浴衣の力。」
ここで差がつく、大人女子の浴衣の選び方、着こなし方

ポイントをおさえて、差をつけましょう。

ここで差がつく、大人女子の浴衣の選び方、着こなし方

1:はじめの1枚は、白か藍
日本人でこの2色が似合わない人はいません!断言できます。必ず顔に当てて、肌うつりを確認しましょう。藍系は、含まれている赤みが肌を上気させてくれるかがポイント。透けるから苦手と思われがちな白ですが、誰でも似合って、夜の暗闇でいちばん映える色ですよ。

2:身長より顔立ち、性格で選ぶ
大柄は背の高い人、細かい柄は低い人、というのは間違いです。浴衣は「自分をさらけ出すもの」。ありのままの自分を表現しているのはどれ?をポイントに選んでみて。

3:うなじが勝負
数少ない肌の露出は完ぺきに。高い位置のうなじは美人の必須条件。うなじは前の日に剃っておいて(当日は赤みが出ることも)、クリームをたっぷりと塗り、しっとりさせておきましょう。

4:大人は「揺らさない」
揺れるかんざしは、20代前半まで。毛先をハネさせたアップヘアも同じ。男性は揺れるものに惹かれると言うけれど、大人の女性はそこで誘わなくていいんです。大人のモテる女性ほど、そういう「ノイズ感」が少ないもの。

5:顔の下三分の一は塗らない
皆さん、そろそろ気づいていると思いますが、浴衣の魅力は、にじみ出るその人の素。人工的じゃない「湯上がり感」を大事にしたいので、顔全面のファンデはNG。塗り固めた顔ではなく、下三分の一は日焼け止めだけにして、素肌感を出しましょう。

ふだんはおおっぴらに出せない、女性性を引っ張り出してくれる浴衣。ありのままの自分でこの夏を楽しみましょう。

【プロフィール】

河村公美/かわむらくみ
静岡県出身。2002年 第34回ミス日本 グランプリ受賞。2006年にアーティスト河村隆一氏と結婚、09年に出産。結婚10年を機に芸能活動を再開する。着物好きの母のもと、子どもの頃から着物に親しんできた。自身も着物好きが高じて、着物研究家の森田空美氏に師事。現在、ハースト婦人画報社『美しいキモノ』にて連載を持つ。「着物から遠ざかっている人が多い中、着物に親しみを持てるよう、普段着として着物を着ること」を提唱している。

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