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5ツ星ホテル&豪華リバークルーズ!贅沢に過ごすベトナム旅 [FRaU]

2017年08月11日(金) 19時00分配信

フラウトラベラーたちが、気の向くままに足向くままに。今回はクリス-ウェブ 佳子さんがホーチミンへ。

今回のフラウトラベラーは……

クリス-ウェブ 佳子さん
「VERY」専属モデル。国際色豊かな交友関係、幅広い職業経験などから培われたセンスが多くの女性から支持を得る。翻訳、ライター業もこなす二児の母。初のエッセイ本『考える女(ひと)』発売中
5ツ星ホテルで過ごすちょっと贅沢なホーチミンの夜

ホーチミンはとにかく蒸すので、その分、プールが最高に気持ちよかった! Photo:Fabian Parkes

5ツ星ホテルで過ごすちょっと贅沢なホーチミンの夜

旅好きな友人たちの間で「一生に一度は行くべき!」と話題になっていた、豪華リバークルーズ「アクア・メコン」へ。さまざまなコースの中にはホーチミンから出発する航路もあり、これなら2つの国を一度に楽しむ、なんて欲ばりなプランも可能。時間が許すならぜひ前泊して、ホーチミンの街も満喫するのがおすすめです。

どんなに話しづらくても座り方はこれしかないよね。 Photo:Fabian Parkes

ホーチミンの宿に私たちが選んだのは、オープンからもうすぐ2年目を迎える5ツ星ホテル「ザ・レヴェリー・サイゴン」。ビジネス街の中心部にあり、街歩きの拠点にはぴったりの立地です。以前から“インテリアがとにかく凄い”とは聞いていたけれど、ベトナム随一といわれる豪華さは想像のはるか上。大きなシャンデリアに天蓋付きのベッドと、内装も家具も眩しいほど煌びやかで、次女の紅はきっとお姫様気分に浸れたんじゃないかしら。

でも私が一番驚いたのは、徹底したホスピタリティ。ほんのちょっと外出している間にもちゃんとお掃除が入って、すっかりキレイになっているんです。今までいろいろな場所を旅してきた私も、こんな体験は初めて。ベトナムではいたる場所で人びとの優しさに癒やされたけど、「ザ・レヴェリー ・サイゴン」で受けたサービスにも、それに通じるものを感じました。

ふと目に入った行商のおじさんを思わずパチリ。何を売っていたのかしら。 Photo:Fabian Parkes

荷物を置いたら、さっそくホーチミンの街へ。ホテルの目の前の大通りにはさまざまなお店が立ち並び、ベトナムらしい自転車の行商もたくさん出ています。

電球の形のカップもおしゃれ。もうひとつは容器が真ん中で分かれている。 Photo:Fabian Parkes

雑居ビルのおしゃれなカフェでは、甘くて冷たいベトナムコーヒーで喉をうるおし、また路地裏で見つけた文房具屋さんではこの旅で使う小さなノートを購入したりと、短い時間ながらも街歩きを楽しみました。

「ザ・ロイヤル パビリオン」でのひと皿。どれもさすがの美味しさ! Photo:Fabian Parkes

夕食は、“ベトナムで過ごす夜は今夜だけ、それなら少し贅沢してもいいよね!” ということで、ホテル内の「ザ・ロイヤル パビリオン」で本格広東料理を。子ども連れでの旅では、安心・確実なホテルのレストランはありがたい存在。大人だけの旅なら、その後にナイトマーケットへ出かけてもいいかも。

37階の部屋から見た景色。サイゴン川の雄大な流れも素晴らしかった。 Photo:Fabian Parkes

開発めざましいホーチミンの街。新しさと懐かしさが混在するこの景色も、10年後にはすっかり様変わりしているだろうといわれています。実際、ホテルのすぐ近くを流れるサイゴン川では大規模な埋め立て工事が行われており、部屋の大きな窓から見たその光景は圧巻。ひとつの街が生まれ変わろうとしている、その瞬間を目撃できたことに大きな価値を感じました。この街が、次に訪れた時はどんな風に変わっているのか、今からとても楽しみ。

Photo:Fabian Parkes

ザ・レヴェリー・サイゴン
2015 年にオープンしたベトナム随一のラグジュアリーホテル。贅沢な気分に浸れるゴージャスな内装はもちろん、街の中心部にありタンソンニャット国際空港、サイゴン駅から至近という好立地も魅力。
TEL:0120-086-230
万全の設備ともてなしで楽しむ”大人の林間学校”

アクティビティで訪れた銀工芸の村。工場見学の後、お土産を購入。 Photo:Fabian Parkes

万全の設備ともてなしで楽しむ”大人の林間学校”

翌日はホーチミンを後にして、いよいよメコン川クルーズへ出発。レストランにバー&ラウンジ、スパにプールと、リゾートに必要なものがすべて揃っている「アクア・メコン」は、まさに “水に浮かぶ5ツ星ホテル”。

船内でのんびりもいいけれど、実は「アクア・メコン」の魅力は充実したアクティビティ。朝6時半に起きて身支度と朝食を済ませ、8時半に出発。航路周辺の村やお寺を見学し、一度船に戻ってお昼を食べたら、午後はまた別のアクティビティへ。

こうして、決められたスケジュールの通りに一日身体を動かして過ごすのが、普段は決断することのほうが多い大人にとってはすごくラクだし、林間学校みたいで新鮮なんです。

朝起きて、ベッドで寝そべったまま窓から見えるのがこの景色 Photo:Fabian Parkes

そして、設備と同じくらい素晴らしいのがそのホスピタリティ。「アクア・メコン」は定員40人の乗客に対し、なんとクルーも40人。彼らは一晩で乗客全員の顔と名前を覚え、翌朝からは名前を呼んで挨拶してくれます。

アクティビティから戻れば冷たいおしぼりとフレッシュフルーツジュースで出迎えてくれ、代わりに汚れた靴を渡せば、夜までにクリーニングしておいてくれたりと、まさにいたれり尽くせり。しかも一日3回の食事にドリンク代、インターネット利用料からクリーニング代まで宿泊費にすべて含まれているので、船上でお財布の出番はほとんどなし。

アクティビティでは個人ではなかなか行けない場所にも連れて行ってくれるから、そう考えるとこの「アクア・メコン」、豪華クルーズといえどもけっして高い旅ではないんですよね。

訪れた村の人々はとてもフレンドリーで、子どもたちも元気に挨拶してくれた。 Photo:Fabian Parkes

そしてもうひとつ、私が魅力的に感じたのが、継続的なチャリティに力を入れていること。オールインクルーシブの宿泊費には、アクティビティで訪問するお寺や小学校への寄付金まで含まれているんです。現地の人々との交流では、言葉の壁を超えて通じ合える喜びの一方で、いろいろなことを考えさせられたのも事実。そんな彼らを私も支援できると気付かせてくれた、かけがえのない旅になりました。

Photo:Fabian Parkes

アクア・メコン
アマゾン川クルーズなども手がける「アクア・エクスペディションズ」が運営する豪華クルーズ。きめ細かいホスピタリティと充実のアクティビティが魅力。料金は4泊プランで大人1人約50万円。
TEL:03-5405-9213
●情報は、FRaU2017年8月号発売時点のものです。

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