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知ってる?お伊勢さんの正しい参拝方法&お膝元グルメ  [FRaU]

2017年08月05日(土) 10時30分配信

2000年余の歴史を有し、”日本人の心のふるさと”と言われる伊勢神宮。”お伊勢さん”と称され、親しまれる伊勢神宮の正しい参拝方法と、伊勢参りの際に堪能したい、とっておきのグルメ情報を紹介します!
正しいお作法で参拝したい!日本随一のパワースポット・伊勢神宮

参拝前に知っておきたい伊勢神宮の概要

一般的には「伊勢神宮」と言われていますが、実は「神宮」が正式名称。天照大御神(あまてらすおおみかみ)を祀った「内宮(ないくう)」と、衣食住を始め産業の守り神である豊受大御神(とようけのおおみかみ)を祀った「外宮(げくう)」を中心に、14所の別宮(べつぐう)、43所の摂社(せっしゃ)、24所の末社(まっしゃ)、42所の所管社(しょかんしゃ)があり、これら125の宮社すべてを含めて「神宮」と言います。内宮と外宮の2つをまわることを“伊勢参り”と言います。
“伊勢参りは外宮から”が習わし

Photo:Aiko Hayashi 

“伊勢参りは外宮から”が習わし

伊勢参りは、まず外宮、次に内宮の順序で参拝するというのが古くからの習わしです。というわけで、まずは伊勢市駅から徒歩5分ほどに位置する「外宮」へ。火除橋(ひよけばし)を渡り、手水舎で心身を清め、鳥居をくぐります。

木々が生い茂る境内を進み、御正宮から参拝。白い御幌(みとばり)の手前で日々の感謝を伝えましょう。境内の別宮を参拝した後は、式年遷宮の資料館「せんぐう館」にも立ち寄ってみては? 神宮や式年遷宮について、じっくり学ぶことができます!

衣食住の神様を祀った外宮の近くには、食にこだわったお店が多いそう。参拝後の楽しみも満載です!
いにしえの佇まいを現代に伝える内宮

Photo:Aiko Hayashi 

いにしえの佇まいを現代に伝える内宮

清流「五十鈴川(いすずがわ)」にかかる全長101.8メートルの宇治橋が内宮の表玄関です。橋の両端にある鳥居は、内宮と外宮の旧御正殿の棟持柱を使用しているそう。橋を渡ってからまず立ち寄りたいのが、「五十鈴川御手洗場(いすずがわみたらし)」。古来、参拝者たちが心身を清めていた清流・五十鈴川で、歴史に想いを馳せながら、お清めを。

Photo:Aiko Hayashi 

その後、参拝したいのが、五十鈴川御手洗場のすぐ近くにある「瀧祭神(たきまつりのかみ)」。瀧祭神は、地元では内宮の主祭神である天照大御神に要件を取り次いでくれる神様とも言われています。御正宮の参拝前にぜひ立ち寄りたいですね。

Photo:Aiko Hayashi 

続いて、御正宮で感謝を伝えます。こちらも外宮と同じように白い御幌の手前での参拝です。御幌が風に舞う瞬間は、なんだか受け入れられたような感覚になり、心が洗われるような気持ちになります。

Photo:Aiko Hayashi 

御正宮の参拝後、やはり個人的なお願いごともしたくなりますよね。そんな時に立ち寄りたいのが、「荒祭宮(あらまつりのみや)」です。内宮の御正宮に次いで格式の高い第一別宮、清らかな気持ちで参拝しましょう!
伊勢参りの際にぜひ訪ねたい!

Photo:Aiko Hayashi 

伊勢参りの際にぜひ訪ねたい!

御正宮に次いで尊いお宮「別宮」も、ぜひ訪れたいところ! 今回訪れたのは、大紀町にある内宮の別宮「瀧原宮(たきはらのみや)」。鳥居をくぐって右手に清流の御手洗場があり、そこから参道を進むと左手に御正宮が佇むという、内宮の造りととても似ていることもあり、とても厳かな空気を感じられますよ。

 

伊勢神宮
TEL:0596-24-1111(神宮司庁)
参拝可能時間:5:00~
※参拝停止時間は季節によって異なる。

内宮(ないくう)[皇大神宮(こうたいじんぐう)]
住所:三重県伊勢市宇治館町1

外宮(げくう)[豊受大神宮(とようけだいじんぐう)]
住所:三重県伊勢市豊川町279

内宮別宮 瀧原宮(たきはらのみや)
住所:三重県度会郡大紀町872
参拝後のお楽しみ! お膝元グルメを堪能しよう!!
情緒あふれる街並み「おはらい町」と「おかげ横丁」

Photo:Aiko Hayashi 

情緒あふれる街並み「おはらい町」と「おかげ横丁」

内宮の宇治橋から五十鈴川に沿って続く「おはらい町」には、お土産店や飲食店がズラリ。伊勢参りが流行した江戸期にタイムスリップしたかのような感覚が楽しめる「おかげ横丁」も見どころです。かわいい招き猫にも、たくさん出会えますよ!
つくりたての柔らかさは、ひと味違う!

写真提供:赤福 

つくりたての柔らかさは、ひと味違う!

活気あふれるエリアでまず味わいたいのが、”赤福餅”。「赤福本店」では、つくりたての赤福餅を味わえます! 店内奥には五十鈴川を眺められる縁側も。五十鈴川のせせらぎをかたどった赤福餅を、本物の五十鈴川を眺めながら堪能できる、なんとも贅沢な空間です。

 

赤福本店
住所:三重県伊勢市宇治中之切町26
“もちふわ”食感は、やみつき必至!

伊勢うどん Photo:Aiko Hayashi  

“もちふわ”食感は、やみつき必至!

平成5年のおかげ横丁誕生と同時にオープンした「ふくすけ」は、“伊勢うどん”の名店。ダシの効いたたまり醤油ベースのタレを、1時間ほど茹でた極太ふわふわもっちり麺とよくかきまぜて味わいます。やさしい味わいで、地元の方たちは風邪をひいた時などにもよく食べるそう!

 

ふくすけ
住所:三重県伊勢市宇治中之切町(おかげ横丁内)
食べ歩きしたくなるメニューも充実

コロッケ/豚捨 Photo:Aiko Hayashi  

食べ歩きしたくなるメニューも充実

このほかにも、豚捨のコロッケや、お団子などなど、気になるメニューが満載です。ぜひ、おなかを空かせて行きたいエリアです!
限定パッケージはお土産にも最適!

店舗限定特別パッケージのチョコレート・コレクション(2枚セット)Photo:Aiko Hayashi  

限定パッケージはお土産にも最適!

外宮参拝後に訪れたいオススメ店の1つが「ダンデライオン・チョコレート 伊勢外宮前 うみやまあひだミュゼ店」。サンフランシスコ発祥のビーン・トゥ・バーの店として東京・蔵前にオープンしたダンデライオン・チョコレート2号店で、連日オープン前に行列ができるほどの人気店なんです。店内に並ぶチョコレートバーは、サンフランシスコと蔵前で作られたもの。カカオ豆の生産地や割合によって驚くほど変わる風味を食べ比べてみてください!
お土産にしたら喜ばれること間違いなしのチョコレートバーのほかに、カフェメニューも充実しています。ここでしか味わえない「ISE HOT CHOCOLATE(イセホットチョコレート)」は、地元で栽培・焙煎されたほうじ茶を使ったメニュー。スッキリとしたチョコレートの甘さと、ほうじ茶の香ばしさも相まって、最後まで飲み干せる1杯です。

 

ダンデライオン・チョコレート 伊勢外宮前うみやまあひだミュゼ店
住所:三重県伊勢市本町20-24
宮内庁・神宮司庁御用達の店で名物を

てこね定食 Photo:Aiko Hayashi  

宮内庁・神宮司庁御用達の店で名物を

外宮にアクセスしやすい近鉄宇治山田駅前にある「割烹 大喜」は、過去幾度となく伊勢神宮御参拝の皇族の方々に御食事をお届けしていた老舗。伊勢の海の幸と山の幸をふんだんに使った料理の中でも、特に味わいたいのは郷土料理“てこね寿司”です。てこね寿司は、漁師さんがその場で魚をさばいて、豪快に手でこねて漁の合間に食べたのがはじまりとされています。大喜のてこね寿司は、新鮮なカツオの身を自家製の醤油タレに漬けたものを寿司飯にのせたもの。寿司飯には刻んだ大葉やゴマが混ぜ込まれていて、風味豊かです。ぜひ辛口の日本酒とあわせて!

 

割烹 大喜
住所:三重県伊勢市岩渕2-1-48
江戸時代、一生に一度は伊勢参りと言われた神聖な伊勢神宮への参拝とあわせて、地元ならではの魅力あふれる食にも触れて、五感で伊勢旅を楽しんでください!

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