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菅野結以絶賛!今一番アツい“新世代”のジャパニーズバンド [FRaU]
2017年07月22日(土) 20時00分配信
「ラジオパーソナリティーとしての目線も入れて、これからくる若いバンドを中心にピックアップ。なかでもイチ押しのyahyelは、その音を聴けばこんな日本人がいるのかと驚くはず。音と映像がひとつになったライヴも必見です!」(モデル 菅野結以さん)
PROFILE
モデル 菅野結以さん
モデル、ブランドプロデューサー。“ガチの音楽マニア”として有名で、ラジオやフェスのMCなどでも幅広く活躍。最新スタイルブック『yuitopia』(徳間書店)が発売中。
モデル、ブランドプロデューサー。“ガチの音楽マニア”として有名で、ラジオやフェスのMCなどでも幅広く活躍。最新スタイルブック『yuitopia』(徳間書店)が発売中。
感覚をじかに表現する一人ひとりが今の時代と世代のリアルだと思う
菅野さんが「今一番アツいバンド」と絶賛のyahyelにインタビュー!
——yahyelのみなさんにとって、2016年はどんな年でしたか?
「yahyelはいったいどういうところを目指し、どういう色を帯びているのか。これらをアルバムの制作や、欧州ツアーを含むライヴの一つひとつを通じて確認していった年でした。2017年は昨年摑んだこの輪郭をもとに、さまざまなアーティストとのコラボレーションやライブ活動を充実させていきたい」
——yahyelはメンバーにVJがいるのも特徴です。映像にこだわる理由や、この5人で目指す表現とは。
「僕らが匿名性を掲げているのは、見てくれやプロフィールではなくyahyelという表現そのものを見てほしいから。その点でライヴでは、山田(VJ)の作る映像によって、yahyelの“総体としての身体”を提示しているんです」
——yahyelが“偏愛”する、おすすめのアーティストは?
「Jan and Naomiと、二人それぞれのプロジェクトは頭抜けていると思います。どこにも迷いがない」
——菅野さんはyahyelを「国境やジャンルといったあらゆる“線”を溶かしていくバンド」と評していました。そんなyahyelから見た現在のシーンは?
「僕らが語るべきことは何もないかと。そもそも一つの言葉で表現できるシーンじゃつまらないし、僕らのまわりはそれぞれの感覚をじかに表現している人が多い。その一人ひとりが今の日本の、時代と世代のリアルだと思う。シーンを囲んだら終いです」
——yahyelのみなさんにとって、2016年はどんな年でしたか?
「yahyelはいったいどういうところを目指し、どういう色を帯びているのか。これらをアルバムの制作や、欧州ツアーを含むライヴの一つひとつを通じて確認していった年でした。2017年は昨年摑んだこの輪郭をもとに、さまざまなアーティストとのコラボレーションやライブ活動を充実させていきたい」
——yahyelはメンバーにVJがいるのも特徴です。映像にこだわる理由や、この5人で目指す表現とは。
「僕らが匿名性を掲げているのは、見てくれやプロフィールではなくyahyelという表現そのものを見てほしいから。その点でライヴでは、山田(VJ)の作る映像によって、yahyelの“総体としての身体”を提示しているんです」
——yahyelが“偏愛”する、おすすめのアーティストは?
「Jan and Naomiと、二人それぞれのプロジェクトは頭抜けていると思います。どこにも迷いがない」
——菅野さんはyahyelを「国境やジャンルといったあらゆる“線”を溶かしていくバンド」と評していました。そんなyahyelから見た現在のシーンは?
「僕らが語るべきことは何もないかと。そもそも一つの言葉で表現できるシーンじゃつまらないし、僕らのまわりはそれぞれの感覚をじかに表現している人が多い。その一人ひとりが今の日本の、時代と世代のリアルだと思う。シーンを囲んだら終いです」
ダーク&ロマンティックな独特の世界観に酔いしれる
THE NOVEMBERS(ザ ノーベンバーズ)
キュアーやスミスらを彷彿とさせる退廃的で耽美的な音楽性はもちろん、アートワークやファッションにも確固たる美学が。
「もともと近しいものであるはずの音楽とファッションが、きちんと美しく結びついている貴重な存在。ライヴではお客さんもちゃんとおしゃれしていて、そういう大人の楽しみ方ができるバンドっていいですよね」
キュアーやスミスらを彷彿とさせる退廃的で耽美的な音楽性はもちろん、アートワークやファッションにも確固たる美学が。
「もともと近しいものであるはずの音楽とファッションが、きちんと美しく結びついている貴重な存在。ライヴではお客さんもちゃんとおしゃれしていて、そういう大人の楽しみ方ができるバンドっていいですよね」
あの頃の気持ちが蘇る! 若くて青い高純度ギターロック
NOT WONK(ノットウォンク)
北海道苫小牧在住の3人組、メンバーは全員20歳前後と今回紹介する中で最年少。菅野さんは彼らを“2017年の台風の目”と予測!
「ノイジーで甘いギターの音が好きすぎる……(笑)。やっぱりロック最高!って気持ちにさせてくれます。騒がしいのは最近あんまり聴かなくなった、そんな大人たちにこそ聴いてほしいバンドです」
北海道苫小牧在住の3人組、メンバーは全員20歳前後と今回紹介する中で最年少。菅野さんは彼らを“2017年の台風の目”と予測!
「ノイジーで甘いギターの音が好きすぎる……(笑)。やっぱりロック最高!って気持ちにさせてくれます。騒がしいのは最近あんまり聴かなくなった、そんな大人たちにこそ聴いてほしいバンドです」
成長がひとつの到達点にライヴを観るなら今しかない!
D.A.N.(ダン)
2015年のフジロック「ROOKIE A GO-GO」で一躍注目の的となり、2016年もレッドマーキーへ異例の出演を果たした。
「ダンスミュージックともアンビエントともとれる音楽性は本当に夜が似合う。主要なライヴはほぼ観ているけど、毎回進化が凄いんです。若さゆえの粗さはすでに消えて、アーティストとして完全に仕上がっていますね」
2015年のフジロック「ROOKIE A GO-GO」で一躍注目の的となり、2016年もレッドマーキーへ異例の出演を果たした。
「ダンスミュージックともアンビエントともとれる音楽性は本当に夜が似合う。主要なライヴはほぼ観ているけど、毎回進化が凄いんです。若さゆえの粗さはすでに消えて、アーティストとして完全に仕上がっていますね」
その純粋さに心が浄化される音! こんな大人になりたい理想形
toe(トー)
メンバー全員がそれぞれに本職を持つ、異色のポストロックバンド。
「他のバンドは先取り的な感覚もあるけど、toeはもう偏愛でしかない(笑)。みんな仕事があるから食べるための音楽は必要なくて、その純粋さが出ているから音だけで泣けてくる。好きなことを心底楽しんでいる姿が本当にかっこいいです。一生好きなバンドですね」
メンバー全員がそれぞれに本職を持つ、異色のポストロックバンド。
「他のバンドは先取り的な感覚もあるけど、toeはもう偏愛でしかない(笑)。みんな仕事があるから食べるための音楽は必要なくて、その純粋さが出ているから音だけで泣けてくる。好きなことを心底楽しんでいる姿が本当にかっこいいです。一生好きなバンドですね」
●情報は、FRaU2017年3月号発売時点のものです。