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このお店ははずせない!マニア絶賛のおいしいカレー屋さん [FRaU]

2017年06月23日(金) 11時50分配信

教えてくれたのは……

グラフィックデザイナー
根本真路さん
1980年生まれ。東京都在住。2005年よりbluemarkにデザイナーとして勤務し、フリーランスに。書籍や雑誌などのデザインを手がける。'13年には毎週水曜日の夜だけのインドカレー屋「パニ」を期間限定でオープン。不定期で全国で出張イベントを行う。

カレーの魅力ってなんだ?

スパイスという全く今まで馴染みのなかったモノを使うワクワク感。それを自分が使って、調理して、おいしいものができたときはうれしかった。同時になぜうまくできたのかを知りたくなって、毎日作るようになりました。意外な発見があったりもする。わからなくても楽しいし、わからないから面白い。

基本的に難しいテクニックは必要ないし、材料を順番に入れていけば、レシピ通りでなくてもカレーになるという手軽さもいい。みんなに振る舞えて、喜んでもらえるのを直に感じられるのも新鮮で楽しいんです。

カレーづくりとデザインは似ている!?

スパイスと旬の食材との相性や、スパイスを入れるタイミング、何を足し、何を引くのか。決断するポイントがいくつもあって、その組み合わせで全然違うカレーができあがる。そのプロセスはデザインの仕事にも共通すると思います。

振り返れば、カレーとの出会いは、デザイナーになったきっかけ、稼業として続けていること、にも似ているんです。やれるかな? と思って やってみて、何となく出来て、楽しくなる。もっといいモノを作りたいと思う。その繰り返しですね。
根本さん行きつけの カレー屋さんはここだ!

本日の海鮮カレー2種に豆カレー、野菜料理4種とエビピクルなどがのった海鮮ランチセット Photo: Patrick Tsai

根本さん行きつけの カレー屋さんはここだ!

Spice Kitchen MOONA / 下北沢
スパイスキッチン ムーナ


カレーをつまみに飲んだり食べたり
今年6月で創業10年目を迎えるムーナ。オープン当初は2種類のカレーから始めたものの、日替わりではじめた海鮮カレーが好評を呼び、今では定番人気メニューとなっている。お酒好きの常連さんのリクエストに答え、夜はゆっくりお酒を呑みながらカレーも楽しめるようなラインナップになっている。季節でメニューが変わるのもうれしい。

「旬の魚介類を使った料理も絶品なんですが、たまたま入ったこのお店で初めて食べたチキンカレーの衝撃は未だに忘れられません。ダール(豆カレー)も素晴らしくおいしい!」と根本さん。

自然光が差し込む開放感のある店内は、ひとりでも居心地のいい空間。営業時間内でも、カレーが売り切れ次第終了の場合あり。
 

 

Photo: Patrick Tsai

Spice Kitchen MOONA

東京都世田谷区北沢2-12-13 5F
Anjuna / 高幡不動 アンジュナ

11種類のスパイスを使ったカレーは、癖になりそうなおいしさ。マトンカレー(辛口) Photo: Patrick Tsai

Anjuna / 高幡不動 アンジュナ

スパイスの効いた絶品インド料理店
創業18年目となる「アンジュナ」は、根本さんが2歳の息子さんと家族で通っているという高幡不動の名店。オーナーシェフの藤井さんが長年働いていた「アジャンタ」の味を引き継ぎながら、よりスパイスの効かせたオリジナルの料理の数々を提供している。

「全てのメニューが素晴らしくおいしいのですが、一番のオススメは濃厚なマトンカレー。藤井さんが幼かった娘さんのために作ったという、辛くないバターチキンも絶品。お子さんのいる方にもおすすめです」。絶品カレーを食べた後は、高幡不動尊金剛寺でぜひお参りを。

Photo: Patrick Tsai

Anjuna
東京都日野市高幡3-7 ユニバーサルビル1F
Ericksouth / 赤坂見附 エリックサウス

お好みのカレー2種を選べる贅沢なエリックミールスがおすすめ。 Photo: Patrick Tsai

Ericksouth / 赤坂見附 エリックサウス

本格的なミールスを食べたいときに
「本格的なミールスを食べられるのに、一人でも入りやすいカウンター席もあり、カジュアルな雰囲気が気に入っています」と根本さんが話すのは、偶然にも同じ年という礒邊さんが店長を務める「エリックサウス」。

昨年5月に2号店となる東京ガーデンテラスがオープンしたばかり。保存料や着色料、化学調味料は使用せず、伝統的な製法の南インド料理が味わえる。カウンターがメインの八重洲店とは趣が異なり、テーブル席もゆったりしたこちらの店舗では、ゆっくりディナーを楽しめるように、おつまみも充実している。

Photo: Patrick Tsai

Ericksouth
東京都千代田区紀尾井町1-3 東京ガーデンテラス紀尾井町2F
Umineco Curry / 西永福 ウミネコカレー

ポークカレーと豆のカレーの2種盛り *全てサラダ付き。 Photo: Patrick Tsai

Umineco Curry / 西永福 ウミネコカレー

立ち寄りたくなる街のカレー屋さん
ミュージシャンでもある店主の古里さんが、2015年にオープンしたカレー専門店。カレーは、チキン、ポーク、ひよこ豆の3種。ハーフ&ハーフの2種盛りをオーダーすると、その日の気分でお好みの組み合わせを堪能できる。

青森出身ということから、ターメリックライス用のお米やニンニクは青森産のものを使用。草木堂の無農薬野菜のサラダもおいしい。「南インドカレーをベースにした、優しい味。オーナーの古里さんが、『街のカレー屋を目指した』と言っていたことにすごく納得。ふらっと立ち寄りたくなります」。

Photo: Patrick Tsai

Umineco Curry
東京都杉並区永福3丁目55-3
Indo-Fuji / 東小金井 インド富士

チキンカレー 。タマリンドの酸味ときび砂糖の甘みが美味なスパイスのお酒、インド富士サワー Photo: Patrick Tsai

Indo-Fuji / 東小金井 インド富士

中央線で食べる、絶品カレー
今年夏でオープン9年になるのは、これまでたくさんのインドカレー好きを、東小金井駅へと向かわせた「インド富士」。店内に、「ナンはありません。」と書いた一文が貼られているだけあって、ごはんが似合うカレーが待っている。

「バスマティと日本のミックス米で食べるチキンカレーは、たまらないおいしさ。おつまみもあり、軽く呑めるのも素敵」と根本さん。下町大衆酒場文化が好きという店主の小城さんがオリジナルで考案したインド富士サワーには、「こんな風にスパイスを使えるのか! 」と衝撃を受けたそう。

Photo: Patrick Tsai

Indo-Fuji
東京都小金井市東町4-37-15
●FRaU 2017年3月号発売時点のものです。

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