ドミニック・ローホー 「良いものが高いものとは限らない」 [mi-mollet]
2017年06月17日(土) 18時00分配信
ドミニックさん愛用のピーラー。切れ味もデザインも秀逸だと感じている。
少ないモノで暮らす私ですが、その分、手元にあるのは機能性や肌触りなど、吟味に吟味を重ねたものばかりです。ただし、それらは決して高級品というわけではありません。
以前は、100円ショップにあまり興味がありませんでした。安いからとたくさん買ってしまう、シンプルライフとは対局にある存在のように感じていたからです。でも実際に商品を使ってみて、その考え方はあっさり変わりました。
今使っているピーラーも100円ショップで5年前に買ったもの。これでチーズをスライスしたり、大根をおろしたりもできます。そのうえパスタのメジャー代わりにもなる! こんなに安いのにこんなに役立つなんて。そんなキッチン用品というのは、とくに愛着を感じるものです。値段が高いから良いに決まっている、と選ぶのではなく、安くても良いものはあると考えて選ぶことが大事。だから何かを買うとき、私は徹底的に吟味するんです。
写真/ドミニック・ローホー著「99の持ちもので、シンプルに心かるく生きる」より
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