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“似合う服”探しの近道は見逃しがちなあのパーツを変えることから!? [おとなスタイル]
2017年05月25日(木) 09時00分配信
「去年の服が似合わない」「鏡を見ると落ち込む」「何を買うべきかわからない」とあらゆる年代から相談を受けるスタイリスト地曳いく子さん。
特におとな世代は体型や体調も変化し、似合うものが激変する〈おしゃれ思秋期〉です。
今回、おしゃれのプロ地曳さんが教えてくれたのは、足元の改革。ワードローブの入れ替えで悩む前に、一度チェックをしてみましょう。
特におとな世代は体型や体調も変化し、似合うものが激変する〈おしゃれ思秋期〉です。
今回、おしゃれのプロ地曳さんが教えてくれたのは、足元の改革。ワードローブの入れ替えで悩む前に、一度チェックをしてみましょう。
一番カンタンなのは、足元からの構造改革
私にとって50代最大のおしゃれの方向転換は、“ヒール靴から降りたこと”に尽きます。ハイヒールに慣れた目には、自分がすっかりおばさんに見えてショックでした。それでも、靴がないと外出できませんから、おしゃれで歩きやすい靴を必死で探しました。“素敵な50代” か “一気におばさん化” するかは、じつは靴がカギを握っています。
歩きやすい靴に替えただけで、スタイリングだけではなく、行動もアクティブに変わりました。どんどん歩けるから、自然に痩せることができたほどです。
先日訪れた名古屋と神戸では、髪やメイクに手を掛けたマダムたちの足元が、ほぼスニーカーに変化していて驚きました。従来のパンプスにはない抜け感が新鮮でした。みなさんも、まずは足元を見直してください。これからどんな靴を履くのか、それ次第でボトムス選びも、ワードローブもがらりと変わってきますから。
歩きやすい靴に替えただけで、スタイリングだけではなく、行動もアクティブに変わりました。どんどん歩けるから、自然に痩せることができたほどです。
先日訪れた名古屋と神戸では、髪やメイクに手を掛けたマダムたちの足元が、ほぼスニーカーに変化していて驚きました。従来のパンプスにはない抜け感が新鮮でした。みなさんも、まずは足元を見直してください。これからどんな靴を履くのか、それ次第でボトムス選びも、ワードローブもがらりと変わってきますから。
パリやミラノのおとなの主流はニュートラルカラーの男靴
スタイリングに合わせてトウの形を選んで
とんがりトウはカッコよくてセクシー、丸いトウはナチュラルで女らしい着こなしに。黒やこげ茶と違って強すぎず、おしゃれなニュートラルカラーの靴は、春ならグレーのタイツを合わせ、夏になったら素足に合わせても素敵です。
とんがりトウはカッコよくてセクシー、丸いトウはナチュラルで女らしい着こなしに。黒やこげ茶と違って強すぎず、おしゃれなニュートラルカラーの靴は、春ならグレーのタイツを合わせ、夏になったら素足に合わせても素敵です。
大好きだった“お助け靴”。 いまの私にはヒールが高すぎて逆に足を引っ張る存在に
デイリーから、パーティ用シンデレラ靴に
何度もおしゃれのピンチを救ってくれた最愛のパンプス。脚長に見せるために欠かせなかった靴も、いまでは履く度に休憩のための喫茶店代やタクシー代がかさみ、懐もいたみます。現在は数時間限定のパーティ用になったそう。
何度もおしゃれのピンチを救ってくれた最愛のパンプス。脚長に見せるために欠かせなかった靴も、いまでは履く度に休憩のための喫茶店代やタクシー代がかさみ、懐もいたみます。現在は数時間限定のパーティ用になったそう。
■Profile
地曳いく子さん
じびきいくこ
1959年、東京生まれ。青山学院中等部卒、文化学院美術科卒。数々の女性ファッション誌で活躍するキャリア30年のベテランスタイリスト。『50歳、おしゃれ元年。』(集英社刊)、『服を買うなら、捨てなさい』(宝島社刊)など、著書も多数。
『おとなスタイル』Vol.3 2016春号より
地曳いく子さん
じびきいくこ
1959年、東京生まれ。青山学院中等部卒、文化学院美術科卒。数々の女性ファッション誌で活躍するキャリア30年のベテランスタイリスト。『50歳、おしゃれ元年。』(集英社刊)、『服を買うなら、捨てなさい』(宝島社刊)など、著書も多数。
『おとなスタイル』Vol.3 2016春号より