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400年の歴史がモダンなデザインで甦る。富山の民藝が、おしゃれに進化中! [おとなスタイル]

2017年04月28日(金) 09時00分配信

民藝が、おしゃれに進化しています

懐かしいのにモダン。

民藝が、おしゃれに進化しています

もともと富山は民藝が盛んな街。鋳物などの伝統工芸から若手作家の支援、さらに最新のデザインアートの発信源として世界からも注目されています。
そんな富山から生まれる新しい民藝やアートの形を探ってみました!

400年の歴史がモダンなデザインで新たに甦る

「富山の高岡は、砂型鋳造という昔ながらの鋳物製法が盛んです。そのほとんどは今も手作業。そんな高い技術を生かし話題を集めているのが、『15.0%アイスクリームスプーン』です。
熱伝導率が高い鋳物の特性から、冷凍庫から出したばかりのアイスクリームでもスプーンを握った熱でちょうどよく溶ける技術を生み出しました。
新高岡駅構内にあるギャラリー『MONONO-FU』では、そんな伝統とモダンが融合した鋳物に数多く出会えます」(林口さん)

片口大、小/能作

錫100%の片口。錫は水を浄化しまろやかに。熱伝導率が高いので冷酒に最適。

15.0%アイスクリームスプーン No.06 sesame/タカタレムノス

アイスクリーム好きの方にオススメ。携帯可能なストラップ付き。

風吹ジュンさん

富山の伝統工芸を体験できる高岡の『HANBUNKO(はんぶんこ)』で、風吹ジュンさんが今回鋳物作りにチャレンジ。かわいい器が完成!

 

■Profile
林口砂里さん
アート・プロデューサー。東京と富山を行き来しつつ、地元・富山の地域作りにも携わっている。
有名料理店からの注文続出!世界も注目の知られざる名品

今では珍しいすべての工程を一貫生産。一生ものになる出刃/スケナリ

有名料理店からの注文続出!世界も注目の知られざる名品

「日本には料理人が使う有名な包丁がいくつかあります。ですが、一貫生産のところは少なく、鍛冶屋さんに途中まで作ってもらいそれを仕上げているところが多いと聞きます。ですが、このスケナリさんでは、職人さんが昔ながらの製法で、全工程をすべて行っています。ですから、料理人の声も細かく反映してくれます。切れ味は素晴らしく、刃を研いで小さくなるまで使いたくなる逸品。刃こぼれもしにくいので、一般家庭にもオススメです」(坂本さん)

 

■Profile
坂本清さん
1948年に富山で『寿司栄』を開業。現在は、総曲輪店、掛尾店など3店舗を展開。富山の人気店として名高い。

 
『おとなスタイル』Vol.1 2015秋号より
(撮影/外山亮一)

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