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『美女と野獣』ワイルドでキラッキラな「野獣」王子、 新たなる英国男子ダン・スティーブンス [with]

2017年04月27日(木) 18時00分配信

(C) 2017 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

ディズニーアニメの名作を完全実写化した、エマ・ワトソン主演の『美女と野獣』がいよいよ公開になりました。小さな村で父親と暮らすヒロインのベルは、周囲の女の子たちが条件のいい男の目に留まろうとお化粧したり媚びを売ったりする中で、男よりも読書に夢中、周囲には変わり者として知られる女の子です。

ある事情から、森の奥の野獣の城に囚われてしまった最愛の父を救い出しに行く、そのお転婆ぶりも、フェミニズムを実践するエマにぴったりの役かもしれません。ディズニー版『美女と野獣』の象徴ともいえる黄色いドレスもすごーく似合っています。
この映画でもうひとつ注目して欲しいのは、エマの相手役、真っ青な瞳の野獣を演じるダン・スティーブンス。彼は’10年に始まったイギリスの大ヒットドラマ「ダウントン・アビー」で大ブレイクしたイケメンです。ドラマは20世紀初頭のイギリスを舞台に、美しい城「ダウントン・アビー」で暮らす貴族と使用人たちの日々を描いたもの。英国らしいシニカルな笑いをちりばめながら描かれる家族のごたごたは、結構「渡鬼」と似ていたりもしますが、何しろ舞台が中世からある貴族のお城、その優雅さで下世話になりすぎないところが魅力です。

この作品でダンが演じた役は、城主の伯爵家の遺産を相続することになった、一族の遠縁で平民出身のマシュー。当時は男子しか遺産を相続することができず、伯爵の長女メアリーと対立するのですが――やがてそのジェントルで知的なイケメンぶりが、このめちゃめちゃ気位の高いお嬢様と、世界中の視聴者を虜にしていったのです~。

今回の『美女と野獣』は、「ダウントン・アビー」を卒業して以来、久々の王子様的な役どころ――といっても、まあ「野獣」なのですが、照れ屋で不器用な野獣がだんだんと優しくなってゆき、ついにラストでキラッキラな姿で登場するという流れは、これはこれでたまりません。新たに登場した英国男子、ぜひぜひご注目くださいませ!

『美女と野獣』 ロードショー公開中

文/渥美志保

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