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【人間関係Q&A】後輩が原因で仕事を辞めたがる夫。妻はどう対処すべき？ [mi-mollet]
2017年04月27日(木) 18時00分配信
ayaoさんからの質問
Q.
職場に合わない人間がいるようで、仕事を辞めたがっている夫。 妻としてどう対応すべき？
夫が仕事を辞めたいと言っています。夫はもうすぐ41歳。再就職も厳しい年齢だと思います。辞めたい理由も、とにかく面倒臭いのと、もう一つ、どうしても気が合わない人が一人いるみたいです。その人は夫より10歳ぐらい下で、仕事はデキると夫も認めているのですが、私生活では絶対に友達にはなりたくないそうです。最近はボソボソと「死ねばいいのに」とか「ぶち殺してやろうか」などと口にするようになり、聞いている私も精神的に辛いです。夫と出会って18年になるのですが、今まで一度もそういう言葉を聞いたことがないので正直心配です。でも私が「辞めていい」と言わないからか、夫は上司に相談しても、結局は言いくるめられて帰ってくるような状態です。何かいい解決法はありますでしょうか？
職場に合わない人間がいるようで、仕事を辞めたがっている夫。 妻としてどう対応すべき？
夫が仕事を辞めたいと言っています。夫はもうすぐ41歳。再就職も厳しい年齢だと思います。辞めたい理由も、とにかく面倒臭いのと、もう一つ、どうしても気が合わない人が一人いるみたいです。その人は夫より10歳ぐらい下で、仕事はデキると夫も認めているのですが、私生活では絶対に友達にはなりたくないそうです。最近はボソボソと「死ねばいいのに」とか「ぶち殺してやろうか」などと口にするようになり、聞いている私も精神的に辛いです。夫と出会って18年になるのですが、今まで一度もそういう言葉を聞いたことがないので正直心配です。でも私が「辞めていい」と言わないからか、夫は上司に相談しても、結局は言いくるめられて帰ってくるような状態です。何かいい解決法はありますでしょうか？
特別ゲスト 齊藤勇先生の回答
A.
夫のボヤきを徹底的に肯定して、甘えさせてあげてください。
夫のボヤきを徹底的に肯定して、甘えさせてあげてください。
なるほど、デキはいいけど人として嫌な後輩、ですね。日本社会は先輩後輩的な上下関係が重んじられるのに、それを意に介さない態度なうえ、仕事だけはデキる。そういう人が職場にいると、精神的に穏やかではいられませんよね。とはいえ不快な存在は、その後輩一人なのですよね？ 41歳ですと再就職も難しいでしょうし、彼一人のために辞めるまでしてしまうのはもったいないと思います。ですから上司には、相談して言いくるめられるのではなく、配置転換を願い出られるのがいいのではないでしょうか。人というのは、そのときは相手にしなくとも、一度言われたことは心の片隅に残るものです。何かのタイミングで、「あいつ、異動したがっていたな」と思い出し、対応してくれる可能性は多いにあると思いますよ。もしくは後輩のことを褒め上げて、「あいつは優秀だから別の部署のほうが能力を生かせると思います」などと吹き込み、「後輩の異動」を上司の心にメモさせるのも一つの手です。
さて、夫自身はそのように対応されるのがいいかと思いますが、問題は奥さんであるayaoさんがどう対応するべきか？ということですよね。ayaoさんには、聞き役に務められることをオススメします。夫のボヤきにも、「そんなこと言ったらダメよ」などと言わず、「そうね〜、死ねばいいのにね」、「それもいいかもね〜」などと、YESの方向で反応してあげてください。夫は会社で、自分否定をされているような心理になっているので、家でも否定してしまうのは絶対NGなのです。「異動願いを出してみたら？ 私、地方でもどこでも行きますよ」などと言ってあげるのも良いかと思います。
夫がどのくらい本気で「死ねばいいのに」などと言っているのかは分かりませんが、本当に深刻な精神状態なら、会社に行けなくなることが多いものです。今はまだボヤいているだけのようですから、ayaoさんに甘えている段階だと思われます。おツラいかもしれませんが、できれば今はそのまま甘えさせてあげるのが良いかと思います。
いかがですか？
齊藤先生の回答、ぜひご参考になさってください。
いかがですか？
齊藤先生の回答、ぜひご参考になさってください。
PROFILE
齊藤 勇（さいとういさむ）
1943年生まれ。心理学者、立正大学心理学部名誉教授。専門は対人心理学と恋愛心理学。分かりやすい講義が人気で、『笑っていいとも！』（フジテレビ）や『それいけ！ココロジー』（読売テレビ）など多数のテレビにも出演していた。著書は100冊以上あり、『男と女の心理学入門』（かんき出版）、『悪用禁止！思いのままに人をあやつる心理学大全』（宝島社新書）、『ずるい心理学～上司に得意先、先輩、同僚も年下まで、なんかいいように“使われている”～』（ぱる出版）、『超・相槌』（文響社）など近著も多数。
1943年生まれ。心理学者、立正大学心理学部名誉教授。専門は対人心理学と恋愛心理学。分かりやすい講義が人気で、『笑っていいとも！』（フジテレビ）や『それいけ！ココロジー』（読売テレビ）など多数のテレビにも出演していた。著書は100冊以上あり、『男と女の心理学入門』（かんき出版）、『悪用禁止！思いのままに人をあやつる心理学大全』（宝島社新書）、『ずるい心理学～上司に得意先、先輩、同僚も年下まで、なんかいいように“使われている”～』（ぱる出版）、『超・相槌』（文響社）など近著も多数。
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