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flumpool 山村隆太さんが、あえて「月9」俳優に挑戦した理由とは? [with]

2017年03月29日(水) 20時00分配信

「『ナメといて』とか『ケツ出しといて』みたいな、未知の業界用語に翻弄されっぱなしです。ちょっとだけエッチな感じだし(笑)」と、‟月9俳優”としての近況を語る山村隆太さん。
自分が自分に飽きないように常に‟今以上”を求めたい

撮影/下屋敷和文

自分が自分に飽きないように常に‟今以上”を求めたい

オトナの冗談はさておき、言葉の解釈に敏感になっているのは間違いない様子。
「『嫌い』というセリフがあっても、その裏側の『好き』という感情が表現できないとダメ。やはり言葉の表面に囚われると、大切な思いが伝わらないと実感しています。この経験を生かして、音楽活動でも深みを出していきたいですね」

そもそも、実績も知名度も十分のミュージシャンでありながら、あえて演技という未経験のジャンルに挑戦した理由とは?
「30代になると生き方が確立されてくるので、ずっと『自分には合わない』と思ってきたことに取り組むことで刺激を得たいなと。自分が自分に飽きちゃったら、人生楽しくないじゃないですか。おかげで毎日、限界までバッキバキに心を折られてますけど(笑)」
常に‟今以上”の自分を求めたい。そんな思いは、新曲の『ラストコール』にも込められている。
「作詞のテーマは『未来への願い』です。人って年齢を重ねるほど、自分をごまかして生きることが上手になりますよね。でも、より良い未来に向かうためには、過去の苦い記憶を含めて自分を見つめ直すことも大事だと思うんです。この曲が、一歩踏み出したい人に勇気を与えられたら嬉しいですね」

疾走感あふれるロックチューンは、flumpoolの真骨頂。まさに、春にぴったりの一曲だ。最後に、物事に挑戦して壁にぶつかったときの対処法を聞いてみた。
「メンタルが弱ったら、お酒を飲んで脳を強制終了!  多少強引でも、体と心が休まる状況を作ってあげることが大事です。アルコールの‟さじ加減”を間違えないことが、30代の強みですから(笑)」

PROFILE

山村隆太さん
1985年1月21日生まれ。大阪府出身。ロックバンド「flumpool」のヴォーカルとして2008年にメジャーデビュー。フジテレビ系月9ドラマ『突然ですが、明日結婚します』で俳優に初挑戦ながら主演を務める。今年から始めたTwitterも話題! アカウントは@fp_Yamaryu

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