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人生の分岐点で何かを決断する勇気をくれる3本の映画 [おとなスタイル]
2017年03月25日(土) 09時00分配信
別れの3月、そして出会いの4月。ひとつの分岐点でもあるこの時期に見たい映画をキネマ旬報シアターの我妻詩穂子さんにセレクトしていただきました。
映画通がナビゲート季節限定おとな名画館
カフェスペースや図書コーナーなども充実している当館では、一日中、映画を楽しまれる、おとなのお客様が多くいらっしゃいます。私自身の学生時代、授業前に毎回1本映画を紹介してくれる先生がいて、それらの作品が新たな世界を知るきっかけになっていました。当館もそんな生きるヒントを与えられる存在になれたら嬉しいです。
今回紹介するのは、人生の分岐点で何かを決断する際に、前に進む力をくれる作品。悩んでいるときほど「こうしなければならない」という固定概念にとらわれがちですが、映画を通して視点を変えるだけで別の解決法が見つかることも。私も何度も観直しています。
今回紹介するのは、人生の分岐点で何かを決断する際に、前に進む力をくれる作品。悩んでいるときほど「こうしなければならない」という固定概念にとらわれがちですが、映画を通して視点を変えるだけで別の解決法が見つかることも。私も何度も観直しています。
『 ブルックリン』
2016年のキネマ旬報ベスト・テンの洋画部門にランクイン。「’50年代、アイルランドから単身渡米したヒロインが将来の伴侶を選ぶまでの葛藤に共感」
●4月22日(土)よりキネマ旬報シアターにて公開
●4月22日(土)よりキネマ旬報シアターにて公開
『 ストレイト・ストーリー』
10年来仲違いをしていた兄が倒れたと知った73歳の弟が、時速8キロのトラクターで、560キロ離れた兄の家へ向かうロード・ムービー。「ラストの名シーンは思い出すだけで泣けてきます」
■Profile
キネマ旬報シアター
我妻詩穂子さん
あづま・しほこ
キネマ旬報シアターの番組編成を担当する他、イベント等の企画も手がける。
キネマ旬報シアター
我妻詩穂子さん
あづま・しほこ
キネマ旬報シアターの番組編成を担当する他、イベント等の企画も手がける。