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洗濯王子が指南! いざという時に役立つ、衣類トラブルの対処法【裏ワザ4選】 [with]

2017年03月23日(木) 18時30分配信

「難しそうだから」と、お手入れを敬遠しがちな冬物アイテム。でも、実は自分で簡単にできるメンテナンス方法はいっぱい! 一見キレイでも、汗や排気ガスなど衣類には見えない汚れがたくさん。洗いにくい冬物とはいえ、汚れを放置すると黄ばみや虫食いの原因に。そこで今回は、洗濯王子こと中村祐一さんが自宅洗いの方法を伝授! 外出先や自宅ですぐにできるお助けワザを紹介します!

イラスト/リョウカネヤス



困ったときの裏ワザ!



食べこぼしのシミの応急処置は「裏」から!

外食中のシミはその場で処置を。お店に食器洗い用洗剤を借りて水で3倍に薄め、ハンカチに含ませて汚れた面の裏から叩く。その際、表面に乾いたハンカチを当てて汚れを移す。おしぼりが塩素を含んでいると変色の可能性があるので要注意。

イラスト/リョウカネヤス

糸のほつれは切らずに「補修針」で!

ニットなどを引っかけて糸が飛び出てしまったら、「ほつれ補修針」で丁寧に裏側に入れ込んで直そう。補修針は手芸店や100円ショップなどでも購入できる。飛び出した糸をそのままにしたり切ったりすると、ほつれが広がってしまいます。

イラスト/リョウカネヤス

ニオイには「蒸気」が有効!

洗濯せず、手っ取り早くニオイを取りたいときは、蒸気のパワーを活用。入浴直後の浴室に30分ほど吊るそう。シャワー派の人なら、熱いシャワーを浴室全体にかけて湯気をおこして吊るす。30分経ったら、換気扇を回して衣類を乾かす。

イラスト/リョウカネヤス

ウールの毛玉は「T字カミソリ」で除去!

毛玉取り器はもちろん、T字カミソリでも毛玉は取れる。ニットをたるませずに張った状態で表面をなでるようにカミソリを当てると上手く毛玉が取れ、繊維も傷みにくい。ガムテープは繊維が傷んで新たな毛玉のもとになるので注意。
クリーニング店には「マッサージ店」から「外科医」まであります!

自宅で洗えないものはプロにお任せ。でもその技はクリーニング店によってさまざま。「体のメンテナンスに例えるなら、マッサージ店から外科医レベルまで対応できる範囲はさまざま。チェーン店同士は技術力に大差が出にくいのですが、個人店はお店ごとに技術力に差が出やすいんです。ブログやホームページなどに、店主やスタッフの考え方がしっかり書かれているお店だと、より信頼できる優良店が多いですよ」(中村さん)

教えてくれたのは

洗濯家 中村祐一さん
国家資格クリーニング師。「洗濯王子」の愛称で親しまれ、のべ2000人以上に直接洗濯方法のアドバイスを行い、テレビ等でも活躍中。『幸せを呼ぶスマート洗濯』(ポプラ社)、『おうちで簡単洗濯上手』(大泉書店)など著書多数。

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