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ドミニック・ローホー「素敵に歳を重ねるために大切にすべきこと」 [おとなスタイル]
2017年03月20日(月) 09時00分配信
ものをたくさん持っていると、ものに自分が縛られることになって疲れてしまう。
「人も、ものと同じです。“たくさん”は必要ありません」
世界中にファンを持つ、フランス人著述家で人気ミニマリストのドミニック・ローホーさんは、そう語った。
「人も、ものと同じです。“たくさん”は必要ありません」
世界中にファンを持つ、フランス人著述家で人気ミニマリストのドミニック・ローホーさんは、そう語った。
素敵な歳のとり方をしている人は、
自分を大切にしています。
あなたを取り巻くものや人に、
振りまわされてはいけません
おとなになれば、どうでもいいお喋りに何時間も付き合うのはやめにしましょう。若いときと違って、私たちには時間も体力も限られているのですから。人からの誘いを断って、時間、エネルギー、お金……とにかく「自分」を大切にすることを考えなければ。贅沢とは、着飾って女友達と高級レストランへ行くことではありません。本当の意味の贅沢とは、急がずゆっくり時間を過ごすこと。時間や行動の無駄遣いをしないこと。品質(日用品はもちろん、付き合う人との価値観なども)に妥協しないこと。ストレスを感じたり、疲れてしまう行為や付き合いを、はっきり断れる“自由” を持っていることです。
自分を大切にしています。
あなたを取り巻くものや人に、
振りまわされてはいけません
おとなになれば、どうでもいいお喋りに何時間も付き合うのはやめにしましょう。若いときと違って、私たちには時間も体力も限られているのですから。人からの誘いを断って、時間、エネルギー、お金……とにかく「自分」を大切にすることを考えなければ。贅沢とは、着飾って女友達と高級レストランへ行くことではありません。本当の意味の贅沢とは、急がずゆっくり時間を過ごすこと。時間や行動の無駄遣いをしないこと。品質(日用品はもちろん、付き合う人との価値観なども)に妥協しないこと。ストレスを感じたり、疲れてしまう行為や付き合いを、はっきり断れる“自由” を持っていることです。
「NO」はとてもポジティブな言葉。
「NO」はとてもパワフルな言葉。
「NO」が言えれば、大事なときに
人にエネルギーをあげられる
結局、NOが言えないのは弱い人なのです。自分に弱くて、人にも弱い。「これは私はしない」と自分自身にNOが出せれば、「今度の食事会には行きません」と他者にもNOを言うことができます。NOは強さ、なんです。YESと同じように、NOと普通に言えるようになれば、自信がつくから精神もパワフルになる。「NO」は自分を守る魔法の言葉。NOが言える強さを持てば、本当に必要な“ここ一番”のとき、誰かに自分のエネルギーや時間をたっぷりあげることもできます。
「NO」はとてもパワフルな言葉。
「NO」が言えれば、大事なときに
人にエネルギーをあげられる
結局、NOが言えないのは弱い人なのです。自分に弱くて、人にも弱い。「これは私はしない」と自分自身にNOが出せれば、「今度の食事会には行きません」と他者にもNOを言うことができます。NOは強さ、なんです。YESと同じように、NOと普通に言えるようになれば、自信がつくから精神もパワフルになる。「NO」は自分を守る魔法の言葉。NOが言える強さを持てば、本当に必要な“ここ一番”のとき、誰かに自分のエネルギーや時間をたっぷりあげることもできます。
毎日を機嫌よく生きたい。
それには自由でなければなりません。
自由であるためには、
荷物は軽いほうがいい。
人づきあいというのも整理が必要です
“プロミスブルー”と私は呼んでいますが、約束があるのは意外と大きなストレスなのです。逆に手帳になんの予定もないことが、どれだけ自由でハッピーか! 年齢を重ねたら、気分によって、今日は疲れているから家にいるとか、元気だったらバスや電車にパッと乗ってひとりでどこかへ行くとか、フレキシブルに日々を過ごしたいではないですか。
「そういうライフスタイルだから、ごめんなさい。予定がわからないの」
と公言していれば、「断る」ことが苦でなくなります。限りなく少ないもので暮らすのが心地良いように、人づきあいも少ないほうが気分よくいられます。もう、本当に会いたい人とだけ、会うことにしませんか? 100人よりも10人、もっといえばひとりが大事。そのほうが密度の濃い素敵な時間が過ごせます。
『おとなスタイル』Vol.6 2017冬号より
(撮影/大河内禎)
それには自由でなければなりません。
自由であるためには、
荷物は軽いほうがいい。
人づきあいというのも整理が必要です
“プロミスブルー”と私は呼んでいますが、約束があるのは意外と大きなストレスなのです。逆に手帳になんの予定もないことが、どれだけ自由でハッピーか! 年齢を重ねたら、気分によって、今日は疲れているから家にいるとか、元気だったらバスや電車にパッと乗ってひとりでどこかへ行くとか、フレキシブルに日々を過ごしたいではないですか。
「そういうライフスタイルだから、ごめんなさい。予定がわからないの」
と公言していれば、「断る」ことが苦でなくなります。限りなく少ないもので暮らすのが心地良いように、人づきあいも少ないほうが気分よくいられます。もう、本当に会いたい人とだけ、会うことにしませんか? 100人よりも10人、もっといえばひとりが大事。そのほうが密度の濃い素敵な時間が過ごせます。
『おとなスタイル』Vol.6 2017冬号より
(撮影/大河内禎)